魔法 少女 デウス エクス マキナ。 魔法少女☆カナエ&マキナ(サゐコ氏)

[キドジロウ] 魔法少女デウス・エクス・マキナ

魔法 少女 デウス エクス マキナ

今度はなんと、読者からリプライで寄せられた91ものを、全部採用して漫画化。 ムチャしやがって……。 事の起こりは作者がの15分に投稿した。 のを見せつつ、「今日の正午までにこのへリプライされたを、『全部』採用して漫画を描きます」と宣言する内容でした。 すると、2時間に満たないわずかな受付時間中に、膨大な量のがリプライ。 その数は重複分を除いても91に及ぶ結果となりました。 しかも、拾い読みしただけでも「くわえながら運転して『アーン遅刻遅刻』」「曲がり角でとガ」「しない」「男塾名物油風呂」「すしが握れる」「」など、当然ながら脈絡も物事ばかり。 これ本当に全部破綻することなく1つの話に落とし込めるのか……? 多くの不安感をはらみながらも、漫画本編は。 の1つ「〈〉が出てくる」にちなみ、は「」、の名は「牧野真紀奈(まきのまきな)」に決まりました。 最初のページに盛り込まれた読者案は、「にヒジから乗る」「アンパン食べる」「くわえながら運転して『アーン遅刻遅刻』」。 真紀奈はそれらへ忠実にさっそうと登場し、アンパンとを同時にくわえながら急いでを漕ぎ出しました。 も前述の要望「」を宣言しています。 真紀奈は「アーン遅刻遅刻」と慌てるあまり、と衝突寸前に。 すんでのところで、身をていしてくれた屋店主の(51歳)に救われます。 この一連の流れで、読者案「曲がり角でとガ」「関係ないが事故る」「屋の(51)が登場」が消化。 加えて、前述の「しない」までしてしまいました。 相反する「がガ」と、うと両立したものですね。 しかし、読者の要望通りに登場した「ビニール袋の覆面」に拳銃で撃たれ、真紀奈の日常は終焉。 「を着る」「に行く」「得体の知れない化け物と会う」「唐突にの紋章が浮き出てあいまいな使命を課される」「親戚が漬物にされる」など、リプライが定めた過酷な運命を次々と刻み込まれた結果、で得体の知れない化け物に、なんとなく怪獣と戦う使命を課されてしまいました。 化け物が想定した以上の力を秘めていた真紀奈は、自力で脱出して無事帰国。 しかし、自分の運命から目をそらそうと非行に走り、にクマさんを見せてお金を稼いだり、を転売したり、すしを握ったり、気ままな日々を送ります。 皮肉なことに、それらの行動も全てリプライが定めた運命なのですが……。 治すにはナ海溝にいる怪獣の血が必要と聞いて、己の使命をし、戦いを決意します。 ……ぞ! なようでいて、だいぶ話つながってる!! かくして、真紀奈は汎用人型決戦兵器「デウス(対K型装備)」のとして決戦の地へ。 怪獣の最終形態「EX(エクス)」により、男塾名物油風呂へ放り込まれてしまいます。 「油風呂なんてどこに出てくるんだ?」って思ってたみなさん、ここですよ。 煮えたぎる油の中で意識を失った真紀奈は、謎の空間で目を覚まします。 そこで彼女を迎えたのは、1億ものに存在する1億人の「マキノマキナ」でした。 彼女たちは真紀奈に似ているようで、いわば「真紀奈にあったかもしれない可能性」。 「逆立ちしたら戻れなくなった真紀奈」「中身が実はだった真紀奈」「男物のに変身する真紀奈」など、読者のリプライから生まれた者の姿もみられます。 このように、物語は「メタネタどんどん入れる」案に従って急展開し、全読者の提案を吸収しながら予告通りにを迎えます。 でお伝えしてきましたが、「」にはほかにも、読者の案を実現するための細やかな工夫がふんだんに盛り込まれています。 漫画全編は以下に掲載するので、ぜひご覧ください。 ムチャ振りめいた膨大なを受け止めて1本の流れに束ねる、作者の機敏なレシーブに感心させられること必至です。 「」全 キドさんの書籍 ナレーションが「おそらく最も読者の意見を尊重し描かれた漫画」と語る通り、ほとんどのページに読者のアイデアを投入。 枠外掲載の読者案と照らし合わせながら読むと、より楽しめます 関連ニュース•

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魔法少女☆カナエ&マキナ(サゐコ氏)

魔法 少女 デウス エクス マキナ

ここがポイント!• 「デウス・エクス・マキナ」?ミンキーモモが交通事故にあったワケ ミンキーモモは1990年代にも放送され、都合2シーズンの放映がされたことになる。 ストーリーは地続きながら別物であるにも関わらず、ナンバリングなどがされていない。 そのためファンの間では、これらの差別化をはかるべく前期を「 空モモ」と呼び、後期を「 海モモ」と呼ぶ。 今回は、その空モモの最終回にまつわるエピソード。 この「空モモ」は少女アニメらしく、メインの視聴者層は小さな女の子たちだった。 しかし一方で「暴走」とまで称された脚本や作画のため、当時から存在したいわゆる「アニメオタク」にも人気があった作品である。 また、今でこそ当たり前に存在する呪文とダンスを組み合わせた変身シーンも、実はミンキーモモが初出と言われている。 さらにはアニメ界における「 第2期魔法少女ブーム」。 この流行を作ったきっかけとも言われる作品なのだ。 こうして考えると、現代の プリキュアと似たような境遇を覚えるかもしれない。 だが決定的に違ったのは、そもそも、アニメのメインターゲット層がミンキーモモに食いつかなかった点にある。 要するに、一大センセーションを起こしはしたものの、元々人気が少なかったこの作品は 本来の最終回を待たずして 打ち切りとなってしまったのだ。 そのため、実際の最終回となる 第46話「夢のファナリナーサ」で主人公は唐突な最期を迎える。 しかもその死に方というのが何とも哀れで「 トラックに引かれる」という、まさかの交通事故エンド… あれだけ「魔法」という非科学な世界観を織りなしていたにも関わらず、その幕切れは呆気ないほど現実的なのである。 演劇や脚本の世界では「デウス・エクス・マキナ」と言う、物語が破綻しかかった頃に現れる神様的な存在が状況を操る「 ご都合主義」な展開を皮肉った言葉が存在するが… ミンキーモモの「 最終回」もそれと同じくらい、ぶっ飛んだ終わり方なのだ。 ある意味で、モモを交通事故に遭わせたトラックこそがデウス・エクス・マキナと呼べなくもない… ミンキーモモは後年の人気により、地方局によっては何度も再放送されたりする。 だがその度に、唐突な交通事故エンドに「納得が行かない」という声が浮上する。 「 なぜ少女アニメにそぐわない暗い最終回なのだ」と… しかしこれには、ちょっとした理由が存在するのだ。 Sponsored Link なぜ「最終回」がこうなった?ミンキーモモの知られざる舞台裏 「 主人公が交通事故に遭う」という脚本をスタッフが採用した理由については、いくつか噂がされている。 先の通り、ミンキーモモは46話「夢のファナリナーサ」を最終回としているが… 実は2話の総集編を挟んだ後、何ごともなく残りの数話が展開されているのだ。 そこでモモは「ペットショップの夫婦の間に生まれた 人間の子ども」に生まれ変わっている。 そのため、一部ファンの間では「トラックに引かれる」というリアルな死因こそが 現実世界に転生する儀式だったのだと、こう読み解かれることもある。 もちろんそれが事実かどうかは定かではない。 ただし、いわゆるメタ的な部分での「交通事故」の真相は明らかになっているのだ。 ミンキーモモはいわゆる「打ち切り作品」であるが、その話が浮上したのは最終回の4話前 『間違いだらけの大作戦(第42話)』を制作している時のことだった。 つまりこの時点で、スポンサーサイドが「 46話を最終回にしてくれ」と制作側にオファーしたのである。 ところが、こんな無茶ぶりを素直に納得するスタッフはいない。 と言うのも、 全50話体制だったからだ。 残りたったの数話くらい、打ち切らずにやり通させてくれというのはもっともな訴えであろう。 しかしその訴えは取り下げられ、スポンサーの意向通り、ミンキーモモは第46話で一旦最終回ということになった。 (反響が大きかったので、結局は総集編の後も物語は作られたが、それはまた別の話) このスポンサーと制作サイドの間に勃発した争いは、当初とんでもない方向に発展した。 元から「暴走」とも言える脚本で有名だったミンキーモモだけあって、その終わらせ方もかなりぶっ飛んだ具合に予定されたのだ。 つまり、本来ならば交通事故に遭って終わるという展開は予定されていなかった。 その 幻の最終回とも呼ばれるプロットが、こちら。 1.核ミサイルが爆発して地球が粉々にふっ飛んだため人類滅亡。 2.夢を見る人がいなくなり夢の国も自然消滅。 3.そのままミンキーモモはエンドロールに。 という、あまりにも救いようのないというか、ぶっ飛ぶにしてもぶっ飛ばし過ぎなシナリオである。 この内容を(当然だが)スポンサーサイドは却下したため、仕方なく交通事故エンドという流れに落ち着いたのだ。 いや、それでもまったく 「落ち着いて」はいないのだが… ちなみに後期のいわゆる『 海モモ』はミンキーモモの完全新作かと思わせておきながら、最終回で実は、人間の赤ちゃんに生まれ変わった 主人公が見続けていた夢だったことが判明する。 つまり最強最大のデウス・エクス・マキナとも言える『夢オチ』だった上に、空モモ最後の交通事故もいわゆる『正史』だったと決定付けられたのだ。 例えば、同じ少女アニメの セーラームーンでは、最終回で主人公たちが大量に亡くなる演出が取られている。 しかし視聴者からの大クレームにより 無かったことにされた…という都市伝説のような事実がある。 つまり少女アニメにおいて、 主人公が亡くなるというのはそれほどタブーなわけだが。 ここがミンキーモモの凄い点で、堂々とこの交通事故エンドをやり抜けたのである。 さらにちなむと、このアニメの制作スタッフは以前にも「 宇宙戦士バルディオス」というロボットアニメを作っていたが、こちらの作品もあえなく打ち切りとなっている。 そして、この時は主人公達の活躍もむなしく「 地球全土が水没する」という最悪の最終回をやってのけている。 どうもここのスタッフは、とことん物語を破綻させないと気が済まないようだ… ミンキーモモ、「最終回」の面白い考察がネット上に!? ミンキーモモの最終回について、ネット上では面白い考察が展開されている。 これはある一人のアニメファンによる意見であり、もちろん賛否別れると思うが、個人的にはかなり面白いと思ったので紹介したい。 1970〜80年代当時。 少女アニメ、特に魔女っ子もの(ひみつのアッコちゃんetc)のアニメには「 暗黙のルール」が存在していたらしい。 それは「 自分の願いごとのために魔法を使わない」「 決して主人公は死なない」ことである。 交通事故エンドを見て分かる通り、「ミンキーモモ」では見事にこのルールが破られている。 なぜそんな事をスタッフがしたかというと、そうした 暗黙のルールに対する挑戦だと考察されている。 ミンキーモモは「空モモ」の最終回で交通事故にあった後、「海モモ」で主人公自身の夢を叶えるストーリーに変わっている。 これをスタッフの視点から言い換えると「 なぜ魔女っ子は、魔法で 自らの願いごとを叶えてはいけないのか?」というテーマを追求したアニメとなるのだ。 もちろん、こうした元々の概念をぶっ壊してしまうアニメはマニアックな扱いを受けるため、いわゆるメジャー作品にはなれなかった。 こうした状況から、ミンキーモモは打ち切りが決定。 あの「ヤケクソ」とも言える 交通事故エンドが採用されたのだ。 その後、関連商品が売れたので放送は延長されるに至った。 しかし、あまりにも事態が二転三転したために、結局は『 夢オチ』という強引な展開にストーリーが向かって行ったという。 しかし「魔法の力で大人になっても、所詮は幻想である」という現実的なメッセージを示しながら「それでも夢を見ることは素晴らしい」と訴えるミンキーモモは、優秀なアニメ作品である。 と、アニメファンは締めている。 つまりこの作品は、前述の通り、斬新さを狙った挑戦的なアニメだったのだ。 またこうした前提的なコンセプトは、その後も「 おジャ魔女どれみ」などの少女アニメにしっかりと引き継がれている。 ミンキーモモに話を戻すが…あまりに前衛的過ぎたため「 前倒しの最終回」という形にはなったものの、だからといって駄作の証拠とは言えない。 例えば、今でこそ多数のシリーズ作品を世に輩出する「 機動戦士ガンダム」。 だが放送当時は人気がなく、 予定より数話早く最終回を迎えたというのは、もはや説明不要の有名な話だろう。 もちろんガンダムのように後年になって再人気を得るのは、それこそ交通事故にあうくらいの確率とも思われるが… とは言え、人気があるから名作、知名度が低いから駄作という考えは必ずしも妥当ではないと感じている。 ちなみに、ミンキーモモの最終回が放送されると「 災害に見舞われる」との都市伝説も一部には存在する。 実際に後期『空モモ』の最後の放送が1983年。 そして再放送が1995年にあったが、確かにいずれの年にも大きな地震が起こっている…これはもしかすると、交通事故にあわされた「 主人公の呪い」なのかもしれない。

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[キドジロウ] 魔法少女デウス・エクス・マキナ│試し読み│zip│rar│rapidgator

魔法 少女 デウス エクス マキナ

ここがポイント!• 「デウス・エクス・マキナ」?ミンキーモモが交通事故にあったワケ ミンキーモモは1990年代にも放送され、都合2シーズンの放映がされたことになる。 ストーリーは地続きながら別物であるにも関わらず、ナンバリングなどがされていない。 そのためファンの間では、これらの差別化をはかるべく前期を「 空モモ」と呼び、後期を「 海モモ」と呼ぶ。 今回は、その空モモの最終回にまつわるエピソード。 この「空モモ」は少女アニメらしく、メインの視聴者層は小さな女の子たちだった。 しかし一方で「暴走」とまで称された脚本や作画のため、当時から存在したいわゆる「アニメオタク」にも人気があった作品である。 また、今でこそ当たり前に存在する呪文とダンスを組み合わせた変身シーンも、実はミンキーモモが初出と言われている。 さらにはアニメ界における「 第2期魔法少女ブーム」。 この流行を作ったきっかけとも言われる作品なのだ。 こうして考えると、現代の プリキュアと似たような境遇を覚えるかもしれない。 だが決定的に違ったのは、そもそも、アニメのメインターゲット層がミンキーモモに食いつかなかった点にある。 要するに、一大センセーションを起こしはしたものの、元々人気が少なかったこの作品は 本来の最終回を待たずして 打ち切りとなってしまったのだ。 そのため、実際の最終回となる 第46話「夢のファナリナーサ」で主人公は唐突な最期を迎える。 しかもその死に方というのが何とも哀れで「 トラックに引かれる」という、まさかの交通事故エンド… あれだけ「魔法」という非科学な世界観を織りなしていたにも関わらず、その幕切れは呆気ないほど現実的なのである。 演劇や脚本の世界では「デウス・エクス・マキナ」と言う、物語が破綻しかかった頃に現れる神様的な存在が状況を操る「 ご都合主義」な展開を皮肉った言葉が存在するが… ミンキーモモの「 最終回」もそれと同じくらい、ぶっ飛んだ終わり方なのだ。 ある意味で、モモを交通事故に遭わせたトラックこそがデウス・エクス・マキナと呼べなくもない… ミンキーモモは後年の人気により、地方局によっては何度も再放送されたりする。 だがその度に、唐突な交通事故エンドに「納得が行かない」という声が浮上する。 「 なぜ少女アニメにそぐわない暗い最終回なのだ」と… しかしこれには、ちょっとした理由が存在するのだ。 Sponsored Link なぜ「最終回」がこうなった?ミンキーモモの知られざる舞台裏 「 主人公が交通事故に遭う」という脚本をスタッフが採用した理由については、いくつか噂がされている。 先の通り、ミンキーモモは46話「夢のファナリナーサ」を最終回としているが… 実は2話の総集編を挟んだ後、何ごともなく残りの数話が展開されているのだ。 そこでモモは「ペットショップの夫婦の間に生まれた 人間の子ども」に生まれ変わっている。 そのため、一部ファンの間では「トラックに引かれる」というリアルな死因こそが 現実世界に転生する儀式だったのだと、こう読み解かれることもある。 もちろんそれが事実かどうかは定かではない。 ただし、いわゆるメタ的な部分での「交通事故」の真相は明らかになっているのだ。 ミンキーモモはいわゆる「打ち切り作品」であるが、その話が浮上したのは最終回の4話前 『間違いだらけの大作戦(第42話)』を制作している時のことだった。 つまりこの時点で、スポンサーサイドが「 46話を最終回にしてくれ」と制作側にオファーしたのである。 ところが、こんな無茶ぶりを素直に納得するスタッフはいない。 と言うのも、 全50話体制だったからだ。 残りたったの数話くらい、打ち切らずにやり通させてくれというのはもっともな訴えであろう。 しかしその訴えは取り下げられ、スポンサーの意向通り、ミンキーモモは第46話で一旦最終回ということになった。 (反響が大きかったので、結局は総集編の後も物語は作られたが、それはまた別の話) このスポンサーと制作サイドの間に勃発した争いは、当初とんでもない方向に発展した。 元から「暴走」とも言える脚本で有名だったミンキーモモだけあって、その終わらせ方もかなりぶっ飛んだ具合に予定されたのだ。 つまり、本来ならば交通事故に遭って終わるという展開は予定されていなかった。 その 幻の最終回とも呼ばれるプロットが、こちら。 1.核ミサイルが爆発して地球が粉々にふっ飛んだため人類滅亡。 2.夢を見る人がいなくなり夢の国も自然消滅。 3.そのままミンキーモモはエンドロールに。 という、あまりにも救いようのないというか、ぶっ飛ぶにしてもぶっ飛ばし過ぎなシナリオである。 この内容を(当然だが)スポンサーサイドは却下したため、仕方なく交通事故エンドという流れに落ち着いたのだ。 いや、それでもまったく 「落ち着いて」はいないのだが… ちなみに後期のいわゆる『 海モモ』はミンキーモモの完全新作かと思わせておきながら、最終回で実は、人間の赤ちゃんに生まれ変わった 主人公が見続けていた夢だったことが判明する。 つまり最強最大のデウス・エクス・マキナとも言える『夢オチ』だった上に、空モモ最後の交通事故もいわゆる『正史』だったと決定付けられたのだ。 例えば、同じ少女アニメの セーラームーンでは、最終回で主人公たちが大量に亡くなる演出が取られている。 しかし視聴者からの大クレームにより 無かったことにされた…という都市伝説のような事実がある。 つまり少女アニメにおいて、 主人公が亡くなるというのはそれほどタブーなわけだが。 ここがミンキーモモの凄い点で、堂々とこの交通事故エンドをやり抜けたのである。 さらにちなむと、このアニメの制作スタッフは以前にも「 宇宙戦士バルディオス」というロボットアニメを作っていたが、こちらの作品もあえなく打ち切りとなっている。 そして、この時は主人公達の活躍もむなしく「 地球全土が水没する」という最悪の最終回をやってのけている。 どうもここのスタッフは、とことん物語を破綻させないと気が済まないようだ… ミンキーモモ、「最終回」の面白い考察がネット上に!? ミンキーモモの最終回について、ネット上では面白い考察が展開されている。 これはある一人のアニメファンによる意見であり、もちろん賛否別れると思うが、個人的にはかなり面白いと思ったので紹介したい。 1970〜80年代当時。 少女アニメ、特に魔女っ子もの(ひみつのアッコちゃんetc)のアニメには「 暗黙のルール」が存在していたらしい。 それは「 自分の願いごとのために魔法を使わない」「 決して主人公は死なない」ことである。 交通事故エンドを見て分かる通り、「ミンキーモモ」では見事にこのルールが破られている。 なぜそんな事をスタッフがしたかというと、そうした 暗黙のルールに対する挑戦だと考察されている。 ミンキーモモは「空モモ」の最終回で交通事故にあった後、「海モモ」で主人公自身の夢を叶えるストーリーに変わっている。 これをスタッフの視点から言い換えると「 なぜ魔女っ子は、魔法で 自らの願いごとを叶えてはいけないのか?」というテーマを追求したアニメとなるのだ。 もちろん、こうした元々の概念をぶっ壊してしまうアニメはマニアックな扱いを受けるため、いわゆるメジャー作品にはなれなかった。 こうした状況から、ミンキーモモは打ち切りが決定。 あの「ヤケクソ」とも言える 交通事故エンドが採用されたのだ。 その後、関連商品が売れたので放送は延長されるに至った。 しかし、あまりにも事態が二転三転したために、結局は『 夢オチ』という強引な展開にストーリーが向かって行ったという。 しかし「魔法の力で大人になっても、所詮は幻想である」という現実的なメッセージを示しながら「それでも夢を見ることは素晴らしい」と訴えるミンキーモモは、優秀なアニメ作品である。 と、アニメファンは締めている。 つまりこの作品は、前述の通り、斬新さを狙った挑戦的なアニメだったのだ。 またこうした前提的なコンセプトは、その後も「 おジャ魔女どれみ」などの少女アニメにしっかりと引き継がれている。 ミンキーモモに話を戻すが…あまりに前衛的過ぎたため「 前倒しの最終回」という形にはなったものの、だからといって駄作の証拠とは言えない。 例えば、今でこそ多数のシリーズ作品を世に輩出する「 機動戦士ガンダム」。 だが放送当時は人気がなく、 予定より数話早く最終回を迎えたというのは、もはや説明不要の有名な話だろう。 もちろんガンダムのように後年になって再人気を得るのは、それこそ交通事故にあうくらいの確率とも思われるが… とは言え、人気があるから名作、知名度が低いから駄作という考えは必ずしも妥当ではないと感じている。 ちなみに、ミンキーモモの最終回が放送されると「 災害に見舞われる」との都市伝説も一部には存在する。 実際に後期『空モモ』の最後の放送が1983年。 そして再放送が1995年にあったが、確かにいずれの年にも大きな地震が起こっている…これはもしかすると、交通事故にあわされた「 主人公の呪い」なのかもしれない。

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