トラウマ を 克服 する に は。 トラウマの記憶を克服する5つのステップ

【トラウマ】トラウマ克服の心得と適切な環境設定【克服】

トラウマ を 克服 する に は

うつ病やなど心の病や、 などに 「トラウマ」が深く 関わっていることが多いとわかってきました。 NHKの「ETV特集」や「クローズアップ現代」などで 特集された 「EMDR」と呼ばれる最新のトラウマ治療について 要点をまとめてお伝えしたいと思います。 トラウマとは トラウマという言葉は「心的外傷」として使われています。 肉体的、精神的に強烈なショックを受けた出来事によって 後々まで心の傷として心身に影響を及ぼします。 トラウマにより、異常な精神状態が引き起こされることを PTSD 心的外傷後ストレス障害 と呼んでいます。 幼いころに両親から受けた虐待や、同級生・部活の先輩 などから受けたいじめ、体罰などの暴力が原因になったり、 交通事故、戦争などの人災、先ののような 個人では避けられないような災害が原因になることもあります。 自分の命が危険にさらされたり、人間として耐えられない ような屈辱を受けたことがトラウマの原因と考えられます。 PTSDの症状 再体験 フラッシュバック トラウマとなった事件や出来事が、何度も脳裏に 蘇ってくる症状で、自分の意思では止められません。 トラウマ体験時と同じような状況が起きた時に、 激しい恐怖や動揺を感じ、冷や汗や 過呼吸などのパニック症状を起こします。 回避 トラウマの体験や記憶に精神が耐え切れず、 潜在意識や無意識と呼ばれる領域に 記憶を押し込めて忘れようとする症状です。 記憶につながることを無意識に避けるようになります。 過覚醒 トラウマ体験時の強いショックから、 安心感を感じることができずに、 常に強い緊張感を無意識に持ってしまう状態です。 神経が過敏になり、やなどの 症状が見られるようになります。 否定的な認知・気分 全く自分には責任のない出来事などでも などして苦しみます。 解離 受け止めきれないほどの辛い体験が繰り返されると、 心の中に架空の人物を作り上げ、その人物に トラウマが起きた時の記憶や苦痛をゆだねるように なります。 これが「解離」です。 本人も自分の中に複数の人物がいることに 気づいていますが、それぞれの人物が 受け持っている記憶を思い出すことはできません。 EMDRとは トラウマになった出来事を思い出しながら 眼球を左右交互に動かすと、苦痛が和らぐことを発見した フランシーン・シャピロという人が考案した治療法です。 EMDRは「眼球運動による脱感作と再処理法」と訳されます。 カウンセリングをしながら、眼球を左右に動かしたり、 手に振動を与えるなどの方法で、 患者に左右交互の刺激を与えます。 その刺激により、トラウマを思い出す時に生じる 強い苦痛が弱まってきます。 トラウマの治療とは、トラウマを完全に忘れさせる というわけではなく、思い出してもパニックになったり 感情が高ぶらないよう距離をとれるようにするものです。 EMDRのメリット これまでトラウマ治療は 「認知行動療法」が主に使われていました。 とは、トラウマになった事柄を焦点化して 何度も繰り返し言わせたり、聞かせたりして 距離をとるようにする治療法です。 しかし、この方法は、つらい出来事と 真正面から向き合うことになるので、 患者としては、とても苦しい治療になります。 認知療法の欠点を解消した治療法はこちら >> また、自分の感情などをうまく言葉にできない 子どもや発達障害の人たちなどは、トラウマを焦点化 すること自体が難しいというデメリットがありました。 しかし、このEMDRという治療法であれば、 トラウマとなった情景を漠然と思い浮かべるだけで 処理できるので、真正面からトラウマと 向き合うこともなく、言葉にする必要もありません。 EMDRでトラウマの症状を緩和しながら、 カウンセリングで認知行動療法を施していくという治療法が、 現在最も効果的と考えられているようです。 WHO 世界保健機関 では、 「患者の負担が 最も少ない治療法」としてEMDRを推奨しています。 EMDRのデメリット 治療者が少ない 日本ではまだEMDRの治療を行える人は 300~400人程度だそうで、専門家の育成が 急務となっています。 日本EMDR学会のホームページでは、 治療者のリストが掲載されています。 EMDRを受けてみたい方は参考にしてください。 料金は一回につき、1~2万円ほどかかります。 これが複数回になりますので、現時点では まだかなりの経済的負担と言えるでしょう。 EMDRによるトラウマ改善のメカニズム トラウマ体験を思い出している時の脳の血流を測定してみると、 右脳の感覚や感情を司る部分が活発になり、反対に 左脳の理性的に考えたり情報を処理する領域の活動が低下する ことが明らかになりました。 EMDRを行った後に血流を調べてみると、 興奮状態が消えていました。 なぜ興奮状態が消えるのかは現段階では まだ解明されてはいませんが、EMDRはトラウマ治療に 効果があることだけは実証されています。 以上のように、トラウマの体験が蘇ると、 理性的な脳の認知能力が衰えます。 理性的に判断できなくなるため、怖くなったり、 イライラしたりなど、過敏に反応してしまいます。 肉体にも原因不明の不調が現れ、原因も特定できず、 気分を紛らわしたい欲求も手伝って、 ドラッグやアルコール、自傷行為、拒食症などの 問題行動にもつながります。 脳の活動がアンバランスになると、 心と体に異常をきたすため、 EMDRで脳に左右交互の刺激を与え、 右脳の興奮状態や左脳の機能低下を和らげるわけです。 そのため、比較的早くバランスのとれた状態を取り戻し、 感情をコントロールし、過去の記憶を理性的に 処理することで、トラウマを克服できると考えられています。 早期発見、早期治療がなぜ良いのか 子どものうちにトラウマを克服することが重要なのは、 以下のようなメリットがあるからです。 ・子どものうちに治療したほうが治りやすい ・もトラウマが絡みやすいので、年を重ねるにつれて悪化しやすくなる ・将来的な社会的コストが低くなる 早期発見、早期治療が患者にとって トラウマの克服に効果的というのみならず、 国民一人一人の負担を減らす効果もあります。 治療を受けないまま大人になってしまうと、 将来、より多くの医療サービスを必要とする 可能性が増えます。 また、トラウマを抱えていると、怒りを潜在的に抱え込んでいる ことになりますので、犯罪をおかす確率も増えます。 すると、そのための費用もかかってしまいます。 福祉制度に頼るようになってしまえば、 さらに費用がかかります。 2012年の調べによると、虐待を受けた子どもに かかるコストの試算は1兆6千億円にも上るそうです。 これらは、日本の経済を圧迫する 重大な社会問題と言えるでしょう。 このような状態を避けるためにも、 子どものうちにトラウマを克服できるような 環境を整えることが急務となっています。 EMDRを行う上での注意点 トラウマ治療は、思い出したくない記憶を 無理やりフタをこじ開けて、思い出させる作業です。 そのため、個人で行うには危険が伴います。 必ず治療の資格を持つ専門家のもと、 EMDRを行うようにしてください。 また、うつ病の場合に限って言えば、EMDRで治るかどうかは、 原因がトラウマにあるかどうかによって変わります。 トラウマが原因ではないうつ病の場合は、 トラウマ治療をしても効果はないと言えるでしょう。 まとめ ・過去に受けた心の傷 トラウマ が、心身に深刻な影響を及ぼす ・EMDRと認知行動療法を合わせて行うことが効果的 ・EMDRはまだ治療者が少なく、費用も自己負担である ・EMDRは左右の脳のバランスを正常に戻すことでトラウマを解消する治療法 ・トラウマ治療は早期発見、早期治療が大切 ・EMDR治療は危険を伴うため、専門家のもとで行うこと 「EMDRは経済的負担が大きいのでハードルが高い…」 とお悩みの方は、以下の方法がお勧めです。 考え方を変えていくことで、トラウマの影響を軽減します。 >> 参考記事 >> 私の体験談が何かの役に立つかもしれません。 良かったらご覧ください。

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ジャイキリネタバレ最新553話確定【椿のトラウマを克服するきっかけは?】

トラウマ を 克服 する に は

カルマティックでファンタスティックだね。 とぼんやり考えてもらうためのヒントをお伝えします。 また、トラウマで悩んでいるひとにも読んでいただき参考になれば嬉しいです。 トラウマってやっかいですよね。 人それぞれ症状も違うし、心だから見えないし、しかも伝えるのにも勇気がいるし、そもそも気が付いていないこともあるし。 トラウマをつくった原因がわかるときもあるし、そうでないときもあるし。 まったく心はめんどくせーですね。 笑 これからお話するのは、基本的にぼくの主観だらけになります、そしてぼくは「専門科」や「専門医」ではないので、セカンドオピニオン的な勢いで、ヒントになるところだけをピックアップしてくださいね。 カウンセリングとトラウマの正体は? トラウマの正体ってなんだと思いますか?どんなイメージをしますか? 精神的なショックから生まれた心の傷。 っていうのが定義だとあるでしょう。 (身体的外傷との対義語として)心理的外傷なんてことばでも表現されます。 幼少期にイジメ受けたあるいは両親から身体的に傷つけられた結果心が病んだなんて、わかりやすい原因もあれば、遺伝的に刻み込まれていて、自分が無意識に作っていたトラウマもあります。 ぼくのイメージだと、トラウマは、広義の意味で、「 自分の思い込みやクセがつくったもう1人のあなた」です。 イジメを受けたから、人間なんてクソだと思い込むようになったあなた。 両親からバイオレンス的に傷つけられて人間不信に陥ったもう1人のあなた。 恋人から裏切られて、異性が怖くなったもう1人のあなた。 人によって感じ方や受け止め方は様々ですが、 自分のなかにいるもう1人の自分を勝手につくられたり、つくったりしたそれがトラウマなのかもしれません。 人それぞれの感覚なのでそのトラウマが強いも弱いも自分が決めていいでしょう。 トラウマの種類やパターン トラウマをつくる原因や出来事を多種多様ですが、パターン分けできそうなので、自分がどのトラウマかちょっと探してみるといいかもしれません。 ちょっとスピリチュアル系の話も入りますが、きらいな人は向き合わなくてOKです。 「現在」にできたトラウマ 今の人生であなたがつくったもう1人のあなたパターンです。 これはイメージしやすいですね。 傷つけられた「経験」がもとになっているので、想起もしやすい、実際にそれがどこで起きたかもいつつくられたのかもなんとなくわかります。 「遺伝」で引き継いだトラウマ 親から先祖からもらったトラウマもあります。 などなどです。 あれ?親ってお金に対してこういう感情を抱いているのか。 とか、親ってこういう性格の人を否定しガチだな。 とかですかね。 「カルマ」でつくったトラウマ スピリチュアルな話になりますが、カルマでつくったトラウマもあります。 ぼくのイメージだと、ほぼ全員あるんですが、気が付く人はまだまだ少ない印象です。 まあ、カルマって考え方自体、毛嫌いするひといそうですね(笑) 実は過去も未来もないというパラレルワールド的な話はここでは置いておいて、「過去世」であなたが引き継いで「今世」で(解消するために)もってきているトラウマくんもいます。 「魂」がつくったトラウマ こちらもスピリチュアルでいわれていることです。 ぼくらは、純粋な地球人というよりは、宇宙からの魂をもって生まれてきたひとがほとんです。 ようこそ、みんな宇宙人の世界へ笑 何度も何度も転生(生まれ変わり)をして、この地球を選んできているのですが、その魂が引き継いでいるカルマですね。 上の 「カルマ」(過去世)でつくったトラウマを地球でつくったモノ、 いま説明しているトラウマは宇宙でつくったトラウマ。 なんて大雑把に把握してみてもいいかもしれません。 (厳密にいえばちょっと違うんですが) なんとなくイメージできてきたでしょうか、今回は、「現在」&「遺伝」でつくったトラウマに焦点をあてて話を掘り下げてみましょう。 カルマティックなものは、ややこしい話になってきそうなので(笑)• トラウマって良いモノ?悪いモノ?カウンセリング治療は必要? みなさん、トラウマは苦しくて、きつくて、心の病で理解されなくて、しんどい。 そんな印象やイメージがあるんではないでしょうか。 ぼく自身、例えばイジメを受けたとか、親からセクシャルなハラスメントで一生モノの傷が残っているとか、そういう「体験」をしたことがありません。 なので、本当の意味において、苦しさを理解することが難しいのが本音です。 苦しい経験してないのに偉そうに!と思った方はこのあたりで読むのをやめておくと気分もスッキリしちゃうかもしれません。 ただ、感覚として痛みはなんとなくわかる気がしています。 うるせーよと思った方はすみません(笑) トラウマの本質は何か? トラウマは、あなたの思い込みやクセがつくったもう1人のあなたとお話しました。 その思い込みやクセは、外部の影響もあるし、突き詰めていけばそれさえもあなたの思い込みのこともあります。 トラウマのぼくのイメージは、 思い込みやクセに気付かせてくれるヒントあるいは、 あなたの中にもう1人あなたがいることがわかるカギのようなモノです。 だから、決して悪いモノではないし、たとえそれが外部的要因でつくられたとしても、憎むべきことでもないかもしれません。 「そんな風に言えるのはぼくが経験していないからだ。 」と言われればそれまでなんですけどね(笑)トラウマの内容によっては向き合うことにパワーも使うし、そもそもそんな体験思い出したくないひともいるでしょう。 もちろん、ぼくは無理やり向き合え!とか過去の自分を思い出せ!なんてことはいいません。 そうしたいならそうしてもいいんですが(笑) トラウマを作った「体験」や「経験」については思い出すとか誰かに話すとかは正直どちらでもよくて(むしろ忘れた方が楽になりますよねたぶん)、そのときの「感情」あるいは「あなた自身」と向き合う方が大切かもしれません。 カウンセリング治療ってトラウマ克服できるの? ぼくは、トラウマに関して、病院などでカウンセリング治療を受けたことがないので、わかりません。 結局自分をみつめまくることしかしなかったので。 もちろん、克服できるひともいるでしょう。 でも未だにカウンセリング治療があるってことはやっぱり同じアプローチでは克服できないひともいるってことですよね。 ぼくはヒーリングをやっていますが、 人によって合う合わないがあります。 カウンセリング治療もまったく一緒なのかなという感覚があります。 もし、カウンセリング治療を受けたことがあるよ。 こんな治療方法だったよ。 なんて方はこっそり教えてもらえると嬉しいです。 笑 トラウマが癒えないカウンセリング治療 一概に、こんなカウンセリング治療は無駄だ。 とか、やっても意味がないということはもちろん言えません。 それぞれ好みで選べばいいでしょう。 ただ、注意しておきたいのは、 あなたに苦痛を強いるようなカウンセリング治療は避けた方がいいかもしれません。 だって単純につらいじゃないですか。 トラウマを克服しにカウンセリング治療受けに来ているのに、つらい思いするとかちょっとわけわからない状況ですよね。 トラウマを克服するには自分に打ち勝て!とか苦しい経験をぶちまけろ!とかスパルタ治療を耳にしますが、それって無理やり感がすごくてキツそうでぼくだったらそっこー逃げます(笑) トラウマはそんなに攻撃的治療を求めていないことの方がほとんどです。 これはヒーリングで色々な方のお話を聞いてきたから断言しておきます。 もし、あなたがトラウマを克服しようとしていて 、無理矢理スパルタ治療を取り込んで、辛い自分に慣れようとしているのであればBダッシュ連打で逃走しまくりましょう。 逃げるが勝ちですね。 トラウマの「ひどさ」「強さ」は全く関係ありません。 心も人間も弱いので、そんなに痛めつけないであげてください。 優しくトラウマを克服するおすすめ方法 ここからは、ぼくがヒーリングでやっていることを交えながらおすすめトラウマ克服方法についてお話します。 トラウマって突き詰めるともう1人のあなたなので愛おしいモノですよ。 トラちゃんとかウマちゃんってとりあえず、呼んでおきましょう。 ここがスタート地点です。 そして 出来事に関しては、放置プレイです。 そこに関わった人(たち)とのことはとりあえず横に置いてみてください。 その人(たち)に対して、抱く感情にフォーカスしてください。 つまり、あなた自身にピントを合わせます。 トラウマをつくった人たちは確かにムカつくし、怒りやなんともいえない感情が込み上げてくることもあるかもしれません。 ただ、そのひとにフォーカスしてしまうと、 自分が無視されちゃいます。 大切なのは、「あなた」だけです。 時間がかかってもいいので、試しに分けてみてください。 これは簡単ですね。 ムカつく!とか悲しい!とか人それぞれです。 そしてその感情がわかったら、鳥になって、遠くから見つめてみてください。 「トラウマのあなた」と「トラウマをみているあなた」2人のあなたの誕生です。 人が信じられなくなったあなた、自分を愛せなくなったあなた、それぞれ色々なあなたが登場してきます。 「トラウマのあなた」が分裂していくイメージですね。 ここからは、あなたが決めることで、たくさんの「あなた」を、ただみてみるだけでも良いです。 肩の力を入れて向き合う必要はありません。 「ふーん、こんな自分いたんだなー。 」って程度でもいいでしょう。 よーーく観察してあげましょう。 観察するだけ色々なことがわかってくるひともいれば、そうでないひともいます。 ただそれさえもとりあえずふーん。 って思っておきましょう。 ここで、今の自分がこう考えていたのは、あのトラウマのわたしかー!なんて思えたらもうほぼ克服成功です(笑)そう思えなくてももちろんいいです。 いずれそうなってくるかもしれないし、そうはならないかもしれません。 あなたをあなたが客観視することで、きっとあなたのヒントになるはずですよ。 徹底的に自分を見つめて、徹底的に甘やかしてあげてみてください^^それがトラウマ克服の第一歩になるかもしれません。 自分を癒せるのも、自分を変えるのも、自分のトラウマを愛するのも憎むのも、結局自分だけなのかもしれませんね、そしてそこに無理矢理とか否定などのネガティブな感情は一切いりません。 ゆっくり手放して解放してあげてみてもいいかもしれません。 そもそも「克服」ってことば自体がトラウマに対してはてきせつではない気がしている自分もいます(笑)トラウマは打ち克つことも支配も屈服もせず、ただのあなただけなので。 だからそもそも治療も必要ないです。 気が付くだけでいいんです。 そして余力があるひとはそのトラウマのおかげで生まれたあなたを「いま」の自分に活かしてみましょう^^ 質問したいことなどあればやコメントで気軽に聞いてください!も受け付けております。

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トラウマ克服(試合、発表、会議、威圧的な上司)| メンタルトレーニング石井塾

トラウマ を 克服 する に は

嫌な記憶は危険回避をするため トラウマの原因については様々な説が唱えられているので一概には言えませんが、 嫌な記憶のフラッシュバックは「危険回避」をするためだという説があります。 命の危険を感じたとき、 あるいはそれと同じくらいの精神的ショックを受けたとき、 同じ危険を二度と繰り返さないための「危険回避」が本能的に体に刷り込まれると言われています。 たとえば子供の頃に犬に噛まれたことがトラウマとなり、 それ以降は犬が怖くて、可愛い小型犬の前でも足が竦んで動けなくなってしまった人がいるとします。 これは彼自身を危険 犬 から守るため、 たとえ頭では「人懐こい犬だから噛まれる心配はない」と理解していても、 もう犬には触らない、近づいてはいけないという「危険回避」が本能的に働くことで 足が竦んで動けなくなってしまうと考えられます。 ) トラウマはあなたを生かそうとしている トラウマが「危険回避」に必要なものだと理解できても、納得できる人は少ないと思います。 酷い場合はトラウマによるフラッシュバックが治らず普通の日常生活が送れない、 辛い記憶を何十年経っても忘れられないなど、 トラウマのせいで人生計画を狂わされた人も少なくないと思います。 それでもどうか、心をおおらかにして考えてみてください。 あなたを苦しめるトラウマを作り出しているのはあなた自身で、 それもあなたを危険から守るため、 あなたを生かすために作られているのがトラウマです。 ありがた迷惑かもしれませんが、 あなたを取り巻いて離れない嫌な記憶の数々は、 これ以上あなたが間違った判断をしないように、 同じ苦しみを繰り返さないように、 危険に晒さないように、 他でもないあなたのためを思って、必死に騒ぎ立てているだけなのです。 ) トラウマを克服する方法 あくまでトラウマが「危険回避」のためにあると仮定した場合に限られますが、 トラウマを和らげる、克服できると考えられる方法を2つ紹介します。 どちらも比較的荒療治な方法なので、心や体の健康を十分取り戻している時に実行してみてください。 ) 最悪な展開を想定してみる トラウマが本当に「危険回避」のためにあるならば、 私たちは知らず知らずのうちに、トラウマのおかげで今以上の悲劇を回避できている可能性もあります。 虫がよすぎる話かもしれませんが、ちょっと想像してみてください。 たとえば車の運転でうっかりスピードを出し過ぎた人が警官に見つかり違反切符を切られ、 街中で警官に説教されたことがあったとします。 彼はこの嫌な記憶を何年も忘れられず、無意識のうちにスピードを気にかけて運転するようになります。 もしあの日スピード違反で説教されなかったら、彼はうっかり危険な運転を何度も繰り返し、 最悪人の命を奪う事故まで引き起こしたかもしれません。 ) あなたはトラウマとなってしまった過去の悲劇に今も十分苦しめられていると思います。 その悲劇よりもっと悪い、 これより酷いことは起こらないのではないかという最悪の事態を想定してみてください。 現実味のない、ありえない展開ではなく、 本当に現実に起こったかもしれない範囲の、最悪の展開です。 ) そうして色々とイメージしてみると、 今の現実より悪い展開なんてたくさん思いつくのではないでしょうか。 あなたはまだ、運が良かった。 そう考えると少しだけでも心が軽くなると思います。 ) トラウマをもう一度再現する かなり荒療治な方法ですが、 トラウマの克服をサポートする多くのカウンセリング機関で採用されている方法です。 トラウマになってしまった過去の危機的状況に似た環境をもう一度再現し、 そこで当時はできなかった、できずに悔やまれた行動を実行することでトラウマを克服します。 たとえば上記で例に挙げたような「犬に噛まれた」トラウマを克服するためには、 もう一度実際の犬と触れ合い、「いつ犬に噛まれてもおかしくない」という状況を再現します。 そこで犬に噛まれることなく、犬との触れ合いを楽しいと感じることができれば 犬を「危険」としていた今までの常識が改められ、トラウマを克服できるようになります。 トラウマの状況を自分一人では再現できない、家族や友人には相談したくないという人は、 トラウマ克服のサポートをしてくれる最寄りのカウンセリング機関に相談されることをおすすめします。 ) トラウマ克服を助ける書籍 何年たっても忘れらないトラウマ、嫌な記憶がフラッシュバックする原理、トラウマの克服方法について詳しく書かれている書籍を紹介します。

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