艦これ 大和 ss。 【艦これSS】大和「私を愛して下さい」

大和「提督?司令室生臭く無いですか?何かイカみたいな」提督「ギクッ」

艦これ 大和 ss

お手元の時計をご覧になってください」 提督「ひときゅうまるまる……」 提督「大和。 本日の任務は達成した。 これより本艦はこの執務室を爆撃したのち、食堂へと出陣する。 随伴するがよい」 大和「はいっ。 戦艦大和、推して参ります!」 提督「うむ!」 大和「ふふっ」 提督「どうした」 大和「いえ。 貴方はびっくりするほど変わりませんね」 提督「毎日のように顔を合わせていればな。 見覚えのない顔だった」 大和「もう……しっかりしてください。 まだ寝ぼけているんですか? あの娘たちにそれを言ったら本気で怒られますよ」 提督「む……そうか。 確かに、まだ頭がぼうっとしているような気がする」 大和「ほら、行きますよ。 カレー冷めちまうだろうが。 ほら、こ、ここに……あ、あたしの隣に来いよ! カレーよそってきて来てやるからさ」 提督「……一体どうしたんだ摩耶」 潮「あ、あの提督……私、お茶、入れますから……」 提督「お、おう。 その、大変すまないんだが……今日は私の誕生日じゃあないんだ」 一同「……?」 提督「こういったドッキリはうれしいが……ちょっと時期を間違えてしまったな。 で、でも大丈夫だ。 本番の時はばっちり引っかかるから、気にせずにしてほしい」 提督「だから、今日は普通に食べよう。 ……いいな?」 一同「……」ザワザワ 提督「?」 五十鈴「ねえ……提督は何を言ってるの?」 飛龍「さあ……」 潮「わ、わかりません」 愛宕「大和さん……提督、いったいどうしたのかしら?」 大和「それが、先ほどお昼寝から目覚めて以来、少し様子がおかしくて……」 愛宕「提督? 私たち、時間が揃った時は一緒に食べるようにしてたじゃないですか。 忘れちゃいましたか?」 提督「一緒に……あれ?」 暁「疲れてるのね、司令官……。 今日は暁がなでなでしてあげるわ。 今日はお早めにお休みになってください」 提督「うむ。 だが暁たちに遊びの約束をさせられてしまったのだ。 ついでに私を労わってなでなでしてくれるらしい」 大和「遅くまで起きていてはいけませんよ?」 提督「そうならないよう監督役が必要だ」 大和「きちんとしてくださいね」 提督「他人事みたいに言うな。 お前も道連れにしてやると言ってるのだ」 大和「え?」 提督「寝間着会というものらしいぞ。 おかしな顔をしてますよ」 提督「見るんじゃあない……」 大和「ここ最近、毎日ですね。 もう日課になっちゃってるんじゃないですか……?」 提督「日課?……日課……」 大和「どうやら、昨晩も遅くまで遊んでいらしたようですし」 提督「ううむ……毎晩毎晩、あいつらどんなに言っても解放してくれないのだ。 構ってほしいのか、やたら私に触れてくるわでこっちは大変だ」 大和「そうして好かれるのは変わらないですね。 良いと思います。 はい、お茶です。 熱いから気を付けてくださいね」 提督「助かる。 うむ、いつもおいしいぞ。 加賀は猫舌なのに悪いな。 また私がふーふーしてやろうか。 いや冗談だ忘れてくれ」 大和「……提督」 提督「あれ?………大和」 大和「はい、貴方の秘書官です」 提督「……んん?」 大和「……」 提督「……加賀?」 大和「大和ですよ」 提督「加賀は……そうだ、加賀だ。 よく分からないが、泣きたくなることがあったんだろう。 たくさん泣いてすっきりしろ」ポンポン 58「ひっく……てーとく、ごめんなさい……ごめんなさい……」 提督「いいんだ。 誰だって泣きたくなる時はある。 私にも……大和にだってある。 てーとくのしたこと……全部ゴーヤ達の為だって分かってたのに。 でもゴーヤは我慢できなくて……」 58「守ってくれたのに……ゴーヤ達が守らないといけなかったのに……なのにゴーヤは、ゴーヤは……!!」 提督「……落ち着け。 大丈夫だから」 58「ゴーヤは艦娘失格でち……! こんなことになるなら、ゴーヤも一緒に沈めばよかった……」 提督(ゴーヤが何を言っているのかわからんが……) 提督「そんな悲しいことを言うんじゃない。 ゴーヤが居なくなれば、私も、この鎮守府の皆も悲しむ……」 58「ごめんなさい……ごめんなさい」 提督「謝るんじゃない。 私は何も怒ってないし、たとえゴーヤが何をしたとしても許そう」 58「でも……」 提督「何も言うな。 泣きたいなら今は泣くといい。 お前が泣き止むまで私がそばに居よう」 58「てーとく……う、ううう……」 提督「よしよし、いい子いい子。 申し訳ありませんが、その間少し外してもらえませんか?」 提督「……そうか。 私には話しにくいことなのかもしれないしな。 ゴーヤ、離してくれないか」 58「い、嫌でち! 絶対嫌でち! もうてーとくと離れるのは絶対嫌でち!」 大和「ゴーヤちゃん、女の子同士でお話しましょう。 それに、泣きはらした顔のまま提督のそばに居ては、提督に笑われてしまいますよ?」 58「でも、ゴーヤは、ゴーヤは……」 大和「提督は居なくなりませんよ。 すぐに戻ってきますから、ね?」 58「でも、でも……」 大和「……」 58「……わかったでち……」 大和「では提督。 少しの間だけお願いします」 提督「……うむ。 ここにいる艦娘ならすべて把握してるはずだが……) A「なんだ? 部下に挨拶もできないのか?」 提督「部下?……いやすまない。 こんばんは」 C「先ほど出撃してきたのだけど、流石は司令官よね。 戦いのたびに私たちの戦い方がいかに偶発的なものなのか分かるわ」 提督「そ、そうか……」 A「はっ、こんな奴を褒めるんじゃねえよ。 こいつのせいで私たちがどれだけ辛酸舐めさせられたと思ってるんだ?」 提督「……何?」 A「今は邪魔者も居ないし、ちょうど良いから言ってやる。 おい、よく聞けよ……!」 提督「ぐっ……貴様、何をする!」 A「うるせえ……こちとらてめーのせいでありえねえぐらいの大損害を被ってんだ。 それ以上の見返りがなけりゃ、楽には死なせねーぞ」 C「つまり、もっとがんばってねっていう熱いエールです」 A「んなわけないだろ! なんであんたはそう笑ってられるんだ」 C「もう、怒ったら身体が熱くなっちゃうわよ。 私だって思うことはあるけれど、この人きちんと戦果をあげてるもの。 だから今は彼を守ってあげるし、貴女もそうでしょう?」 A「……いいか、腕は認めてやる。 だがこれじゃあ全然足りない。 犠牲なった仲間も報われない。 お前たちは何者だ?」 A・B・C「……」 C「あらら、何者かですって。 冷たいわね、私たちはずーっと貴方のことを思っていたのに」 A「……ほんとむかつくぜ、こいつ」 A「知りたきゃ、いつもお前の傍にくっついてる奴に聞きな。 ほら、えーと……あいつだ」 B「大和」 A「そう、お前はそう呼んでたな。 そいつに聞け」 C「期待……してるからね?」 提督「……なんなんだ、あいつら。 何を言ってるんだ?」 B「……」 提督「おわっまだ居たのか!?」 B「贈り物……」 提督「……?」 B「気に入ってくれたみたいね。 また会えたなら、ゴーヤはなんだっていい。 また撫でてもらえるなら、ゴーヤはこのままてーとくの夢を見るよ」 大和「……まだ、ちょっと混乱してますね」 提督「元気ならいいさ。 泣かれるより、ずっとな」ナデナデ 58「てーとく……」 大和「提督、しばらくの間はゴーヤちゃんの傍に居てあげてください。 すごく混乱するほど悪い夢を見たみたいなので……」 提督「そうだな。 それはそうと大和」 大和「はい?」 提督「この鎮守府に私の把握してない艦娘がいるのだ。 口の悪い奴と、上品そうな奴と、無口な奴だった。 心当たりはあるか?」 大和「それだけではなんとも……。 ですが、提督でも把握してない艦娘がいるんですか?」 提督「そんなはずはないのだが……やはり見覚えのない艦娘だったのだ」 大和「そうですね、この鎮守府は島ですから……本土から来た人たち……ということは?」 提督「本土から来たのなら、まず私に面通しをするから忘れることはない……と思う……」 大和「……わかりました。 まさか何日も張り付かれるとは思わなかったが……もう済んだことだ」 鈴谷「ほぉーっ、さてはお風呂とお布団にも潜り込んできたな?」 提督「なぜ知っている」 鈴谷「あははっ、やっぱねーまあ鈴谷もそうだったし。 どこかぶらつこうかと思っている」 鈴谷「ふーん、じゃあ波止場に行くの?」 提督「何故波止場なのだ」 鈴谷「朝とか、考え事あるとよく行ってたじゃん。 でも今日は強風だから落っこちちゃうかもよ? 連れてってくれるなら鈴谷が救助してあげるけど」 提督(私がよく波止場に行っていた……?) 提督「いや、やめとこう」 鈴谷「じゃあさっ、気晴らしに食堂でお茶でも飲もーよ」 提督「お茶は間宮じゃないのか?」 鈴谷「あそこは今閉まっちゃってるから、食べ物は食堂しかないでしょ」 提督「……間宮は閉まってるのか」.

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奥様は艦娘! 艦これSS

艦これ 大和 ss

概要 、当時の達を熱狂の渦に巻き込んだ作品が誕生した。 その名は「」。 人類滅亡のを救うために坊ノ岬に沈んだがとしてりか14万8千のへと立つそのは、画期的な設定、魅的な、熱する描写によって多くのを集め放送年がたったでも新作がされするほどの根強いを保ち続けている。 そしての艦艇をした「」においてもがされる前後から両者の、などを、化した作品がされるようになりその数も順調に増加中である。 特徴 においてはに、面での作品が流となっている。 のを担当した氏は年以上にわたるのために書き下ろした楽曲は没、も含めて 0曲以上といわれている。 それら多なを活かした作品やのとのなどがされている。 もうひとつが()である。 満氏によって生み出された、、、などはにとっては染み深い音になっており、、などでもが大好きな達によってにされるほどである。 においても装備がと化したたちの活躍が楽しめる一品に仕上がっている。 においては、の化や装備のなどの作品がされており、化修されたたちや艦の化などが生み出されている。 関連性 「」は作品だが、のものと同名の艦艇や、史実のをした・展開などがあり「」と全く関係がいわけではない。 帝国海軍のものと同名の艦艇など 艦艇。 年、に汚染されたを救うため、坊ノ岬に沈んでいた「」をし建造された。 なお、作「」においては「新造された」に設定が変更されており、関連性が薄くなっている。 に関してはを参照 第一作・「編」・「」で登場。 第一作では正式名称「M-81式突撃」とされており、・の、の乗艦として登場。 だが圧倒的な敵・艦隊に対して全くが立たず、同艦は。 も「男なら戦って死ぬべき」というのによって特攻を行い沈している。 その後がの「」に訪れた際に偶然残骸が発見されている。 版では人重としてしている。 「編」においては劇中で名前は呼ばれることはなかったが、面基地の駐留艦艇の一隻として登場。 「」では第一作とほぼ同じであるが、艦の種別が「突撃」とされ、はその内の一隻というに設定が変更されている。 詳しくはにて参照 「」の艦隊 作品では設定はないが、版において「」「」「山」「」「「」「」「」 「」「」「」などの式の艦船名の艦が登場し操作することができる。 探船団の護衛群 「」に登場。 「」「」「」「ウィック」が登場。 残存艦隊 編」に登場。 面基地の駐留艦艇とで構成されている。 それぞれの艦名は「」「」「」「」「」「」「」「」「」であり偶然ながら号の 参加艦艇とほぼ同じ編成となっていた。 (史実では「」ではなく「」である) 戦においてと交戦するも奮戦むなしく「」を残し全艦が戦没した。 ール船団隊 「編」に登場。 劇中にて「」「」「」「」が存在していたことが確認できる。 版「 」 戦に「」「」「」「」が登場。 いずれも旗艦の艦「えいゆう」を残しした。 「」 第一作の冒頭、宙域の戦いに投入された艦隊の旗艦であり、のかつての乗艦であった艦は においては名称がなく、半ば的に「艦」と呼ばれていた。 「」において級や名称が設定され、「」という名称になっている。 劇中に登場するのは 「」のみだが、「」「」「ノ」「ミョウ」「ヒ」「」「フ」といった同艦が存在していたと設定されている。 「」にて登場。 では宙域の戦いで側が投入した戦は艦との同艦少数のみであったが、に従い新規に追加されたこの艦も参加している。 の「」は劇中ではのの乗艦として登場するが戦役における初の喪失艦となる。 劇中に登場したのは同艦「」「」「モ」「アタゴ」「」「マ」「」「」「」とされている。 設定では更に「」「」「」も存在している。 :史実のをにしたものが登場する。 正式名称は「艦上」である。 当初の設定では「」とも呼ばれており、 「」をにしていることが伺える。 「」では「間艦上 」と正式名称がに変化し、が少修された。 庭のにが普及したことによって、に登場した「」がそのまま登場することが困難に なり、代わりに「」で登場するの艦載機。 正式名称は「間」。 「」という名称や、劇中で「」という通称で呼ばれることがあるなど の「 」をにしていることがわかる。 その他 三式弾 第一作の版である「」にて新しく設定された弾。 であるから発射する。 (因みにでがから実弾を撃てるようになったのは「」の波動リッジ弾からである) はの対用弾「三式弾」である。 しかし、こちらの三式弾は「甲榴弾」の性質(装甲を貫した後、炸裂する)を持ち合わせているだけでなく、 史実の物と同じく榴散弾(敵の付近に来ると、炸裂して弾の破片などをばら撒く)としても使用できる。 (版「」の設定では甲榴弾と散弾の2種類を使い分けているということになっている。 では特に言及がいので、にもその設定があるかは不明) その結果、劇中では対艦・対地・対にと大活躍している。

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お手元の時計をご覧になってください」 提督「ひときゅうまるまる……」 提督「大和。 本日の任務は達成した。 これより本艦はこの執務室を爆撃したのち、食堂へと出陣する。 随伴するがよい」 大和「はいっ。 戦艦大和、推して参ります!」 提督「うむ!」 大和「ふふっ」 提督「どうした」 大和「いえ。 貴方はびっくりするほど変わりませんね」 提督「毎日のように顔を合わせていればな。 見覚えのない顔だった」 大和「もう……しっかりしてください。 まだ寝ぼけているんですか? あの娘たちにそれを言ったら本気で怒られますよ」 提督「む……そうか。 確かに、まだ頭がぼうっとしているような気がする」 大和「ほら、行きますよ。 カレー冷めちまうだろうが。 ほら、こ、ここに……あ、あたしの隣に来いよ! カレーよそってきて来てやるからさ」 提督「……一体どうしたんだ摩耶」 潮「あ、あの提督……私、お茶、入れますから……」 提督「お、おう。 その、大変すまないんだが……今日は私の誕生日じゃあないんだ」 一同「……?」 提督「こういったドッキリはうれしいが……ちょっと時期を間違えてしまったな。 で、でも大丈夫だ。 本番の時はばっちり引っかかるから、気にせずにしてほしい」 提督「だから、今日は普通に食べよう。 ……いいな?」 一同「……」ザワザワ 提督「?」 五十鈴「ねえ……提督は何を言ってるの?」 飛龍「さあ……」 潮「わ、わかりません」 愛宕「大和さん……提督、いったいどうしたのかしら?」 大和「それが、先ほどお昼寝から目覚めて以来、少し様子がおかしくて……」 愛宕「提督? 私たち、時間が揃った時は一緒に食べるようにしてたじゃないですか。 忘れちゃいましたか?」 提督「一緒に……あれ?」 暁「疲れてるのね、司令官……。 今日は暁がなでなでしてあげるわ。 今日はお早めにお休みになってください」 提督「うむ。 だが暁たちに遊びの約束をさせられてしまったのだ。 ついでに私を労わってなでなでしてくれるらしい」 大和「遅くまで起きていてはいけませんよ?」 提督「そうならないよう監督役が必要だ」 大和「きちんとしてくださいね」 提督「他人事みたいに言うな。 お前も道連れにしてやると言ってるのだ」 大和「え?」 提督「寝間着会というものらしいぞ。 おかしな顔をしてますよ」 提督「見るんじゃあない……」 大和「ここ最近、毎日ですね。 もう日課になっちゃってるんじゃないですか……?」 提督「日課?……日課……」 大和「どうやら、昨晩も遅くまで遊んでいらしたようですし」 提督「ううむ……毎晩毎晩、あいつらどんなに言っても解放してくれないのだ。 構ってほしいのか、やたら私に触れてくるわでこっちは大変だ」 大和「そうして好かれるのは変わらないですね。 良いと思います。 はい、お茶です。 熱いから気を付けてくださいね」 提督「助かる。 うむ、いつもおいしいぞ。 加賀は猫舌なのに悪いな。 また私がふーふーしてやろうか。 いや冗談だ忘れてくれ」 大和「……提督」 提督「あれ?………大和」 大和「はい、貴方の秘書官です」 提督「……んん?」 大和「……」 提督「……加賀?」 大和「大和ですよ」 提督「加賀は……そうだ、加賀だ。 よく分からないが、泣きたくなることがあったんだろう。 たくさん泣いてすっきりしろ」ポンポン 58「ひっく……てーとく、ごめんなさい……ごめんなさい……」 提督「いいんだ。 誰だって泣きたくなる時はある。 私にも……大和にだってある。 てーとくのしたこと……全部ゴーヤ達の為だって分かってたのに。 でもゴーヤは我慢できなくて……」 58「守ってくれたのに……ゴーヤ達が守らないといけなかったのに……なのにゴーヤは、ゴーヤは……!!」 提督「……落ち着け。 大丈夫だから」 58「ゴーヤは艦娘失格でち……! こんなことになるなら、ゴーヤも一緒に沈めばよかった……」 提督(ゴーヤが何を言っているのかわからんが……) 提督「そんな悲しいことを言うんじゃない。 ゴーヤが居なくなれば、私も、この鎮守府の皆も悲しむ……」 58「ごめんなさい……ごめんなさい」 提督「謝るんじゃない。 私は何も怒ってないし、たとえゴーヤが何をしたとしても許そう」 58「でも……」 提督「何も言うな。 泣きたいなら今は泣くといい。 お前が泣き止むまで私がそばに居よう」 58「てーとく……う、ううう……」 提督「よしよし、いい子いい子。 申し訳ありませんが、その間少し外してもらえませんか?」 提督「……そうか。 私には話しにくいことなのかもしれないしな。 ゴーヤ、離してくれないか」 58「い、嫌でち! 絶対嫌でち! もうてーとくと離れるのは絶対嫌でち!」 大和「ゴーヤちゃん、女の子同士でお話しましょう。 それに、泣きはらした顔のまま提督のそばに居ては、提督に笑われてしまいますよ?」 58「でも、ゴーヤは、ゴーヤは……」 大和「提督は居なくなりませんよ。 すぐに戻ってきますから、ね?」 58「でも、でも……」 大和「……」 58「……わかったでち……」 大和「では提督。 少しの間だけお願いします」 提督「……うむ。 ここにいる艦娘ならすべて把握してるはずだが……) A「なんだ? 部下に挨拶もできないのか?」 提督「部下?……いやすまない。 こんばんは」 C「先ほど出撃してきたのだけど、流石は司令官よね。 戦いのたびに私たちの戦い方がいかに偶発的なものなのか分かるわ」 提督「そ、そうか……」 A「はっ、こんな奴を褒めるんじゃねえよ。 こいつのせいで私たちがどれだけ辛酸舐めさせられたと思ってるんだ?」 提督「……何?」 A「今は邪魔者も居ないし、ちょうど良いから言ってやる。 おい、よく聞けよ……!」 提督「ぐっ……貴様、何をする!」 A「うるせえ……こちとらてめーのせいでありえねえぐらいの大損害を被ってんだ。 それ以上の見返りがなけりゃ、楽には死なせねーぞ」 C「つまり、もっとがんばってねっていう熱いエールです」 A「んなわけないだろ! なんであんたはそう笑ってられるんだ」 C「もう、怒ったら身体が熱くなっちゃうわよ。 私だって思うことはあるけれど、この人きちんと戦果をあげてるもの。 だから今は彼を守ってあげるし、貴女もそうでしょう?」 A「……いいか、腕は認めてやる。 だがこれじゃあ全然足りない。 犠牲なった仲間も報われない。 お前たちは何者だ?」 A・B・C「……」 C「あらら、何者かですって。 冷たいわね、私たちはずーっと貴方のことを思っていたのに」 A「……ほんとむかつくぜ、こいつ」 A「知りたきゃ、いつもお前の傍にくっついてる奴に聞きな。 ほら、えーと……あいつだ」 B「大和」 A「そう、お前はそう呼んでたな。 そいつに聞け」 C「期待……してるからね?」 提督「……なんなんだ、あいつら。 何を言ってるんだ?」 B「……」 提督「おわっまだ居たのか!?」 B「贈り物……」 提督「……?」 B「気に入ってくれたみたいね。 また会えたなら、ゴーヤはなんだっていい。 また撫でてもらえるなら、ゴーヤはこのままてーとくの夢を見るよ」 大和「……まだ、ちょっと混乱してますね」 提督「元気ならいいさ。 泣かれるより、ずっとな」ナデナデ 58「てーとく……」 大和「提督、しばらくの間はゴーヤちゃんの傍に居てあげてください。 すごく混乱するほど悪い夢を見たみたいなので……」 提督「そうだな。 それはそうと大和」 大和「はい?」 提督「この鎮守府に私の把握してない艦娘がいるのだ。 口の悪い奴と、上品そうな奴と、無口な奴だった。 心当たりはあるか?」 大和「それだけではなんとも……。 ですが、提督でも把握してない艦娘がいるんですか?」 提督「そんなはずはないのだが……やはり見覚えのない艦娘だったのだ」 大和「そうですね、この鎮守府は島ですから……本土から来た人たち……ということは?」 提督「本土から来たのなら、まず私に面通しをするから忘れることはない……と思う……」 大和「……わかりました。 まさか何日も張り付かれるとは思わなかったが……もう済んだことだ」 鈴谷「ほぉーっ、さてはお風呂とお布団にも潜り込んできたな?」 提督「なぜ知っている」 鈴谷「あははっ、やっぱねーまあ鈴谷もそうだったし。 どこかぶらつこうかと思っている」 鈴谷「ふーん、じゃあ波止場に行くの?」 提督「何故波止場なのだ」 鈴谷「朝とか、考え事あるとよく行ってたじゃん。 でも今日は強風だから落っこちちゃうかもよ? 連れてってくれるなら鈴谷が救助してあげるけど」 提督(私がよく波止場に行っていた……?) 提督「いや、やめとこう」 鈴谷「じゃあさっ、気晴らしに食堂でお茶でも飲もーよ」 提督「お茶は間宮じゃないのか?」 鈴谷「あそこは今閉まっちゃってるから、食べ物は食堂しかないでしょ」 提督「……間宮は閉まってるのか」.

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