グラス コーマ スケール。 {世界標準} グラスゴーコーマスケール(GCS)

意識レベルの評価≪判定方法や書き方≫|看護師 転職 30代~40代≪口コミ好評ランキング≫

グラス コーマ スケール

1、意識障害とは 意識障害とは意識が混濁していて、覚醒か認知のどちらか、もしくは両方に障害が起こっている状態のことです。 意識は覚醒と認知の2つで構成されています。 外界からの刺激や呼びかけに反応がない、もしくは鈍い場合は、覚醒に障害が起こっています。 また、周囲の状況を正しく認識できない状態は、認知に障害が起こっています。 つまり、意識障害は外界からの刺激に反応が悪かったり、周囲の状況を正しく認識できていない状態と言えるでしょう。 1-1、意識障害の種類 意識障害は「意識レベルの低下」と「意識内容の変化」の2つの種類があります。 代表的なものはせん妄になります。 2、意識障害の原因 意識障害は、神経系の疾患が原因で起こります。 似たような状態に意識消失がありますが、意識消失は失神した状態であり、脳の血流が一時的に減少することで起こりますので、心血管系の疾患が原因になります。 それに対して、意識障害は神経系の疾患が原因です。 覚醒は脳幹、認知は大脳皮質が担っていますので、脳幹か大脳皮質に障害があると、意識障害が起こるのです。 救急の現場では、意識障害の原因は「アイウエオチップス」で覚えることになっています。 アイウエオチップスは救急現場で用いられるものですが、幅広く意識障害の原因を押さえていますので、救急現場だけでなく、病棟や外来でも使うことが可能です。 A Alcohol、Acidosis(アルコール、アシドーシス) 急性アルコール中毒、アルコール離脱症候群、アシドーシス I Insulin(インスリン) 低血糖、高血糖抗浸透圧症候群、糖尿病性ケトアシドーシス U Uremia(尿毒症) 尿毒症 E Encephalopathy、Endocrine、Electrolytes(脳症、内分泌、電解質) 肝性脳症、高血圧性脳症、ウェルニッケ脳症、甲状腺疾患、副腎疾患、電解質異常(Na、K、Ca、Mg) O Overdose、Oxygen(薬物過剰摂取、酸素) 薬物中毒、低酸素血症、CO2ナルコーシス T Trauma、Temperature、 Tumor(外傷、体温、腫瘍) 頭蓋内血腫、脳挫傷、低体温、脳腫瘍 I Infection(感染) 髄膜炎、脳炎 P Psychiatric(精神疾患) ヒステリー S Stroke、Seizure、Shock(脳卒中、てんかん、ショック) くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、けいれん、てんかん、ショック(循環不全) このアイウエオチップスは、意識障害の原因を網羅していますので、覚えておくようにしましょう。 これを覚えておくと、意識障害の患者の原因を簡単に効率よく絞り込むことができます。 3、意識障害の分類・評価 意識障害の分類・評価方法には、ジャパンコーマスケール(JCS)とグラスゴーコーマスケール(GCS)の2種類があります。 どちらも臨床現場で使われるものですので、2つとも瞬時に使えるように、しっかり暗記・理解しておきましょう。 3-1、ジャパンコーマスケール(JCS) ジャパンコーマスケール(JCS)は、3-3-9度方式とも呼ばれていて、数値が大きくなるほど重症になります。 短時間で簡単に意識レベルを評価でき、脳ヘルニアなど間脳・中脳・延髄への侵襲の目安を判定しやすいというメリットがあります。 また、緊急時は「意識レベル3桁です」のように伝えることもあります。 3-2、グラスゴーコーマスケール(GCS) グラスゴーコーマスケールは世界的に広く使われている意識障害の分類・評価法で、JCSよりはやや複雑になります。 グラスゴーコーマスケールは開眼、最良言語反応、最良運動反応の3つで意識レベルを評価し、数値が小さいほど意識レベルが悪いことになります。 E=開眼(Eye Opening) 4 自発的に開眼 3 呼びかけにより開眼 2 痛み刺激による開眼 1 開眼しない V=最良言語反応(Best Verval Response) 5 見当識あり 4 混乱した会話 3 不適当な発語 2 理解不明の音声 1 なし M=最良運動反応(Best Motor Response) 6 指示に従うことができる 5 痛み刺激を払いのける 4 痛み刺激に対して四肢をひっこめる(逃避行動) 3 痛み刺激に対して異常屈曲反応(除皮質姿勢) 2 痛み刺激に対して異常伸展反応(除脳姿勢) 1 反応なし グラスゴーコーマスケールはE4V5M6のように表記します。 また、気管挿管や気管切開をしていて発声できない場合は、E1VTM1のように「VT」と表記しますので、気を付けてください。 4、意識障害の看護目標 意識障害のある患者の看護をする時には、急性期か慢性期かで、看護目標は異なります。 意識障害の患者の急性期は、まずは生命の危機的状況を脱するための看護を行います。 そのため、急性期の患者の看護目標は、「異常の早期発見ができ、生命の危険を脱するための的確な治療が受けられる」になります。 次に慢性期の看護目標です。 慢性期に入ると、褥創や誤嚥、拘縮予防などの廃用症候群予防やADLをアップさせることが主な看護目標になります。 ただ、褥創や誤嚥、拘縮予防のための看護は急性期から行われるべきですので、急性期から看護問題として看護計画を立案して、安静度などに配慮しつつ、できる範囲で看護介入していきましょう。 5、意識障害の看護計画 意識障害の患者の看護計画を、先ほどの看護目標に沿って、立案していきましょう。 まとめ 意識障害の基礎知識や原因、意識レベルの分類・評価方法、看護目標や看護計画をまとめました。 意識障害の原因はたくさんあります。 その原因や意識障害の程度によって、看護目標や計画は異なりますので、その患者の状況をしっかりアセスメントして、看護目標や看護計画を立てるようにしましょう。 jdepo.

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【看護学生向】GCS

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1、意識障害とは 意識障害とは意識が混濁していて、覚醒か認知のどちらか、もしくは両方に障害が起こっている状態のことです。 意識は覚醒と認知の2つで構成されています。 外界からの刺激や呼びかけに反応がない、もしくは鈍い場合は、覚醒に障害が起こっています。 また、周囲の状況を正しく認識できない状態は、認知に障害が起こっています。 つまり、意識障害は外界からの刺激に反応が悪かったり、周囲の状況を正しく認識できていない状態と言えるでしょう。 1-1、意識障害の種類 意識障害は「意識レベルの低下」と「意識内容の変化」の2つの種類があります。 代表的なものはせん妄になります。 2、意識障害の原因 意識障害は、神経系の疾患が原因で起こります。 似たような状態に意識消失がありますが、意識消失は失神した状態であり、脳の血流が一時的に減少することで起こりますので、心血管系の疾患が原因になります。 それに対して、意識障害は神経系の疾患が原因です。 覚醒は脳幹、認知は大脳皮質が担っていますので、脳幹か大脳皮質に障害があると、意識障害が起こるのです。 救急の現場では、意識障害の原因は「アイウエオチップス」で覚えることになっています。 アイウエオチップスは救急現場で用いられるものですが、幅広く意識障害の原因を押さえていますので、救急現場だけでなく、病棟や外来でも使うことが可能です。 A Alcohol、Acidosis(アルコール、アシドーシス) 急性アルコール中毒、アルコール離脱症候群、アシドーシス I Insulin(インスリン) 低血糖、高血糖抗浸透圧症候群、糖尿病性ケトアシドーシス U Uremia(尿毒症) 尿毒症 E Encephalopathy、Endocrine、Electrolytes(脳症、内分泌、電解質) 肝性脳症、高血圧性脳症、ウェルニッケ脳症、甲状腺疾患、副腎疾患、電解質異常(Na、K、Ca、Mg) O Overdose、Oxygen(薬物過剰摂取、酸素) 薬物中毒、低酸素血症、CO2ナルコーシス T Trauma、Temperature、 Tumor(外傷、体温、腫瘍) 頭蓋内血腫、脳挫傷、低体温、脳腫瘍 I Infection(感染) 髄膜炎、脳炎 P Psychiatric(精神疾患) ヒステリー S Stroke、Seizure、Shock(脳卒中、てんかん、ショック) くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、けいれん、てんかん、ショック(循環不全) このアイウエオチップスは、意識障害の原因を網羅していますので、覚えておくようにしましょう。 これを覚えておくと、意識障害の患者の原因を簡単に効率よく絞り込むことができます。 3、意識障害の分類・評価 意識障害の分類・評価方法には、ジャパンコーマスケール(JCS)とグラスゴーコーマスケール(GCS)の2種類があります。 どちらも臨床現場で使われるものですので、2つとも瞬時に使えるように、しっかり暗記・理解しておきましょう。 3-1、ジャパンコーマスケール(JCS) ジャパンコーマスケール(JCS)は、3-3-9度方式とも呼ばれていて、数値が大きくなるほど重症になります。 短時間で簡単に意識レベルを評価でき、脳ヘルニアなど間脳・中脳・延髄への侵襲の目安を判定しやすいというメリットがあります。 また、緊急時は「意識レベル3桁です」のように伝えることもあります。 3-2、グラスゴーコーマスケール(GCS) グラスゴーコーマスケールは世界的に広く使われている意識障害の分類・評価法で、JCSよりはやや複雑になります。 グラスゴーコーマスケールは開眼、最良言語反応、最良運動反応の3つで意識レベルを評価し、数値が小さいほど意識レベルが悪いことになります。 E=開眼(Eye Opening) 4 自発的に開眼 3 呼びかけにより開眼 2 痛み刺激による開眼 1 開眼しない V=最良言語反応(Best Verval Response) 5 見当識あり 4 混乱した会話 3 不適当な発語 2 理解不明の音声 1 なし M=最良運動反応(Best Motor Response) 6 指示に従うことができる 5 痛み刺激を払いのける 4 痛み刺激に対して四肢をひっこめる(逃避行動) 3 痛み刺激に対して異常屈曲反応(除皮質姿勢) 2 痛み刺激に対して異常伸展反応(除脳姿勢) 1 反応なし グラスゴーコーマスケールはE4V5M6のように表記します。 また、気管挿管や気管切開をしていて発声できない場合は、E1VTM1のように「VT」と表記しますので、気を付けてください。 4、意識障害の看護目標 意識障害のある患者の看護をする時には、急性期か慢性期かで、看護目標は異なります。 意識障害の患者の急性期は、まずは生命の危機的状況を脱するための看護を行います。 そのため、急性期の患者の看護目標は、「異常の早期発見ができ、生命の危険を脱するための的確な治療が受けられる」になります。 次に慢性期の看護目標です。 慢性期に入ると、褥創や誤嚥、拘縮予防などの廃用症候群予防やADLをアップさせることが主な看護目標になります。 ただ、褥創や誤嚥、拘縮予防のための看護は急性期から行われるべきですので、急性期から看護問題として看護計画を立案して、安静度などに配慮しつつ、できる範囲で看護介入していきましょう。 5、意識障害の看護計画 意識障害の患者の看護計画を、先ほどの看護目標に沿って、立案していきましょう。 まとめ 意識障害の基礎知識や原因、意識レベルの分類・評価方法、看護目標や看護計画をまとめました。 意識障害の原因はたくさんあります。 その原因や意識障害の程度によって、看護目標や計画は異なりますので、その患者の状況をしっかりアセスメントして、看護目標や看護計画を立てるようにしましょう。 jdepo.

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意識障害の評価方法、グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)

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意識障害とは 『意識(consciousness)』という言莱は医学だけでなく様々な分野(哲学・心理学など)で定義されている。 そんな中で、医学における『 意識』とは「覚醒状態」を指す。 でもって、『 意識障害』とは、「覚醒状態に異常をきたした状態」ということになる。 意識障害は、(心因性の原因を除いて)以下のいずれか、あるいは両方の合併によって起こるとされている。 ・大脳皮質の広範な障害 ・上行性網様体賦活系 橋上部~視床 の障害 『意識』は上記の「大脳皮質」や「上行性網様体賦活系」によって二重に統制されているがのだが、これらに可逆的変化が起きた状態を『意識障害』という。 通常は、「刺激に対する反応の低下(すなわち意識水準の低下=意識混濁)を意識障害と表現するが、軽度意識障害がある場合(すなわち認知・思考の異常、行動の異常などの意識の変容)も意識障害に含まれる。 スポンサーリンク 意識障害の表現方法 そんな意識障害のレベルは以下の4つで表現される。 ジャパンコーマスケールは、通称『 3-3-9度方式』とも呼ばれている。 ジャパンコーアマスケールは、覚醒状態を以下の3段階に分ける。 刺激しなくても覚醒している状態 1桁• 刺激すると覚醒する状態 2桁• 刺激をしても覚醒しない状態 3桁 また、上記には更に3つの段階に分けられている。 2 自分の名前・生年月日が言えない。 20 痛み刺激を与えながら呼びかけ続けるとなんとか目を開ける。 200 痛み刺激に全く反応しない。 意識清明である場合は「JCS 0」• おおむね意識清明であるが、ややはっきりしない場合は「JCS 1」• 時間、場所、人物がわからない場合は「JCS 2」• 名前を呼ぶなどの呼びかけに対して容易に開眼する場合は「JCS 10」• 大声や体を揺らすことにより開眼したり、手を握るように指示したときに握り返したりする場合は「JCS 20」• 痛み刺激を加えながら握手するように指示したときに、かろうじて開眼する場合は「JCS 3」 痛み刺激を加える部位、強さは状況による。 強い刺激を与えたい場合は「対象者の第3指の爪を指やボールペンで押す方法」や「眉間の中央あたりを第3指先で叩く」などの方法がある。 痛み刺激に対して、払いのけるような動作をする場合は「JCS 100」• 手足を動かしたり、顔をしかめたりする場合は「JCS 200」• 反応しない場合は「JCS 300」 ジャパンコーマスケール(3-3-9度方式)を活用する際のポイント ジャパンコーマスケール(3-3-9度方式)急性期の意識障害に対して覚醒の状 態を重症度に合わせて分類である。 なので、意識障害の回復 覚醒状態 を評価するのに適している。 一方で、慢性期において認知症を合併していたりすると意味のない検査となったりするの で注意を要す。 高齢者にジャパンコーマスケール(3-3-9度方式)を活用する際の注意点 高齢者にジャパンコーマスケール(3-3-9度方式)を活用する際には以下に注意する。 ・難聴がある(聴こえていないで、反応も無い) ・認知症がある(覚醒しているが、質問に対する受け答えが難しい) ・声掛けに対する反応が遅い(考え、反応するまでにタイムラグがある) ・感覚が鈍い(痛み刺激に対する反応が鈍くなる) その上で、後述する『意識障害の原因』の中には「高齢者の急性な意識障害」に発展しうるものも多いので、医療・介護現場に従事する上で、知識を整理しておいて損はない。 意識障害の原因をザックリとでも押さえておこう 意識障害は、以下のいずれか、あるいは両方の合併によって生じると前述した。 ・大脳皮質の広範な障害 ・上行性網様体賦活系 橋上部~視床 の障害 これらによって意識障害を起こしてしまう原因は、以下の2つに大別することが出来る。 スポンサーリンク 高齢者と意識障害 ちなみに高齢者は「全身疾患による意識障害」を起こしやすく、その背景としては以下などが挙げられる。 ・生理的病的な変化による脳の予備能の低下 ・意識障害の原因となる疾患への罹患の増加 ・意識障害を起こし得る薬物の常用 重複するが、高齢者の場合、若い人では考えられないような軽い脱水、肺炎、軽度の心不全や薬でも簡単に意識障害になることがある。 従って、ボーっとしている、何となく反応が鈍いといった徴候が見られたら、意識障害も疑ってみる必要がある。 色んな意識障害があるよ 前述したように意識障害には以下の様な種類があり、必ずしも「意識混濁した状態」のみを指す用語ではない。 ・刺激に対する反応が低下した状態(意識混濁) ・軽度意識障害がある場合(すなわち認知・思考の異常、行動の異常などの意識の変容) でもって、「種々の原因により脳血流が一時的に低下し、一過性の意識消失発作がおこる場合」を『失神』と呼び、高齢者でも起こすことがある。 そんな『失神』に関しては以下でも解説しているので合わせて観覧してみてほしい。 意識障害(認知・思考の異常、行動の異常などの意識の変容)が起こり、幻覚・錯覚・行動異常などがもたらされる場合には『せん妄』『もうろう状態』『夢幻状態』などと表現されることもある。 そんな『せん妄』に関しては、以下の記事で詳しく解説してるので合わせて観覧し診てほしい。 関連記事 ジャパンコーマるけーると同じくらい有名な「意識障害の評価スケール」に『グラスゴーコーマスケール』があり、このスケールの詳細は以下で解説している。 以下には、血圧も含めた『バイタルサインの基準値』を総まとめしているので、合わせて観覧してみてほしい。

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