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鬱先生総受け

どうも。 読書ブロガーのひろたつです。 今まで数々の名作本のまとめ記事を上梓してきたが、遂にこのジャンルにまで手を出す日が来るとは…。 今回の記事はみんなが大っ嫌いな「鬱小説」にスポットを当ててみた。 題して、 【トラウマ確実】精神に深刻なダメージを与える最強の鬱小説16選 である。 スポンサーリンク 蠱惑的な鬱小説の世界 世の中には数え切れないほどの小説があるが、中にはこちらの心にダメージを与えることを狙っているとしか思えないような「 鬱小説」が存在する。 ひとたびページを開けば、そこに待っているのは予想を遥かに 下回った不快感の荒波である。 その破壊力に晒されたものは、瞬時にして心をズタズタにされる。 読後はしばらくの間、何かにつけては何度も思い返し、「あぁ…」と絶望的な気分を味わうことになる。 俗に言うトラウマである。 そう、 日常生活に侵食してこそ鬱小説である。 きっと世の中の大多数の人には理解できないだろう。 なんでわざわざ本を読んでまで不快な気分を味わなければいけないのだと。 だがこれがまた不思議と病み付きになる。 心にダメージを負うのは間違いない。 だけれども、その痛みを受けてもまた味わいたい魅力がそこにはあるのだ。 そして、 鬱小説でしか触れられないもの、理解できないことが確かにある。 ダメージを食らった作品をまとめてみた ということで、そんな言葉では表せない魅力を備えた オススメの鬱小説を紹介したいと思う。 自分で書いといてなんだけど、「オススメの鬱小説」ってひでえ言葉だな。 紹介方法としては、 ・本の内容をざっくりと ・鬱レベル のふたつを記しておく。 まず内容に関しては、詳しくは明記しない。 私は基本的にネタバレをしたくないし、心の準備ができない状態の方が、より深刻なダメージを得られるからだ。 (そんなもん得たくない人は、Amazonのレビューなどを参考に) あと、鬱レベルに関しては以下を参考にしていただきたい。 鬱にマイルドもクソもないが。 トラウマ確実。 ことあるごとに思い出すレベル。 悪い意味で人生の伴侶になる。 心が弱い人が読むと本当に病気になる可能性があるのでご使用にはくれぐれもご注意を。 ちなみに、キツすぎて私が途中で挫折した作品も含まれている。 では、以上を踏まえた上で作品紹介に移るとしよう。 スポンサーリンク さまよう刃 避暑客が去り冷たい秋風が吹き始めた九月のメイン州の避暑地。 ニューヨークから六人の男女が休暇をとって当地にやって来る。 最初に到着したのは書箱編集者のカーラ。 すこし遅れて、彼女の現在のボーイフレンドのジム、彼女の妹のマージーとそのボーイフレンドのダン、そしてカーラのかつてのボーイフレンドのニックとそのガールフレンドのローラが到着した。 六人全員が到着した晩に事件は勃発した。 アメリカンホラーのテンプレを踏襲したかのような作品。 正直、思い出すだけで吐き気を催すぐらい不快な描写の連続である。 これは耐性がある人じゃないとキツイかも。 それだけに強烈な信者も抱える変態作家ジャック・ケッチャムの代表作である。 ちなみに、ほとんど原型はないけれども実際の事件を元にしている。 過度の教育圧力に潰れたエリートの息子、酒に溺れて親に刃物を向ける男、母親を奴隷扱いし、ゴミに埋もれて生活する娘……。 究極の育児・教育の失敗ともいえる事例から見えてくることを分析し、その対策を検討する。 現代人必読、衝撃のノンフィクション。 この記事ではノンフィクションも紹介していく。 やはり現実に今もどこかで起こっているという事実は、読者の心にじっとりとした不快感をもたらす。 親子関係とは言えども、結局は他人である。 どれだけ血の繋がりがあろうとも、関係が上手くいくかどうかは未知数なのだ。 壊れた心に親の愛情なんてものはまったく太刀打ちできない。 そこに必要なのは適切な治療である。 つまりプロフェッショナルの仕事だ。 残酷だがそれが純然たる事実であり、我々が知っておかなければならないことなのだ。 彼女はなぜ殺されなくてはならなかったのか。 そして何を残したのか。 被害女性の生涯に寄り添いながら、事件に迫る長編ノンフィクション。 映画化もされた『 』の作者である大崎善生氏の作品である。 小説家でもありノンフィクション作家でもある彼の手によって語られる、被害者女性の暖かな生涯と最悪の結末は、この世の中の理不尽さをこれでもかと突き付けてくる。 著者自身「この作品を書くために作家になった」と言い切るだけあり、一度読んだら忘れることはできない衝撃をもたらす作品である。 家族が同じ目に遭ったら…と想像すると地獄でしかない。 捜査上に浮かんだ平凡な家族。 一体どんな悪夢が彼等を狂わせたのか。 「この家には、隠されている真実がある。 それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かされなければならない」。 刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は? 家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。 紛れもなく感動作なのだが、とある登場人物が信じられないぐらい不快で、怒りで身が裂けそうになる。 東野圭吾は読者の心理を誘導するのがとんでもなく上手いので、彼が「不快感」側に舵を切るとこんな物語ができるのだろう。 困ったものである。 介護など家族にまつわる問題を絡めているので、ついつい自分の身に置き換えて読んでしまうことだろう。 「いゃあっ! 貴子は悲鳴を上げ、生首を蹴り上げた。 「お父さん! 優太が、赤い飛沫を上げながら排水口に転がる生首を慌てて拾い上げた。 手伝わされた優太は完全に壊れていた。 この場で繰り広げられている地獄絵図は、富永の存在なしには起こり得るはずがなかった。 洗脳、私刑、殺人、死体解体そして驚愕のラスト。 全然好きな作家ではないのだが一応紹介。 この作品、実はそこまでしっかりとは読んでいない。 というのも、とにかく不快な描写の連続なのだ。 エンタメにはある程度の残酷さやグロさが必要になるときもある。 だからこそ、こぞって作家陣は極端に暴力的な描写を盛り込んできたりする。 目立ちたいからだ。 でもやりすぎると陳腐になる。 当然、面白い作品にはならない。 この作品はまさにそれである。 作者の浅はかさがモロに出ている。 ただ、実際にあった胸糞悪くなる事件をモチーフにしているので、鬱小説としての機能だけでいえば優秀である。 明るい人柄と巧みな弁舌で他人の家庭に入り込み、一家全員を監禁虐待によって奴隷同然にし、さらには恐怖感から家族同士を殺し合わせる。 まさに鬼畜の所業を為した天才殺人鬼・松永太。 人を喰らい続けた男の半生と戦慄すべき凶行の全貌を徹底取材。 渾身の犯罪ノンフィクション。 上で紹介した『殺し合う家族』の元ネタがこちら。 日本の犯罪史上でも最悪のレベルに入るであろう「北九州・連続監禁殺人事件」を追ったノンフィクションである。 本当にこんなことが起こったのかと疑いたくなるが、結局はそれは自分の心を守りたいからそう考えるだけである。 この残虐極まりない事件は実際に起こったのだ。 やはり現実の事件が与えるダメージは甚大である。 トラウマ必至の作品なので、気合を入れて読んでもらいたいと思う。 それにしても、こんな苦しい事件と向き合いきった作者のプロ根性には脱帽である。 私だったら、途中で自殺していると思う。 それくらい最悪な作品である。 恵まれた頭脳と容姿を持ちながら、生きる現実感が乏しい葛城。 複雑な家庭環境ゆえ、孤独な日々を送る神原。 世間への違和感を抱える三人の少年たちは、どこへ向かうのか。 少年犯罪をテーマに中学生たちの心の軌跡を描き切った衝撃のミステリー長編。 鬱小説と言えば貫井徳郎である。 日本きっての鬱小説の名手である。 彼の作品はどれを読んでも鬱描写ばかり。 鬱に取り憑かれた作家である。 しかしながら彼は恐ろしく文章が巧みなのが特徴で、どんなにキツイ描写が続いたとしても「早く先が読みたい!」と思わてしまうのだから驚きである。 とにかくめちゃくちゃ面白い作品を書くのが貫井徳郎なのだ。 彼の作品の中でも特に鬱要素が強いのがこちらの『空白の叫び』である。 特に中巻の絶望感は凄まじい。 電気も水も止まった一室で餓死させた父親。 奔放な性生活の末に嬰児2人を殺し、遺体は屋根裏へ隠す母親。 「愛していたのに殺した」という親たち、その3代前まで生育歴をさかのぼることで見えて来た真実とは? 家庭という密室で殺される子供たちを追う。 子持ちになったからか、やたらと普段から「虐待」の文字を見かけるようになった。 子供が傷つく描写がやたらと胸に堪えるようになってしまい、そういった作品が読めなくなってしまった。 著者の石井光太氏は日本でも有数のノンフィクションライターで、私は彼の大ファンなので、かなり気合を入れてこの作品を読むことにした。 その結果…後悔。 あまりにも悲しすぎる事件と、悲しすぎる親たちの人生に、胸をかきむしりたくなった。 強烈な内容なので、読む手を止めることができなくなるのだが、読み終わった後に何度も思い出しては溜息を吐くことになってしまった。 やるせないにもほどがあるだろう…。 子どもたちは、身体や心に残る虐待の後遺症に苦しみながらも、24時間寄り添ってくれる里親や同じ境遇の子どもと暮らし、笑顔を取り戻していく「育ち直し」の時を生きていた。 文庫化に際し、三年後の子どもたちの「今」を追加取材し、大幅加筆。 第11回開高健ノンフィクション賞受賞作。 虐待をテーマにした本をもう一冊。 こちらの作品はネットでもかなりオススメされる機会が多いので、ご存じの方もいらっしゃるのではないだろうか。 虐待によって子供たちがどのように「壊れて」しまうのか。 そして里親の苦しみ。 作中で語られる、「虐待されていた子供が、里親にも虐待されてしまう」という事実は、あまりにも衝撃的だったが、考えてみれば当然ともいえることだ。 虐待されて壊れてしまった子供を養育するのは、並大抵の作業ではない。 読み進めるのが本当に苦しい作品だが、日本中の誰もに読んでもらいたい名作である。 苦かったとしても、目を背けてはならないことだってあるのだ。 当時、12歳のわたし デイヴィッド は、隣の家に引っ越して来た美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。 メグと妹のスーザンは両親を交通事故で亡くし、隣のルース・チャンドラーに引き取られて来たのだった。 隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、ルースが姉妹を折檻している場面に出会いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。 キングが絶賛する伝説の名作。 ベスト・オブ・鬱小説。 わざわざ紹介するまでもないかもしれない。 ジャック・ケッチャムの悪名を世に知らしめるキッカケになった超問題作。 しかもこれがほとんど実話だというのだからさらに胸糞悪い。 ヴィレッジヴァンガードで取り扱ってるのを何度か見かけたけど、売り場の担当者は本当に読んだのかと疑ってしまった。 とても人様にオススメできる作品ではない。 警視庁の環敬吾は特殊工作チームのメンバーを集め、複数の死亡事件の陰に殺し屋の存在がないか探れと命ずる。 社会性の強いテーマとエンターテインメントが融合した「症候群三部作」の掉尾を飾る傑作! もういっちょ貫井作品を紹介。 東野圭吾も『さまよう刃』で取り上げていた「復讐」をテーマにした鬱小説である。 さきほど紹介した『空白の叫び』を超える面白さを有しており、この記事で紹介している作品の中では一番純粋にオススメできる作品である。 ただし、面白さも折り紙付きだが、鬱レベルもなかなかなのでご注意を。 しかし、人生における一発逆転を狙って、ついに小説家デビュー。 かつての級友の死を題材に小説を発表するが…作者の実人生を思わせる、青春ミステリ小説。 この記事で紹介している他の作品とはちょっと毛色の違う鬱が楽しめる作品。 鬱が楽しむものなのかどうかという議論はひとまず置いておこうじゃないか。 『黄金色の祈り』では凄惨な虐待描写や暴力描写があるわけではない。 では一体何がそんなに鬱なのかと言うと、若かりし頃の「黒歴史」的な痛々しさである。 思い出すと「あぁ…」と声が出てしまうような嫌な思い出があなたにもないだろうか?そんな出来事で満たされたのがこの作品である。 お分かりいただけるだろうか。 実は私はあまりこの作品ではそこまでダメージを負うことはなかったのだが、2ちゃんねるの書籍板などで感想を読む限り、人によってはかなり強烈なダメージを与えるらしい。 なので人によっては相当な鬱体験をもたらす作品である。 あなたに大当たりすることを願うばかりである。 鬱レベル? 弥勒世(みるくゆー) 施政権返還直前の沖縄、那覇。 英字新聞リュウキュウ・ポストの記者・伊波尚友は、ある日ホワイトとスミスと名乗る2人のアメリカ人から反戦活動に関するスパイ活動を迫られる。 離島出身ゆえに幼少の頃から差別を受け、沖縄にも日本本土にも憎悪を募らせる尚友は、グリーンカードの取得を条件に承諾。 馳星周の作品ではたびたび残酷な描写が出てくるが、それでも基本的に悪人とかクズが痛い目に遭っているだけのことが多いので、そこまで鬱にならなかった。 むしろ痛快なぐらい。 でもこちらの『弥勒世』に関しては、キツすぎて読み飛ばしてしまった。 一応最後までは読んだけれど、とあるシーンが本当に…もう…。 どんな脳みそしてたらあんな描写が思いついて、書けるんだろう。 馳星周作品は基本的にどれも大好きだけれど、これは大っ嫌い。 でも記憶にこびりついて仕方ないから困る。 現行犯で逮捕されたのは、19歳の少年だった。 殺人を「鰻を捌くより簡単」と嘯くこの男は、どのようにして凶行へと走ったのか? 暴力と憎悪に塗り込められた少年の生い立ち、事件までの行動と死刑確定までの道のりを、面会と書簡を通じて丹念に辿る著者。 そこで見えた荒涼たる少年の心の闇とは…。 人間存在の極北に迫った、衝撃の事件ノンフィクション。 読んでて一番キツかったのはこの作品である。 タイトルには「告白」と書いてあるが、この犯人、まったく胸の内を明かしていない。 正真正銘のクソ野郎である。 私たち普通の人は、良くも悪くも普通の目線でしか物事を見ることが出来ないし、世界はある程度理解できるもので満ちていると思ってしまいがちである。 しかしながら、確実にこの世には理解が及ばないような存在がいて、そこには倫理の欠片も道徳心の気配もない。 もしかしたら犯人の彼は、人間という生き物に現れたバグのような存在なのかもしれない。 陳腐な言葉だが、同じ人間とは思えない。 まさにそんな感想を持った。 最悪な人間が最悪な事件を起こし、何も理解させてくれない、という絶望しか感じられない作品である。 あまりにも強力なラインナップに目眩がしそうである。 鬱小説と一口に言っても、上質なエンタメ作品もあれば、凄惨な事件を追った作品、社会問題を提示する作品、 ただただ読んだことを後悔させるだけの作品などさまざまである。 どんな作品を手に取るかはあなた次第であり、わざわざ自ら進んで不快な思いをしたくない人は、鬱小説を避けることも選択肢のひとつだろう。 ただ、これまで数々の鬱小説を読んできた私はちょっと思うことがある。 この世の中には美しいものが溢れている。 その一方で、醜いものや目を背けたくなるようなものもたくさん存在している。 それらは普段、私たちの目に見えないように、上手に隠されているだけである。 そのどちらもがこの世界の姿なのだ。 綺麗なものばかりを見ていれば気持ちがいいかもしれない。 だけれどもそれでいいのだろうか?気持ちが良ければそれでいいのだろうか。 私にはそう思えない。 苦しくても知らなければならないこともあるだろうし、だからこそ大切なものの価値を理解することができるようになるのだと思う。 もし自分の大事な人が同じ目に遭ったとしたら? そのために自分は何をすべきか? どんな時間を過ごすべきか? そして、どんな自分になるべきか? 人生に必要なのは、問いである。 答えではないのだ。 避けて通れてしまうことだからこそ、逃げずに真正面から受け止めることに価値があるのだと信じたい。 そんなことを思いつつ、この記事を終わりにする。 summer39191628.

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#ゲーム実況者 #○○の主役は我々だ! 夢見半ばに鬱を見る【wrwrd軍パロ】

鬱先生総受け

どうも。 読書ブロガーのひろたつです。 今まで数々の名作本のまとめ記事を上梓してきたが、遂にこのジャンルにまで手を出す日が来るとは…。 今回の記事はみんなが大っ嫌いな「鬱小説」にスポットを当ててみた。 題して、 【トラウマ確実】精神に深刻なダメージを与える最強の鬱小説16選 である。 スポンサーリンク 蠱惑的な鬱小説の世界 世の中には数え切れないほどの小説があるが、中にはこちらの心にダメージを与えることを狙っているとしか思えないような「 鬱小説」が存在する。 ひとたびページを開けば、そこに待っているのは予想を遥かに 下回った不快感の荒波である。 その破壊力に晒されたものは、瞬時にして心をズタズタにされる。 読後はしばらくの間、何かにつけては何度も思い返し、「あぁ…」と絶望的な気分を味わうことになる。 俗に言うトラウマである。 そう、 日常生活に侵食してこそ鬱小説である。 きっと世の中の大多数の人には理解できないだろう。 なんでわざわざ本を読んでまで不快な気分を味わなければいけないのだと。 だがこれがまた不思議と病み付きになる。 心にダメージを負うのは間違いない。 だけれども、その痛みを受けてもまた味わいたい魅力がそこにはあるのだ。 そして、 鬱小説でしか触れられないもの、理解できないことが確かにある。 ダメージを食らった作品をまとめてみた ということで、そんな言葉では表せない魅力を備えた オススメの鬱小説を紹介したいと思う。 自分で書いといてなんだけど、「オススメの鬱小説」ってひでえ言葉だな。 紹介方法としては、 ・本の内容をざっくりと ・鬱レベル のふたつを記しておく。 まず内容に関しては、詳しくは明記しない。 私は基本的にネタバレをしたくないし、心の準備ができない状態の方が、より深刻なダメージを得られるからだ。 (そんなもん得たくない人は、Amazonのレビューなどを参考に) あと、鬱レベルに関しては以下を参考にしていただきたい。 鬱にマイルドもクソもないが。 トラウマ確実。 ことあるごとに思い出すレベル。 悪い意味で人生の伴侶になる。 心が弱い人が読むと本当に病気になる可能性があるのでご使用にはくれぐれもご注意を。 ちなみに、キツすぎて私が途中で挫折した作品も含まれている。 では、以上を踏まえた上で作品紹介に移るとしよう。 スポンサーリンク さまよう刃 避暑客が去り冷たい秋風が吹き始めた九月のメイン州の避暑地。 ニューヨークから六人の男女が休暇をとって当地にやって来る。 最初に到着したのは書箱編集者のカーラ。 すこし遅れて、彼女の現在のボーイフレンドのジム、彼女の妹のマージーとそのボーイフレンドのダン、そしてカーラのかつてのボーイフレンドのニックとそのガールフレンドのローラが到着した。 六人全員が到着した晩に事件は勃発した。 アメリカンホラーのテンプレを踏襲したかのような作品。 正直、思い出すだけで吐き気を催すぐらい不快な描写の連続である。 これは耐性がある人じゃないとキツイかも。 それだけに強烈な信者も抱える変態作家ジャック・ケッチャムの代表作である。 ちなみに、ほとんど原型はないけれども実際の事件を元にしている。 過度の教育圧力に潰れたエリートの息子、酒に溺れて親に刃物を向ける男、母親を奴隷扱いし、ゴミに埋もれて生活する娘……。 究極の育児・教育の失敗ともいえる事例から見えてくることを分析し、その対策を検討する。 現代人必読、衝撃のノンフィクション。 この記事ではノンフィクションも紹介していく。 やはり現実に今もどこかで起こっているという事実は、読者の心にじっとりとした不快感をもたらす。 親子関係とは言えども、結局は他人である。 どれだけ血の繋がりがあろうとも、関係が上手くいくかどうかは未知数なのだ。 壊れた心に親の愛情なんてものはまったく太刀打ちできない。 そこに必要なのは適切な治療である。 つまりプロフェッショナルの仕事だ。 残酷だがそれが純然たる事実であり、我々が知っておかなければならないことなのだ。 彼女はなぜ殺されなくてはならなかったのか。 そして何を残したのか。 被害女性の生涯に寄り添いながら、事件に迫る長編ノンフィクション。 映画化もされた『 』の作者である大崎善生氏の作品である。 小説家でもありノンフィクション作家でもある彼の手によって語られる、被害者女性の暖かな生涯と最悪の結末は、この世の中の理不尽さをこれでもかと突き付けてくる。 著者自身「この作品を書くために作家になった」と言い切るだけあり、一度読んだら忘れることはできない衝撃をもたらす作品である。 家族が同じ目に遭ったら…と想像すると地獄でしかない。 捜査上に浮かんだ平凡な家族。 一体どんな悪夢が彼等を狂わせたのか。 「この家には、隠されている真実がある。 それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かされなければならない」。 刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は? 家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。 紛れもなく感動作なのだが、とある登場人物が信じられないぐらい不快で、怒りで身が裂けそうになる。 東野圭吾は読者の心理を誘導するのがとんでもなく上手いので、彼が「不快感」側に舵を切るとこんな物語ができるのだろう。 困ったものである。 介護など家族にまつわる問題を絡めているので、ついつい自分の身に置き換えて読んでしまうことだろう。 「いゃあっ! 貴子は悲鳴を上げ、生首を蹴り上げた。 「お父さん! 優太が、赤い飛沫を上げながら排水口に転がる生首を慌てて拾い上げた。 手伝わされた優太は完全に壊れていた。 この場で繰り広げられている地獄絵図は、富永の存在なしには起こり得るはずがなかった。 洗脳、私刑、殺人、死体解体そして驚愕のラスト。 全然好きな作家ではないのだが一応紹介。 この作品、実はそこまでしっかりとは読んでいない。 というのも、とにかく不快な描写の連続なのだ。 エンタメにはある程度の残酷さやグロさが必要になるときもある。 だからこそ、こぞって作家陣は極端に暴力的な描写を盛り込んできたりする。 目立ちたいからだ。 でもやりすぎると陳腐になる。 当然、面白い作品にはならない。 この作品はまさにそれである。 作者の浅はかさがモロに出ている。 ただ、実際にあった胸糞悪くなる事件をモチーフにしているので、鬱小説としての機能だけでいえば優秀である。 明るい人柄と巧みな弁舌で他人の家庭に入り込み、一家全員を監禁虐待によって奴隷同然にし、さらには恐怖感から家族同士を殺し合わせる。 まさに鬼畜の所業を為した天才殺人鬼・松永太。 人を喰らい続けた男の半生と戦慄すべき凶行の全貌を徹底取材。 渾身の犯罪ノンフィクション。 上で紹介した『殺し合う家族』の元ネタがこちら。 日本の犯罪史上でも最悪のレベルに入るであろう「北九州・連続監禁殺人事件」を追ったノンフィクションである。 本当にこんなことが起こったのかと疑いたくなるが、結局はそれは自分の心を守りたいからそう考えるだけである。 この残虐極まりない事件は実際に起こったのだ。 やはり現実の事件が与えるダメージは甚大である。 トラウマ必至の作品なので、気合を入れて読んでもらいたいと思う。 それにしても、こんな苦しい事件と向き合いきった作者のプロ根性には脱帽である。 私だったら、途中で自殺していると思う。 それくらい最悪な作品である。 恵まれた頭脳と容姿を持ちながら、生きる現実感が乏しい葛城。 複雑な家庭環境ゆえ、孤独な日々を送る神原。 世間への違和感を抱える三人の少年たちは、どこへ向かうのか。 少年犯罪をテーマに中学生たちの心の軌跡を描き切った衝撃のミステリー長編。 鬱小説と言えば貫井徳郎である。 日本きっての鬱小説の名手である。 彼の作品はどれを読んでも鬱描写ばかり。 鬱に取り憑かれた作家である。 しかしながら彼は恐ろしく文章が巧みなのが特徴で、どんなにキツイ描写が続いたとしても「早く先が読みたい!」と思わてしまうのだから驚きである。 とにかくめちゃくちゃ面白い作品を書くのが貫井徳郎なのだ。 彼の作品の中でも特に鬱要素が強いのがこちらの『空白の叫び』である。 特に中巻の絶望感は凄まじい。 電気も水も止まった一室で餓死させた父親。 奔放な性生活の末に嬰児2人を殺し、遺体は屋根裏へ隠す母親。 「愛していたのに殺した」という親たち、その3代前まで生育歴をさかのぼることで見えて来た真実とは? 家庭という密室で殺される子供たちを追う。 子持ちになったからか、やたらと普段から「虐待」の文字を見かけるようになった。 子供が傷つく描写がやたらと胸に堪えるようになってしまい、そういった作品が読めなくなってしまった。 著者の石井光太氏は日本でも有数のノンフィクションライターで、私は彼の大ファンなので、かなり気合を入れてこの作品を読むことにした。 その結果…後悔。 あまりにも悲しすぎる事件と、悲しすぎる親たちの人生に、胸をかきむしりたくなった。 強烈な内容なので、読む手を止めることができなくなるのだが、読み終わった後に何度も思い出しては溜息を吐くことになってしまった。 やるせないにもほどがあるだろう…。 子どもたちは、身体や心に残る虐待の後遺症に苦しみながらも、24時間寄り添ってくれる里親や同じ境遇の子どもと暮らし、笑顔を取り戻していく「育ち直し」の時を生きていた。 文庫化に際し、三年後の子どもたちの「今」を追加取材し、大幅加筆。 第11回開高健ノンフィクション賞受賞作。 虐待をテーマにした本をもう一冊。 こちらの作品はネットでもかなりオススメされる機会が多いので、ご存じの方もいらっしゃるのではないだろうか。 虐待によって子供たちがどのように「壊れて」しまうのか。 そして里親の苦しみ。 作中で語られる、「虐待されていた子供が、里親にも虐待されてしまう」という事実は、あまりにも衝撃的だったが、考えてみれば当然ともいえることだ。 虐待されて壊れてしまった子供を養育するのは、並大抵の作業ではない。 読み進めるのが本当に苦しい作品だが、日本中の誰もに読んでもらいたい名作である。 苦かったとしても、目を背けてはならないことだってあるのだ。 当時、12歳のわたし デイヴィッド は、隣の家に引っ越して来た美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。 メグと妹のスーザンは両親を交通事故で亡くし、隣のルース・チャンドラーに引き取られて来たのだった。 隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、ルースが姉妹を折檻している場面に出会いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。 キングが絶賛する伝説の名作。 ベスト・オブ・鬱小説。 わざわざ紹介するまでもないかもしれない。 ジャック・ケッチャムの悪名を世に知らしめるキッカケになった超問題作。 しかもこれがほとんど実話だというのだからさらに胸糞悪い。 ヴィレッジヴァンガードで取り扱ってるのを何度か見かけたけど、売り場の担当者は本当に読んだのかと疑ってしまった。 とても人様にオススメできる作品ではない。 警視庁の環敬吾は特殊工作チームのメンバーを集め、複数の死亡事件の陰に殺し屋の存在がないか探れと命ずる。 社会性の強いテーマとエンターテインメントが融合した「症候群三部作」の掉尾を飾る傑作! もういっちょ貫井作品を紹介。 東野圭吾も『さまよう刃』で取り上げていた「復讐」をテーマにした鬱小説である。 さきほど紹介した『空白の叫び』を超える面白さを有しており、この記事で紹介している作品の中では一番純粋にオススメできる作品である。 ただし、面白さも折り紙付きだが、鬱レベルもなかなかなのでご注意を。 しかし、人生における一発逆転を狙って、ついに小説家デビュー。 かつての級友の死を題材に小説を発表するが…作者の実人生を思わせる、青春ミステリ小説。 この記事で紹介している他の作品とはちょっと毛色の違う鬱が楽しめる作品。 鬱が楽しむものなのかどうかという議論はひとまず置いておこうじゃないか。 『黄金色の祈り』では凄惨な虐待描写や暴力描写があるわけではない。 では一体何がそんなに鬱なのかと言うと、若かりし頃の「黒歴史」的な痛々しさである。 思い出すと「あぁ…」と声が出てしまうような嫌な思い出があなたにもないだろうか?そんな出来事で満たされたのがこの作品である。 お分かりいただけるだろうか。 実は私はあまりこの作品ではそこまでダメージを負うことはなかったのだが、2ちゃんねるの書籍板などで感想を読む限り、人によってはかなり強烈なダメージを与えるらしい。 なので人によっては相当な鬱体験をもたらす作品である。 あなたに大当たりすることを願うばかりである。 鬱レベル? 弥勒世(みるくゆー) 施政権返還直前の沖縄、那覇。 英字新聞リュウキュウ・ポストの記者・伊波尚友は、ある日ホワイトとスミスと名乗る2人のアメリカ人から反戦活動に関するスパイ活動を迫られる。 離島出身ゆえに幼少の頃から差別を受け、沖縄にも日本本土にも憎悪を募らせる尚友は、グリーンカードの取得を条件に承諾。 馳星周の作品ではたびたび残酷な描写が出てくるが、それでも基本的に悪人とかクズが痛い目に遭っているだけのことが多いので、そこまで鬱にならなかった。 むしろ痛快なぐらい。 でもこちらの『弥勒世』に関しては、キツすぎて読み飛ばしてしまった。 一応最後までは読んだけれど、とあるシーンが本当に…もう…。 どんな脳みそしてたらあんな描写が思いついて、書けるんだろう。 馳星周作品は基本的にどれも大好きだけれど、これは大っ嫌い。 でも記憶にこびりついて仕方ないから困る。 現行犯で逮捕されたのは、19歳の少年だった。 殺人を「鰻を捌くより簡単」と嘯くこの男は、どのようにして凶行へと走ったのか? 暴力と憎悪に塗り込められた少年の生い立ち、事件までの行動と死刑確定までの道のりを、面会と書簡を通じて丹念に辿る著者。 そこで見えた荒涼たる少年の心の闇とは…。 人間存在の極北に迫った、衝撃の事件ノンフィクション。 読んでて一番キツかったのはこの作品である。 タイトルには「告白」と書いてあるが、この犯人、まったく胸の内を明かしていない。 正真正銘のクソ野郎である。 私たち普通の人は、良くも悪くも普通の目線でしか物事を見ることが出来ないし、世界はある程度理解できるもので満ちていると思ってしまいがちである。 しかしながら、確実にこの世には理解が及ばないような存在がいて、そこには倫理の欠片も道徳心の気配もない。 もしかしたら犯人の彼は、人間という生き物に現れたバグのような存在なのかもしれない。 陳腐な言葉だが、同じ人間とは思えない。 まさにそんな感想を持った。 最悪な人間が最悪な事件を起こし、何も理解させてくれない、という絶望しか感じられない作品である。 あまりにも強力なラインナップに目眩がしそうである。 鬱小説と一口に言っても、上質なエンタメ作品もあれば、凄惨な事件を追った作品、社会問題を提示する作品、 ただただ読んだことを後悔させるだけの作品などさまざまである。 どんな作品を手に取るかはあなた次第であり、わざわざ自ら進んで不快な思いをしたくない人は、鬱小説を避けることも選択肢のひとつだろう。 ただ、これまで数々の鬱小説を読んできた私はちょっと思うことがある。 この世の中には美しいものが溢れている。 その一方で、醜いものや目を背けたくなるようなものもたくさん存在している。 それらは普段、私たちの目に見えないように、上手に隠されているだけである。 そのどちらもがこの世界の姿なのだ。 綺麗なものばかりを見ていれば気持ちがいいかもしれない。 だけれどもそれでいいのだろうか?気持ちが良ければそれでいいのだろうか。 私にはそう思えない。 苦しくても知らなければならないこともあるだろうし、だからこそ大切なものの価値を理解することができるようになるのだと思う。 もし自分の大事な人が同じ目に遭ったとしたら? そのために自分は何をすべきか? どんな時間を過ごすべきか? そして、どんな自分になるべきか? 人生に必要なのは、問いである。 答えではないのだ。 避けて通れてしまうことだからこそ、逃げずに真正面から受け止めることに価値があるのだと信じたい。 そんなことを思いつつ、この記事を終わりにする。 summer39191628.

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