ララランド 解説。 ララランドのラストの回想シーンをどう解釈する?自分のために人生を描こう

『ラ・ラ・ランド』に秘められたメッセージとは?そのあらすじと伏線を徹底解説!

ララランド 解説

感想(ネタバレあり) ストーリー的には、 想像していたまんまの内容でした。 まさに王道。 どこかで見たシーンのオンパレードです。 だけど、 最後に心を揺さぶる仕掛けが用意されていて、見終わった後もずっと余韻が続いています。 あのラストがなかったら、間違いなく「面白かった」だけで終わっていました。 もっとあっけらかんと明るい、歌って踊って楽しくいこうぜ!みたいなノリなのかと思っていましたが、 中盤以降は音楽もストーリーも切なく、ラストシーンの余韻のせいか予想よりもしっとりした作品という印象です。 そして意外だったのは、登場人物がきわめて少ないこと。 ほぼ 主人公の男女ふたりで進む、シンプルなストーリーでした。 違和感は、作り込まれた世界 ジャズ・ピアニストと女優という、 ロサンゼルスで夢を追うセブとミアが偶然出会い、恋をするあたりまでは、実はあんまり面白くない (ちょっと寝そうになった)。 色彩はとてもカラフルで、どことなく懐かしい。 昔の映画はカラーを意識しすぎてとにかく原色一辺倒だった。 その頃を思わせる色使い。 時代設定は現代らしいけど、セブが乗る車は昔のアメ車だし、女性たちが着るドレスのデザインは古いし、スマホは登場してもメールを使う場面は出てこない。 全体的に昔懐かしさが漂う作り。 でも、ダサくはない。 とってもオシャレ。 有名なマジック・アワー (日没直後の薄明の時間帯)のタップダンス、グリフィス天文台でのワルツなど、 恋人たちのダンスシーンはどれも美しく幻想的。 でも、これらの要素は、わたしの心にはさほど刺さりませんでした (宣伝などで、これらの映像が繰り返し流れたせいかもしれません)。 むしろ、 作り物くさくて、なんだか入り込めないなぁと思っていました。 夢を追う恋人たちは、いずれ再会する 夢中になったのは、 セブがミアのために音楽へのこだわりを捨て、お金になるバンドの仕事を引き受けるあたりから。 古き良きジャズを愛するセブは、いずれ貯めたお金で自分の店を持とうと夢見ていたのですが、 順風満帆なバンドメンバーとしての仕事に甘んじるようになります。 いつまでたっても芽が出ないミアと、成功を手に入れたセブは、物理的にも精神的にも距離が開いてしまう。 ミアの一人芝居の初日にセブが仕事で来られないとか、ミアが夢を諦めて田舎に帰ったとたんミアの舞台がキャスティング担当者の目に止まるとか、 どこかで見たようなオーソドックスな展開が続くのですが、テンポが良いので飽きません。 愛を誓い合いながらも、オーディションに受かってパリへと旅立つミア。 ロサンゼルスに残って夢を追うセブ。 いつか再びめぐり逢う日が……と、見ている人は誰もが思うはず。 フィクションを現実に変えるもの 予想通り、5年後、2人はセブの店で偶然めぐり逢います。 しかし、そこで見せられるのは、わたしたちが望んだ結果ではなく。 ミアは女優として成功を収め、結婚し、優しい夫と子供のいる家庭を手に入れていました。 一方セブも、念願だった古き良きジャズを楽しむ店を経営し成功させていました。 たまたま、夫と通りかかった店に入るミア。 大勢の客に紛れて席に着いたミアの目に、ステージに立つセブの姿が。 セブもまた、客席にいるミアに気づきます。 そこでセブが奏でるのは、2人を引き合わせた美しくも切ないナンバー。 この曲がまた……とってもいいんです。 2人の心は一気に時を遡り、初めて出会った場所へと連れ戻されます。 そこからふたたび始まる、2人のもうひとつの人生。 ミアとセブは出会った瞬間から惹かれ会い、ミアの独り舞台は大成功し、セブはミアと一緒にパリへ行き、ジャズ・ピアニストとして成功し……。 何もかもが、絵に描いたように上手くいく。 これ、一見やり直しの人生を描いたようにも見えるけれど、そうじゃない。 2人は選択肢を間違えたわけではないから。 だからこれは、2人がこの一瞬に思い描いたありえない妄想。 妄想だから、とびっきり楽しく、とびっきりカラフルに、 まるで古い映画を模倣したようにふざけて作られている。 そうなんです。 この「妄想」が描かれたことで、 この瞬間まで「古い映画を模倣した作り物」だったミアとセブの世界が、一瞬でリアルになったんです。 2人が心に残している後悔や、夢と引き換えに失ったものへの未練が、リアルに胸に迫ってきて切なさMAXでした。 なんという余韻を残して終わるんだ! そしてやっぱり、古き良き懐かしき映画が観たくなりましたね。

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解説・あらすじ

ララランド 解説

感想(ネタバレあり) ストーリー的には、 想像していたまんまの内容でした。 まさに王道。 どこかで見たシーンのオンパレードです。 だけど、 最後に心を揺さぶる仕掛けが用意されていて、見終わった後もずっと余韻が続いています。 あのラストがなかったら、間違いなく「面白かった」だけで終わっていました。 もっとあっけらかんと明るい、歌って踊って楽しくいこうぜ!みたいなノリなのかと思っていましたが、 中盤以降は音楽もストーリーも切なく、ラストシーンの余韻のせいか予想よりもしっとりした作品という印象です。 そして意外だったのは、登場人物がきわめて少ないこと。 ほぼ 主人公の男女ふたりで進む、シンプルなストーリーでした。 違和感は、作り込まれた世界 ジャズ・ピアニストと女優という、 ロサンゼルスで夢を追うセブとミアが偶然出会い、恋をするあたりまでは、実はあんまり面白くない (ちょっと寝そうになった)。 色彩はとてもカラフルで、どことなく懐かしい。 昔の映画はカラーを意識しすぎてとにかく原色一辺倒だった。 その頃を思わせる色使い。 時代設定は現代らしいけど、セブが乗る車は昔のアメ車だし、女性たちが着るドレスのデザインは古いし、スマホは登場してもメールを使う場面は出てこない。 全体的に昔懐かしさが漂う作り。 でも、ダサくはない。 とってもオシャレ。 有名なマジック・アワー (日没直後の薄明の時間帯)のタップダンス、グリフィス天文台でのワルツなど、 恋人たちのダンスシーンはどれも美しく幻想的。 でも、これらの要素は、わたしの心にはさほど刺さりませんでした (宣伝などで、これらの映像が繰り返し流れたせいかもしれません)。 むしろ、 作り物くさくて、なんだか入り込めないなぁと思っていました。 夢を追う恋人たちは、いずれ再会する 夢中になったのは、 セブがミアのために音楽へのこだわりを捨て、お金になるバンドの仕事を引き受けるあたりから。 古き良きジャズを愛するセブは、いずれ貯めたお金で自分の店を持とうと夢見ていたのですが、 順風満帆なバンドメンバーとしての仕事に甘んじるようになります。 いつまでたっても芽が出ないミアと、成功を手に入れたセブは、物理的にも精神的にも距離が開いてしまう。 ミアの一人芝居の初日にセブが仕事で来られないとか、ミアが夢を諦めて田舎に帰ったとたんミアの舞台がキャスティング担当者の目に止まるとか、 どこかで見たようなオーソドックスな展開が続くのですが、テンポが良いので飽きません。 愛を誓い合いながらも、オーディションに受かってパリへと旅立つミア。 ロサンゼルスに残って夢を追うセブ。 いつか再びめぐり逢う日が……と、見ている人は誰もが思うはず。 フィクションを現実に変えるもの 予想通り、5年後、2人はセブの店で偶然めぐり逢います。 しかし、そこで見せられるのは、わたしたちが望んだ結果ではなく。 ミアは女優として成功を収め、結婚し、優しい夫と子供のいる家庭を手に入れていました。 一方セブも、念願だった古き良きジャズを楽しむ店を経営し成功させていました。 たまたま、夫と通りかかった店に入るミア。 大勢の客に紛れて席に着いたミアの目に、ステージに立つセブの姿が。 セブもまた、客席にいるミアに気づきます。 そこでセブが奏でるのは、2人を引き合わせた美しくも切ないナンバー。 この曲がまた……とってもいいんです。 2人の心は一気に時を遡り、初めて出会った場所へと連れ戻されます。 そこからふたたび始まる、2人のもうひとつの人生。 ミアとセブは出会った瞬間から惹かれ会い、ミアの独り舞台は大成功し、セブはミアと一緒にパリへ行き、ジャズ・ピアニストとして成功し……。 何もかもが、絵に描いたように上手くいく。 これ、一見やり直しの人生を描いたようにも見えるけれど、そうじゃない。 2人は選択肢を間違えたわけではないから。 だからこれは、2人がこの一瞬に思い描いたありえない妄想。 妄想だから、とびっきり楽しく、とびっきりカラフルに、 まるで古い映画を模倣したようにふざけて作られている。 そうなんです。 この「妄想」が描かれたことで、 この瞬間まで「古い映画を模倣した作り物」だったミアとセブの世界が、一瞬でリアルになったんです。 2人が心に残している後悔や、夢と引き換えに失ったものへの未練が、リアルに胸に迫ってきて切なさMAXでした。 なんという余韻を残して終わるんだ! そしてやっぱり、古き良き懐かしき映画が観たくなりましたね。

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「ララランド」ミアの衣装が素敵!ブランドは?ファッションのポイントは?

ララランド 解説

『あれはミアとセブ、どちらの回想シーン?』 『なぜ初対面のシーンでキスをしたのか?』 『ミアの独断ステージにお客さんがいっぱいだったのは?』 ラストシーンに関しては、監督である デミアン・チャゼル氏も詳しい解説はないため、たくさん意見が飛び交っているわけです。 まー、そんなこんなで僕も映画「ララランド」を見てきたので、僕なりの解釈をツラツラと書いていきますね。 しかも、今まで落選し続けた小さな仕事ではなく、オーディションに合格すればパリに行かないといけないビッグなお仕事です。 『一生愛している』 確かこれだったはず と、お互いに愛を誓い合います。 ーーーーーーー5年後 ミアはハリウッド女優となり、ロスに戻るわけですが、なんと ミアは別の男性と結婚し、子供までいたのです…。 そして夫と出かけて、たまたま入ったお店がセブのジャズ・バーでした。 なんとセブも自分の夢であるジャズバーをオープンしていたのです! ステージ上にあがるセブとそれを驚いた表情で見るミア。 二人は目が合い、お互いの状況をなんとなく察することになります。 『ようこそセブズへ』 たくさんのお客さんがいましたが、セブのこの言葉はミアに向けて言ったものでしょう。 そしてセブがピアノで演奏した曲は二人が出会った、思い出の曲でした。 ここから過去の回想シーンが流れます。 この回想シーンが今回のテーマ!! これがただの回想シーンではなく、 素晴らしく美化されているんですよ。 そして、回想シーンが終わったらミアはお店を立ち去ります。 最後にセブと目が合い、悲しい表情をしながらも微笑んで、2人の再会は終わります。 というのが、だいたいの流れですね。 ラストの回想シーンをどう解釈するか あの回想シーンは 「もしも」というのがテーマでしょう。 初対面からセブとミアが上手くいっていれば、そのまま二人は結婚していたかもしれない。 ミアの舞台が満席で、順調にいけばそのままロスでゆっくり暮らしていたかもしれない。 セブがミアとパリに行っていれば、円満な家庭を築けたかもしれない。 そして逆もしかりです。 ラストの回想シーン通りの未来では、 セブは自分のお店を持つという夢を叶えられなかったでしょう。 つまり、この回想シーンを意味するモノは、 人生はその時、その時をどう行動するかで未来が決まる ということではないかと思います。 セブとミアがその時とった行動すべてが「今」に結びついている。 決して最後の回想シーンのような『もしも』の未来なんてありえないということですね。 セブとミアは夢は叶えたが、恋は叶わなかった。 この結果にどんなに後悔しても、時間は戻ってはこないし 「そんなことを考えても無駄だよ」というメッセージを僕らに投げかけているように思えます。 自分のための人生を生きること もしセブがミアと一緒にパリに行っていたら、ミアと幸せな家庭を築くことができたらどうでしょうか? 確かにそれはそれで幸せだから 「これが俺の夢だったんだ」と自分を納得させることも可能でしょう。 「妻や愛する子供がいる。 それだけで俺は幸せだ。 」 誰かのために生き、誰かに合わせる生き方は一見、素敵に思えます。 本当に心の底からそう思えるのであれば問題はないでしょう。 しかし、実際は 『本当にこれで良かったのか?』という疑問を感じざる得ないはずです。 僕はセブがミアを追わずに、 自分の夢を追いかけたのは素敵だと思いました。 他人のためではなく、自分のために生き抜いた男だからこそ 最後に彼女と目があった時に優しく微笑むことができたのだと思えます。 誰のためでもない、自分のために人生を生きる。 その大事さを伝えてくれる素晴らしい映画ではないかなっと思いますね! さいごに 『LA LA LAND(ララランド)』は最高でした! 本当は音楽的なことや世界観についても語りたいのですが、今回はラストの回想シーンに絞って書いてみました。 夢は叶ったが、恋は叶わなかった。 とても切ないストーリーでしたが、それでも2人にとって幸せなハッピーエンドだったと僕は思いますね。 数年前まで田舎でくすぶっていたサラリーマンだった僕が、たった1つのブログを作ったことで人生が変わりました。 副業で始めたブログビジネスで、 週1回だけ働いて月24万円の収入を得られるようになり、今ではストレスフリーな毎日を送れています。 自宅やカフェで自由に働けるノマドライフに興味がある• 脱サラして、人間関係に疲れることない人生を叶えたい• ブログで収入を得るために何から始めていいか分からない…!• 帰りのチケットを取らなくても海外旅行に行ける生活に憧れる 開放感にあふれた人生を描くために 初心者向けのブログ入門書を無料でプレゼントしています。 ゼロスタートの人にも 「あ、ブログってこうやって稼げるんだ!」と反響をいただき、分かりやすい動画・文章でやさしく解説をしています。 僕のメルマガ登録者さん限定で、今だけ0円で配布をしていますが いつ値上げをするか分かりませんので、今のうちに無料プレゼントをお見逃しなく。 ボタンをクリックして、登録フォームに「名前」と「メールアドレス」を入力したら、すぐにプレゼントが手に入ります。 【結城おさむ】 北陸優良企業と名高い会社を退職し、独立。 インターネットを活用した集客術や広告ビジネスを中心にパソコン1台で収入源を築き、『OPEN AREA』をテーマに人生を自由に生きるために日々活動しています。 フリーのボイスパーカッショニストとしても活動中。

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