ツイッター なりすまし被害。 なりすましとは?その原因や被害事例から対策方法を考える

もしSNSで“なりすまし”の被害にあったら・・・

ツイッター なりすまし被害

なりすましについて不安や懸念をお持ちですか?また、「なりすまし」という言葉にはどんな手口や被害を想像されますか?もしかするとあなたが想像されている「なりすまし」には、想像を超える被害実態やリスクがあるかもしれません。 この記事では、ネット上でのなりすましについて大きく2つの視点から手口や被害実態、対策を解説します。 その2つとは、• IDとパスワードを窃取されて自分になりすました攻撃者が不正ログインする• 自分になりすましたアカウントがSNSなどで勝手に作られてしまう というものです。 1つ目のなりすましは緊急に対策が必要ですが、2つ目のなりすましも放置しているとやがて大きな被害に発展する恐れがありますので、やはり見つけ次第手を打つ必要があります。 なりすましとは何なのか?• なりすまし攻撃者の目的とは?• なりすましから自分を守る方法とは? そんな疑問に順にお答えしていきます。 目次: 1. 後を絶たない、なりすまし被害 1-1. なりすましとは? なりすましとは、第三者が他人になりすまして行動することです。 ネット上での「なりすまし」と呼ばれる行為には、大きく分けて2つの種類があります。 1つ目は、本来のユーザーになりすまして不正にログインをした上で金銭的な被害などを及ぼす「なりすまし」です。 ネットバンキングに不正ログインされると勝手に送金されるなど深刻な被害に発展します。 事実上の乗っ取りです。 2つ目は、SNSなどで実在する他のユーザーと同名のアカウントを作り、そのユーザーになりすまして発言をしたりする行為です。 SNSが普及した今日では一般的に「なりすまし」はこちらの被害に対して用いられるケースが多数です。 1つ目は本来のユーザーが持つ権利を乗っ取ることで被害を及ぼし、2つ目は本来のユーザーであると騙ることで被害を及ぼすため、どちらも悪質な行為です。 1-2. なりすまし攻撃者の目的 なりすまし行為を働く攻撃者の目的とは、そもそもどんなものでしょうか。 前項でなりすましには大きく分けて2つの種類があると述べましたが、目的もその種類によって分けられます。 本来のユーザーになりすまして不正にログインをするなりすまし行為の目的の大半は金銭です。 SNSのアカウントを乗っ取って友達登録されている人にプリペイドカードの購入を依頼したり(LINE乗っ取り)、勝手に広告を掲載したり(Facebook乗っ取り)といった行為も、最終的な目的は金銭です。 また、他人になりすまして不正アクセスなどを行い、自らの不正行為の濡れ衣を着せるという目的も散見されます。 もう1つのなりすましである、他人の名前を騙るような手口の目的は、本物のユーザーが発言したように見せかけて悪口を投稿したりすることから、嫌がらせや信用失墜などが考えられます。 その他にFacebookでよく見られるようななりすましの事例では、有料サイトや詐欺サイトへの誘導を目的とした投稿をされることもあります。 1-3. なりすましによって様々な犯罪が可能になる なりすましは、さまざまな犯罪行為の入り口になっています。 不正に取得したIDとパスワードを使ってネットバンキングなどのサービスにログインするのは金銭を窃取する犯罪に直結しています。 その他にも他人になりすまして犯罪行為をすることにより、なりすましの被害にあった人が犯罪者として摘発されてしまった事例もありました。 この場合は、最終的な目的である犯罪行為の当事者が誰であるかを隠蔽し、「足」が付きにくくすることが目的です。 LINEのアカウントを乗っ取ることによって本物のユーザーと親しい関係の人にプリペイドカードの購入を依頼する事件が多発したことがありましたが、これもプリペイドカードという形で金銭を騙し取る犯罪行為の手段としてなりすまし行為が悪用されています。 なりすまし犯罪の主な手口 2-1. フィッシング詐欺 本来のユーザーになりすまして不正にログインをするには、その人が使用しているIDやパスワードといったアカウント情報を何らかの方法で取得する必要があります。 そのために用いられる手段のひとつが、フィッシング詐欺です。 銀行やクレジットカード会社、SNSなどのログインページとそっくりのページを作り、そこにユーザーを誘導した上でログイン情報を入力させ、そこで取得した情報をもとに不正ログインをした上で不正送金や乗っ取りなどの悪事を働きます。 フィッシング詐欺については手口の傾向や、それを踏まえた対策で防御することができます。 詳しくは「」も併せてお読みください。 2-2. 総当たり攻撃、アカウントリスト攻撃 パスワードを窃取するために、考えられる文字列を片っ端から試す手口です。 総当たり攻撃 ブルートフォースアタック とは文字通り文字列を順に試していく方法で、アカウントリスト攻撃とは別のネットサービスなどから流出、窃取によって手に入れたIDとパスワードのセットを使ってログインを試みる方法です。 いずれも本物のユーザーになりすまして不正使用することが目的で、ログインに成功されてしまうと深刻な被害に発展します。 総当たり攻撃についての危険性、対策についての詳細は「」をご覧ください。 2-3. LINE乗っ取り 今や国民的な通信インフラにもなっているLINEでは、アカウントの管理が甘い人を狙ったLINE乗っ取りが横行した時期がありました。 現在では少なくなってきているとは言え、乗っ取られたアカウントによってグループLINEが作られ、宣伝に使われるなどの被害などが依然として後を絶ちません。 親しい人のLINEアカウントが乗っ取られると、攻撃者はその人になりすまして悪事を働くため本物のユーザーだと勘違いしてしまうことも多く、SNSだからこそ成立してしまう犯罪だと言えます。 LINE乗っ取りについては、対処法や未然に防ぐ対策をまとめた記事があります。 「」は、LINEを利用している人すべてに当てはまることなので、こちらにも目を通しておいてください。 2-4. Facebook乗っ取り 他人のFacebookアカウントに不正ログインをして本人になりすまし、勝手に投稿する手口が続発しています。 投稿の内容は大半が広告で、その内容はレイバンのサングラスをはじめとする高級ブランド品のコピー商品を販売するサイトへ誘導するものが多く見られます。 こちらは実際に筆者の友人になりすましたFacebook上からのイベント招待で、筆者以外にも同様に友人が招待されています。 内容はレイバンのコピー商品を販売するサイトへ誘導するものでした。 2-5. なりすましメール 銀行やカード会社などになりすました差出人でメールを送信し、そこにあるURLをクリックするとフィッシング詐欺のページに誘導する手口があります。 目的はもちろん、そこに入力されたIDとパスワードの窃取です。 他にも迷惑メールでありながらメールを開封させるために大手企業などの名前を騙っている場合もあります。 いずれも不審なメールであることに変わりはありません。 2-6. 通販詐欺 人気アーティストのコンサートチケットなど、いわゆるプラチナチケットと呼ばれるようなチケットの売買を偽装した詐欺事件が相次いでいます。 こうした詐欺事件の舞台となっているのがネット上の売買サイトやSNSなどで、他人になりすます手口が多用されています。 チケットを売りたい人と買いたい人それぞれになりすまし、売買を成立させるものの代金だけは自分のところに振り込ませる事件が発生し、その構図を描いた中心人物が中学生であったことが大々的に報道されました。 この事件ではなりすましの被害に遭った人が誤認逮捕される事態にまで発展しました。 ネットオークションなどでも同様の事例は起きており、個人同士が顔の見えない相手と金銭のやり取りをすることのリスクが改めて浮き彫りになっています。 2-7. 有名人のアカウントなりすまし SNS上で有名人のアカウントになりすました偽アカウントの事例が頻発しています。 よくあるのはTwitterで、有名人と全く同じ名前のアカウントを作成、そこに勝手に投稿をすることで有名人になりすまして注目を集めるという手口です。 攻撃者の目的はさまざまです。 アメリカではトランプ氏が大統領選に勝利した際に「おめでとう」と書き込まれたクリント・イーストウッドのツイートが偽アカウントによるなりすましであることが発覚、ニュースでも報道されました。 この場合は政治的なメッセージを有名人の名前を騙って拡散させることが目的だったと思われます。 その他にも有名アイドルや俳優、文化人や経営者などでも被害が発生しており、注目を集めたいだけの愉快犯からイメージの失墜を狙ったものまで、その目的は多岐にわたります。 2-8. 他人の名前を騙るネット活動 有名人ではなくても、Twitterなどで一般の人になりすまして悪口を書き込まれるなどの被害も発生しています。 友人や恋人、ビジネスなどの人間関係に悪影響を及ぼそうとする嫌がらせが目的であることが多く、本物のユーザーが知らない間になりすましアカウントの発言だけが独り歩きをすることあるので、非常に悪質です。 また、Facebookではなりすましによって本物に近いアカウントを作り上げた上で詐欺行為に及ぶケースが続発しています。 他人の名前を騙るなりすまし行為については、次章で詳しく解説します。 SNSで他人の名前を騙る「なりすまし」 3-1. なぜ、一般人になりすますのか FacebookやLINEなどでしばしば問題になるのが、一般の人の名前を騙るなりすまし行為です。 LINE乗っ取りの目的は友達同士という人間関係によって警戒心を解き、友達になりすましてプリペイドカードなどの金品を騙し取ることであると述べました。 Facebookのなりすましとは、ターゲットと同じ名前のアカウントを作成した上でターゲットが友達登録をしている人に友達申請を送り、すでに友達登録をしている人が勘違いをして再び承認することを狙います。 そうして本物に近いアカウントを作り上げた上で、有料サイトやワンクリック詐欺、フィッシング詐欺などに誘導しようとします。 Twitterで続発しているなりすましでは、なりすましアカウントを使って悪口を投稿したりすることで嫌がらせをする被害が多く見られます。 SNSのなりすましは有名人だけの話と思われがちですが、実は一般の人にも多くのリスクが潜んでいるのです。 3-2. SNSで自分のなりすましアカウントを見つけたら通報を 普通にSNSを利用しているだけでは自分がなりすましの被害に遭っていることは発見しにくいので、定期的に自分と同じ名前で検索をしてみることをおすすめします(これをエゴサーチといいます)。 万が一そこで自分になりすましているアカウントを見つけたら、SNSの運営会社に通報の手続きを取ってください。 日々多くの通報が届いているようなので即対応は望めないかも知れませんが、なりすましの事実を認知していることを運営側に伝えておくことは被害発生時に自分とは無関係であることも証明できる材料になります。 ・ ・ ・ 4. なりすましから財産、情報を守る8大対策 4-1. ID、パスワードを入力する時には本物のサイトかチェックを 普段使っているネットバンキングなどのログインページが本物であるかどうかを疑ってかかることはほとんどないと思いますが、わずかなことであっても何か違和感がないかチェックすることや、現在表示されているページのURLが本物かどうかのチェックをすることを習慣づけるとフィッシング詐欺のリスクを大幅に低減させることができます。 URLから偽物を見破る方法については、「」に詳しい解説があります。 4-2. メールの差出人のチェックと、安易にURLをクリックしない メールの差出人は、発信時の設定によって自由に変えることができます。 誰でも簡単に有名企業や有名サービスの名前を名乗ることができるので、そこにある名前がおなじみの名前になっていたとしても、それだけでそのメールが本物である証明にはなりません。 有名な企業やサービス名を少し変えたような名前を差出人にしているようなケースもあります。 こちらのメールは、実際に配信された迷惑メールです。 ノートンセキュリティも迷惑メールであることを検知していますが、差出人を見ると「高橋」となっており高橋さんという知り合いや関係者がいる人であれば、間違って開封するかも知れません。 さらに、差出人のメールアドレスには「nttstore. net」というNTTに関係していると思わせるような紛らわしいドメインが使われています。 メールの本文を見ると不審な内容であることが一目で分かりますが、もっと巧妙な文章でURLをクリックさせようとする手口もあるので、要注意です。 さらにこのURLからは「huluyahoo. com」というURLになっており、HuluとYahoo! という有名なサービスに関係していることを錯覚させようとする意図も見て取れます。 4-3. パスワードは複雑な文字列する 本物のユーザーになりすまして不正にログインをするには、本物のユーザーが使っているパスワードが必要です。 パスワードを破られてしまう(知られてしまう)と攻撃者の意のままになってしまいますので、パスワードを強固なものにしておく必要があります。 文字数を多くして、さらに数字とアルファベット、さらに記号を混ぜるなど複雑な文字列にすることでパスワードを破るのが困難になるので、なりすましを防止するためにぜひ実践してください。 4-4. パスワードを定期的に変更し、使い回さない 「2-2. 総当たり攻撃、アカウントリスト攻撃」で解説したアカウントリスト攻撃は、他のネットサービスなどから流出したIDとパスワードがなりすましに悪用されます。 パスワードを他のサービスを使い回している場合、それが流出してしまうと他のネットサービスでもなりすましのリスクが高くなります。 パスワードを定期的に変更するようにしておけばアカウントリスト攻撃のリスクを低くすることができますし、使い回しをしないようにすれば1つのネットサービスでログイン情報が流出してしまったとしても、他のネットサービスが危険に晒されることがありません。 4-5. 二段階認証、二要素認証を設定する IDとパスワードを入力するだけでなく、その上でワンタイムパスワードを入力したり、別途送信されるメールにある認証コードを入力するなど、1回もしくは1つの要素だけでログインできないようにするのは、なりすましの防止にとても効果的です。 2段階のログインで認証する方法を二段階認証、2つの要素で認証する方法を二要素認証といいます。 いずれもセキュリティ効果が高いので、「」も併せてお読みになり、理解を深めていただければと思います。 4-6. (SNSなりすまし対策)知らない人からの友達申請、メッセージを疑う FacebookやTwitter、LINEなどを舞台としたSNSの乗っ取りは、「知らない人からの友達申請」や「知っている人からの不審なメッセージ」などが被害の端緒となっています。 知らない人からの友達申請は無視もしくは削除するのが基本ですが、知っている人からのメッセージや友達申請であっても、それが本物なのか、なりすまし犯からのものではないのかという疑いの目を持つようにしましょう。 4-7. (通販詐欺対策)個人売買は相手の身元確認を徹底 チケット転売やネットオークションなど、個人売買サイトを舞台とした詐欺事件は、お金を振り込む前に相手の身元をいかに確認できるかが結果を大きく左右します。 金額が万単位になる場合は振り込む前に電話で連絡を取る、相手の住所をGoogleマップで調べて実在するのかをチェックするなど、最低限の身元確認はしておくべきでしょう。 4-8. 定期的にエゴサーチをする エゴサーチというのは、自分の名前で検索をしてみて自分のことが悪く書かれたりしていないかをチェックすることです。 有名人がよくやっていることですが、一般人であってもSNSのなりすましが多発しているので、検索エンジンと代表的なSNSの両方でエゴサーチをしてみることをおすすめします。 SNSで自分になりすましている悪質なアカウントを発見したら、「3-2. SNSで自分のなりすましアカウントを見つけたら通報を」で解説している方法で、早急に通報をしておきましょう。 まとめ なりすましの手口と被害、対策について2つの「なりすまし」という視点で解説してきました。 特にSNSなどでのなりすまし行為が有名人だけをターゲットとしたものではないことに、衝撃を受けられた方も多いのではないでしょうか。 IDとパスワードを窃取されたことによるなりすましには有効な対策がありますが、自分になりすましたアカウントを勝手に作られることについては、根本的な対策がありません。 定期的なエゴサーチと通報のみが対策となるので、地道ではありますが常に「自分は本当に大丈夫か」というセキュリティの意識を持ちましょう。 , あなたは現在、パソコンの動きが遅い、ソフトがすぐに落ちる、重要なデータが開けない、 などのおかしな症状に悩まされていませんか? 近年、ネット犯罪が増加し、様々なトラブルが発生しています。 「自分は大丈夫だろう」と対策を怠った結果、 知らないうちに、悪質なウイルスに感染してしまうことも少なくありません。 あなたのパソコンが安全かどうかを調べるもっとも確実な方法は、セキュリティソフトを使った『ウイルススキャン』です。 この方法は、以下のようなメリットがあります。 ボタンひとつで、パソコン全体を簡単にスキャン• ファイルを隅々まで調べ、ウイルスを高確率で検出• 危険なウイルスを発見次第、そのまま駆除 ノートンセキュリティは30日間 最大60日間 無料で最新版がご利用いただけます。 今すぐインストールして、ウイルススキャンをしてみてください。

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誹謗中傷対策マニュアル|誹謗中傷ドットネット

ツイッター なりすまし被害

なりすましとは? なりすまし(成り済まし)とは、他人のフリをして活動をすることです。 ネット上では一般的に、他人の名前や盗用したパスワードを利用して会員制のサイトやSNSで悪事を働くことを指します。 SNS上でなりすましによるトラブルが発生することが多く、他にも通販サイトでも行われることがあります。 例えば、ネットショッピングのサイトで盗用した他人のIDやパスワードを利用して入り込み、さらに不正して入手したクレジットカードの番号で買物をするケースがあります。 次項では、SNSの中でも多くの人が利用する「ツイッター(Twitter)」でのなりすまし事例をご紹介します。 ツイッターのなりすまし被害事例 ツイッターなどのSNSのなりすまし被害は、芸能人やスポーツ選手などの著名人で目立ちます。 しかし、実際は有名人や一般人問わず、トラブルは発生しています。 有名人のなりすましトラブル事例 被害が目立つ有名人のなりすましの事例では、早稲田実業高校(東京都)から2018年にプロ野球・日本ハムファイターズにドラフト1位で入団した清宮幸太郎選手も被害に遭ったことがあります。 早稲田実業高校に在学中の頃、ツイッターで清宮選手になりすました何者かが、「目指すはメジャー。 プロには興味がありません。 」とツイート。 当時、清宮選手は甲子園で活躍し、卒業後の進路が大きく注目されていただけに物議を醸し、早稲田実業高校が調査に乗り出す事態になりました。 一般人のなりすましトラブル事例 なりすましの被害は、有名人だけではありません。 ごく普通の一般の人にも被害は降りかかることがあります。 2017年12月に中学校の男性教師が、同校の男子生徒にツイッター上でなりすまし、同校の女子生徒を誹謗中傷する書込みをしていたことがわかりニュースとなりました。 男性教師は、女子生徒に対して「顔で損しているよな」「あの体型で、あの嫌われようでよく学校に来られると思う」などとツイート。 他にもわいせつな内容の投稿もしていました。 写真:tuisumasi-2 なりすまし加害者の目的 ツイッターなどネット上に蔓延るなりすましですが、加害者はなぜそのような行動をするのでしょうか。 以下の3つの理由が考えられます。 実際に嫌がらせを目的にしたなりすましで、大きなトラブルに発展した事例があります。 【出来心が大事件に発展したケース】 X校のA君は、Y校のB君と不仲でした。 A君は、軽い気持ちでB君になりすまし、Y校のC君が「スーパーで万引きをしている」とウソの情報を書き込んでしまいました。 そのことでC君は万引き犯と疑われることに…。 C君が、B君に問い詰めた結果、書込みはB君でないことがわかりました。 調査を進めていくと、A君がB君になりすましてウソの情報を書込みしたことが明るみになり、X校とY校の学校間同士のトラブルへと大きく進展してしまいました。 他人になりすまし、本人が既にツイッター上で友達になっている人へダイレクトメッセージ(DM)で連絡をして、有料サイトに誘導する手口があります。 理想の自分になれる ツイッターなどのSNS、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)などの掲示板は匿名で利用できることが多く、実際は誰が投稿しているのかがわからない場合があります。 そのような特性を利用して、理想の自分になりすますケースがあります。 例えば、憧れの芸能人やスポーツ選手になりすます例もこれに該当することが考えられます。 その有名人になった気持ちになり、まるで本人になったかのようにツイッター上で発言を繰り返す行為です。 有名人へのなりすましだけではなく、自分の理想像に近い身近な人になりすます場合もあります。 なりすましは犯罪になる?問われる罪 なりすましアカウントに勝手に顔写真を載せられた場合、肖像権の侵害やプライバシーの侵害に該当する可能性があります。 また、なりすまして本人の社会的評価を下げるような発言をすると名誉毀損罪に問われることも考えられます。 ツイッターへなりすましの被害報告 ツイッターは、なりすまし被害にあった場合の「報告フォーム」を設けています。 なりすましを報告する方法は簡単で、問題のアカウントのプロフィールから直接サイト運営側に連絡を入れることが可能です。 問題のプロフィールの画面右上にある をクリックします。 次に「私や他の利用者のなりすましをしている」を選択し、「次へ」をクリックします。 この方法は、サイト運営側から本人確認の資料などの提出を求められる場合があります。 ですが、問題のアカウントのプロフィールから短時間で手軽に通報ができる仕組みになっており、問題解決への第一歩となります。 裁判でなりすましのアカウントを削除できる? 前項では、問題のアカウントから直接サイト運営側に通報する方法をご紹介しました。 これは簡単にできる方法ですが、被害者は問題を報告するだけに留まり、アカウントの削除などの判断は、サイト運営側に委ねられます。 【参考】なりすましアカウント、米国ツイッター社に削除命令の判決 さいたま地方裁判所は2017年10月、何者かに自分になりすましたアカウントを作成された女性が、米国ツイッター社に削除を求めた仮処分の申し立てで、さいたま地裁は同社に削除を命じる決定を下しました。 なりすましアカウントのプロフィールには、被害女性の実名が掲載され、さらに実在するAV女優と同一人物であるかのようなウソの情報が記載されていました。 写真:tuisumasi-3 開示請求 なりすましの被害を受け、加害者に心当たりがないような場合は、「開示請求」という法的な手続きで犯人を特定できる可能性があります。 開示請求とは、相手が持っている情報を提示させる手続きを指します。 ネット上のトラブルでは、SNSや掲示板のような匿名性の高いサイトでのトラブルで、犯人を特定するために用いられることがあります。 弁護士に相談して問題解決! お伝えしたように、なりすましトラブルを解決するには裁判を起こす方法もあります。 そのため、弁護士に依頼することは有効的な解決法のひとつです。 ネット上でのなりすましや誹謗中傷問題が後を絶たない中、ネット上のトラブルを強みにして活動する弁護士がいます。 弁護士に相談することで、スムーズに問題解決に向かうことが期待できます。 また、サイト運営側やなりすましの犯人とさらなるトラブルになった場合でも、代わりに対応してくれるなど心強い存在となります。 もし、なりすましなどのネット上のトラブルで悩んでいる場合は、そのような弁護士に相談することが問題解決への一番の近道となることでしょう。 次の記事 2018. 07 関連する記事• 2019. 03 転職口コミサイトは、これから面接へ向かう企業の情報を事前に知ることができ、求職者にとっては貴重な情報収集源になっています。 しかし一方で誹謗中傷の[…]• 2018. 28 TVや雑誌等で『炎上』と聞くことは増えました。 しかし、『炎上』の、そもそもの明確な定義はご存知でしょうか。 平井智尚氏、田代光輝氏、折田明子氏、荻[…]• 2018. 12 残酷な殺人や巨額な詐欺など世間を震撼させる事件から、スポーツやエンタメニュースまで…。 日々、さまざまなニュースが報じられ、私たちはそれをテレビや新聞、[…]• 2019. 19 著作権侵害について簡単に分かるように解説していきたいと思います。 目次 1. 著作物と著作権1. 著作物とは1. 著作権とは2[…]• 2019. 16 SNS (ソーシャルネットワーキングサービス)の急速な普及により、自分の声をネット上に、自由に発信することができるようになった現代。 こうした中で他人[…].

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高城亜樹なりすまし、本人が被害届出せない不思議 警察見解は「被害者はツイッター社」: J

ツイッター なりすまし被害

ある日突然「カープ女子」が… 午後5時、JR広島駅で待ち合わせた。 近くのマツダスタジアムに向かうカープファンでごった返す駅前に小柄な女性が現れた。 「はじめまして。 古田ちさこと申します」。 2014年、ユーキャン新語・流行語大賞トップ10に選ばれた「カープ女子」。 その代表として表彰式に招かれた3人のうち1人が古田さん(33)だ。 3人は、テレビ局や新聞社から取材された時のカープへの愛情あふれるコメントが「ガチすぎる」とネットで話題を呼び、「カープ女子・神3(かみスリー)」と呼ばれた。 東京都内の会社に勤める古田さん。 「カープ女子」として注目された後、プロ野球関連のテレビ番組やイベントへの出演依頼が急増した。 今は会社の仕事とタレント活動を両立しながら、1ファンとしてカープの応援を続けている。 #ニュース4Uはあなたと共に深掘り取材する企画です。 声をお寄せください。 古田さんが、SNSに自分の「なりすまし」がいることに気づいたのは今年4月末。 教えてくれたのは友人だった。 「これほんもの?」 友人からのLINEにはインスタグラムの画面を保存したスクリーンショットが添付されていた。 アカウント名は「chisako」。 「プライベート用仲良しのみ」という説明が添えられ、古田さんがツイッターに載せていた顔写真が勝手に使われていた。 なりすましだ。 古田さん慌てて友人に「ぎゃーにせものー!」と返信。 友人からは「あぶねーw」と返事が来た。 自分のツイッターで「インスタのこちら(のアカウント)は偽物です」とつぶやくと、2日後、「なりすまし」のインスタグラムのアカウントは消えていた。 偽のLINEアカウントに誘導 だが、「なりすまし」がLINEにもいたことが他の友人からの指摘で分かった。 古田さんによると、インスタグラムに偽のアカウントを作った「なりすまし」は、古田さんの本物のインスタグラムのフォロワーに対し、「LINEのIDが変わった」というダイレクトメール(DM)を送信。 偽のLINEアカウントに誘導し、LINEでやりとりを続けたという。 「『なりすまし』は私の複数の友人に『眠れない』というメッセージを送っていました。 返信すると、『会いたい』というメッセージが来るそうです。 そのあと……」と言いかけ、古田さんの言葉が詰まった。 そのままやりとりを続けた友人には、ひわいな言葉や画像が送られていたという。 インスタグラム、ツイッター、LINE、フェイスブック。 複数のSNSにアカウントを持つ古田さんは、以前にも数回「なりすまし」の被害に遭ったという。 偽のアカウントに気づいたことをSNSで発信すると、「なりすまし」は間もなくネットから消えた。 だが、球場で面識のないカープファンから「メッセージありがとう」と声をかけられたこともある。 「どうやら『なりすまし』を私だと信じている人もいるようです」。 古田さんは「いったい何が目的なのか。 大切な人間関係や自分のイメージを勝手に壊されていると感じます」と話す。 プロレス団体、悪役レスラーも被害 困っているのは個人だけではない。 新日本プロレスは今年3月、団体の公式ツイッターや所属するレスラーたちのSNSの「なりすまし」が現れたとして、注意喚起する文章を公式ホームページに掲載した。 広報担当者によると、新日本プロレスは2012年にスマートフォンゲームなどを手がける「ブシロード」(東京都中野区)の傘下に入り、レスラーにもツイッターなどで自ら情報を発信することを奨励した。 その結果、SNSを活用する選手が増えた一方、3年ほど前から「なりすまし」の被害も増え始めたという。 「なりすまし」にはその都度、DMで警告するなどしているが、いたちごっこが続いてきた。 今回被害に遭ったのは、あるベテランの悪役レスラー。 相手は新日本プロレスの団体アカウントをブロックしており、DMを送ることもできなかった。 そこで公式ホームぺージを使って注意喚起したところ、多くのファンがツイッター社への「通報」に協力してくれて、「なりすまし」アカウントは凍結されたという。 「レスラーは自己プロデュースが大事な仕事。 SNSも重要な役割を占めており、『なりすまし』には頭を悩ませている」と広報担当者は言う。 運営各社、アカウント停止や永久凍結も 「なりすまし」の被害に遭った場合、どうすればいいのか。 SNSを運営する各社に取材すると、いずれも「個別のケースについてはプライバシーの問題から答えられない」と前置きした上で次のような回答があった。 インスタグラムとフェイスブックはそれぞれの利用規約で、他人になりすますことを禁止している。 両社の広報を担当するPR会社によると、「なりすまし」アカウントを発見した場合、ホームぺージやアプリを通して両社に報告すれば、専任のチームが内容を確認し、必要と認められればアカウントを停止するという。 ツイッターでも「なりすまし」は禁止されており、報告があった場合、独自の調査をし、必要と判断すればアカウントを永久凍結するなどの対応をとるという。 LINEも被害があった場合には窓口に通報するよう案内している。 同社広報は「知人など、人間関係がある人からのなりすましは回避が難しい」と説明。 なりすまし防止のため「別のSNSなど、不特定多数の人が参照する場所に自分のLINEアカウント情報を掲載しないようにして欲しい」としている。 弁護士「スクショで証拠残して」 ネットやSNSのトラブルに詳しく、ユーチューブで法律解説の動画を公開している久保田康介弁護士(32)=兵庫県弁護士会=は、「SNSで自分の『なりすまし』を発見した場合、まずは画面のスクリーンショットを撮影し、証拠を残してください」と助言する。 ネット上の写真を使えば誰でも簡単に「なりすまし」を始めることができる。 逃げるのも簡単だ。 対処しようと思った頃には『なりすまし』アカウントがすでに削除されていることもある。 そこで、まずは証拠を残すことが必要だと久保田さんは強調する。 久保田さん自身、記者が取材を申し込んだ数日前に自らの「なりすまし」がいることに気づいたという。 自身は使っていないインスタグラムに、自分の顔写真を勝手に使って「久保田オフィシャル」を名乗っているアカウントがあることをツイッターのフォロワーが教えてくれたのだ。 「なりすまし」アカウントに名誉毀損(きそん)や不法行為は見られなかったものの、「不穏な動きをするようなことがあれば、弁護士として全力で戦います」と久保田さん。 「なりすまし」が「犯罪予告をしたり、金銭を要求したりすれば、すぐに警察に相談するべき」と助言する。 なりすましに気づくためには、ネットで自分の名前を検索するいわゆる「エゴ(自己)サーチ」を定期的にするべきだという。 「SNSをやっていない人こそ要注意。 本人のSNSだと勘違いされても、訂正することができない。 幅広い世代がSNSに接する機会が増えているので、定期的にチェックしてほしい」 いたずらやマナー違反のような書き込みでも、弁護士に相談すれば、相手を特定して裁判をし、認められれば書き込みを削除することもできる。 ただ、「相談内容によりますが、数万~数十万円の費用がかかり、期間も半年以上かかることがあります」。 「デジタル・タトゥー」の怖さ SNSトラブルや、インターネットを通じた企業の風評被害対策に取り組む河瀬季(とき)弁護士(37)=第二東京弁護士会=はこう指摘する。 「ほとんどのなりすましは、対象へのあこがれや愛情の裏返しで迷惑行為を行う一般人。 一部、まぎらわしいサイトに誘導するなど営利目的の場合もあるが、警告さえすれば迷惑行為をやめることが多い」 ただ、「なりすまし」が送ったうそのメッセージが他のSNSや掲示板に転載されると、一気に拡散する「炎上状態」を引き起こす可能性があるという。 「SNSや掲示板の書き込みは、真実かうそかに関わらず、拡散されると『デジタル・タトゥー』となってネットに残り続けます」 「デジタル・タトゥー」とは、ネット用語で、多数のサイトに拡散され、削除することが難しくなった書き込みのこと。 河瀬弁護士によると、メッセージはワンクリックで拡散出来るが、削除はSNSの運営会社などに1件1件申請が必要で、全てを削除しない限り新たに拡散される可能性が残るという。 「有名なSNSだと対処法もはっきりしているが、海外の会社が運営する掲示板などに拡散するとたちまち対処が難しくなる。 早めに動くことが大事です」 河瀬さんは、個人や企業の依頼を受け、月100本以上の書き込みやWEBサイトの削除に取り組んでいる。 裁判を行わずに対応することも多く、書き込んだ人が特定できれば直接警告し、そうでなければ掲示板の管理人やサーバーを管理する会社に働きかけ、迷惑な書き込みを削除させることもあるという。 「ITの発達で、個人も会社もSNSとは無関係ではいられない世の中になった。 被害者に全く非がなくても行われる『なりすまし』は負の側面だ。 公式LINE@アカウントで取材班と個別にやりとりができます。 お気軽にお寄せください。

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