ここ なっちゃん 新しい 話。 ベイビーステップ最終回ネタバレ感想!終わり方がありえない?読者の反応まとめ

コーヒー&バニラブラック番外編ネタバレ!素直になれない阿久津となっちゃんwチーズ2020年8月号

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『おとなになっても』前話 11 話のあらすじは・・・ "朱里は、前の職場に戻ろうとしていることを店長に伝えた。 快く背中を押してくれた店長のおかげで美容師に復帰することができた朱里は、新しいマンションで生活を始める。 綾乃は新しく5年2組の担任となったが、そのクラスには以前保健室のベッドから出てきた少女2人が在籍していた。 綾乃が出勤しようとすると、向かいのマンションから朱里が出てくる。 なんと朱里の引っ越したマンションは、綾乃の家のお向かいさんだったのだ。 無料ポイントと無料期間で今すぐ読みたい方はこちらから。 中学生のような関係 雨が降る朝、ゴミを捨てに家を出る朱里。 同じマンションの住人に会い、挨拶を交わす。 傘をさして外へ出て、ゴミを捨てていると、綾乃が家の前で待っていることに気が付く。 挨拶をすると、一緒に駅前へ向かう。 朱里は、中学のときのことを思い出していた。 朝に偶然出会って、おしゃべりしながら一緒に学校へ行くだけの関係で、好きな子に会えたらラッキー、会話できたら1日ハッピーな中学生のような関係でいいと思い始めていた。 綾乃とは、お互いの仕事の話を聞いて話して、駅前で別れる。 その生活は思いのほか楽しいものだった。 職場で、地域活性化の一環として行われるアートフェスタに参加するのかと聞かれる。 お店は模擬店として参加したらしい。 仕事を終え帰路に着いた朱里は、夕食を作ろうと思い立ち、駅ビルのスーパーに立ち寄る。 好きな女のダンナさん よりによって雨の日に、はりきってたくさん買ってしまったと思いながらスーパーを出ると、傘を開いた瞬間に隣にいた男性に雨粒が飛んでしまった。 「すみません」と慌ててあやまると、相手の男性はどこかで見たことある顔だった。 お互いに「あやちゃんの・・・」「あやちゃんのダンナさん?」と顔を見合わせるが、似た人かっもしれないと、お互い確認することなく別れる。 しかし、2人の歩いて行く先が同じ方向で、そのことに気が付いた旦那さんが朱里の方へ振り返る。 「もしかして平山さんですか」と聞かれ、朱里は裏返った声で返事をする。 朱里が、最近向かいのアパートに引っ越してきたが、わざとではないことを大声で弁明すると、落ち着いてくださいと旦那さんも慌てる。 これからも何かが起きることはないから安心してほしいと言う朱里に、旦那さんもご近所同士としてよろしくお願いしますと言って別れた。 ただいま、と言って帰る彼に複雑な思いを抱えながらも、自宅に入ると心の中で綾乃とキスをしてしまったことを謝る。 旦那さんは綾乃に、朱里と会ったことを話そうとするが、直前で思いとどまる。 しかし、綾乃が自分で朱里が引っ越してきたことを打ち明けた。 追求してくる旦那さんに、綾乃は偶然だと話す。 思いがけぬ誘い 翌日も、朱里は旦那さんと会ってしまい、世間話をしながら一緒に歩いて行く。 産まれてからここに住んでいるという旦那さんに、朱里はアートフェスタのことを知っているかとたずねる。 仲良く談笑しながら歩いていたが、家へ帰ると朱里は「好きな女のダンナと仲良くおしゃべりしている場合ではない」と我に返る。 変に勘繰られることにはなりたくないため愛想よくしておこうと思うが、朝は嫁と一緒にいて夜はその旦那といることに地獄だとも思う。 ある日、旦那さんから「いつから女性が好きなんですか」と聞かれ、朱里は「ハツコイが担任の先生」だったことを告白する。 翌日、やっと晴の日になり旦那さんと会うことはなくなると思った矢先、朝に玄関の前で鉢合わせしてしまう。 こんなことが何日も続き、旦那さんが普通に自分に懐いているのでは、と思った朱里だったが、なんと家で一緒に食事をしないかと誘われる。 無料ポイントと無料期間で今すぐ読みたい方はこちらから。 をお送りしました。 漫画を読むならeBookJapan【背表紙が見やすい!】 まるで本屋で本を捜すように背表紙で本を探せますよ。 やっぱりビジュアルって大事! 登録無料で月額料金不要。 しかも登録するだけで半額クーポンが貰える。 詳しくは上記から公式をご確認ください。

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EXIT兼近大樹さんの、“チャラくない”話 「生きる意味を見つけたのがちょっと遅かったんですよね」

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「もともと『ヒーロー思想』があって(笑)誰かに求められたい。 世の中のためになることをしたら求められる。 でも、それに気づいたのがすごく遅かったんですよ。 二十歳を超えて、やっと『人のために何かをすること』はすごく嬉しいことで、自分の人生を豊かにしてくれるものだって気づいたんです。 生きてる意味とか、中二病の時にすごく考えるじゃないですか。 見つけたのがちょっと遅かったんですよね」 過去の自分を振り返り、兼近さんはそう話す。 お笑い芸人を目指す前の兼近さんは、一言で言うと「荒れていた」。 1991年、北海道札幌市に生まれ、母子家庭で育った兼近さん。 幼い頃から生活は貧しく、困窮していたという。 定時制高校を中退し、家計を支えるために10代で働きはじめた。 不良グループと行動をともにするようになってはいたが、自分の中の正義と噛み合わない、違和感は少しずつ溜まっていた。 「ずっと不良の中にいたんですけど、ポイ捨てが絶対に許せなくて、それで揉め事になることもあったんですよ。 ポイ捨てきっかけで喧嘩するとか、そういう、変な部分があったんです。 お酒も好きじゃないしタバコも吸わない。 先輩がタバコ吸えよって言っても絶対に吸わないので、喧嘩になる。 変な正義感というか、自分ルールみたいなものが昔からあったんですよね」 「漫画の『クローズ』でも、正義のあるワルと、正義のないワルがいるじゃないですか。 俺は正義のあるワルが好きだったはずなのに、そうあろうとしても、絶対にそうなれないんですよ。 環境も悪いし、法律的に良くないことをしていた。 『あれ、俺なりたいのこっちじゃないな』と、ちょっとずつ感じるようになっていきました」 ずっと抱いていた「違和感」や「ズレ」。 逮捕されたことで、それが確信となり、「抜け出さなくてはいけない」と思う決定打となった。 「いろんな人に迷惑をかけてしまいました。 警察の人といろいろ話すうちに、今いる場所は僕のいるべき世界じゃないのかもしれないと思い始めました」 「誰かを笑わせて生きていくなんて最高だな、かっこいいな」 芸人を目指すまで 転機となったのが、留置所で読んだ一冊の本だ。 お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんが執筆したエッセイ『第2図書係補佐』を読み、感銘を受けたという。 「それまでは活字を読むのも馬鹿らしいと思っていました。 小さい頃から全部嫌で逃げてきて、漢字を読むことも書くこともできないまま大人になっちゃったんですけど、時間があったので、頑張って読んでみて。 当時仲良かった人が又吉さんの本を差し入れてくれて、漢字を教えてもらいながら読みました。 そうしたら、めちゃくちゃおもしろかったんです」 「こういう面白い芸人さんも、自分と同じようなことを考えて生きているんだ」。 そんな共感をもったという。 「みんなとうまく話せなかったり、日常の中で『俺だけがこう考えているんじゃないか』って感じたりしていたけど、本を読んだ時にその孤独感がなくなったというか。 面白い芸人さんや、おじいちゃんの作家さんでも、今の俺と同じような感覚を持ってるんだって。 共感というか、すり合わせができて。 孤独感がなくなっていったんですよね」 そして、その共感は「憧れ」に変わる。 人を笑わせる「芸人」という職業に強く惹かれるようになった。 「この本を書いた人は芸人なんだ。 自分もその世界に行って、誰かの力になったり、誰かを変えられる人間になりたい、という感覚になりました。 あと、芸人って楽しそうだなって。 誰かを笑わせて生きていくなんて最高だな、かっこいいなと思ったんです。 誰かを笑わせることで、人に求めてもらえるかもしれない。 求められるようになりたいって、そこから強く思うようになりましたね。 誰かのために何かをすることが、自分が生きている意味になるんじゃないかって」 貧困や非行のループ、「抜け出すことは難しい」 兼近さんはその後、芸人を目指して東京に上京し、吉本興業の養成所「東京NSC」に19期生として入学する。 芸歴5年目となる2017年12月、りんたろー。 さんとのコンビ結成が決まり、「EXIT」が誕生した。 「ネオ渋谷系」と称される2人の漫才は新しく、一気に頭角を現していく。 テレビ番組『ゴッドタン』(テレビ東京系)や『ネタパレ』(フジテレビ系)で注目を集め、「チャラ男キャラ」が大ブレイクした。 「自分はラッキーでした。 迷惑をかけてしまった人たちが本当にみんな優しくて、そのおかげだと思います」。 上京する際、信頼のおける1人の友人以外の連絡先を断ち切ったという兼近さんは、そう話す。 「普通は、無理だと思います。 抜け出そうって思わないと思います。 そこにいると楽だし、人間ってみんな生まれた時にある程度の道が決まっていて、そもそも気づけないし、そこから飛び出ることってすごく難しい。 真面目な親に育てられたら真面目なまま生きていく。 喧嘩したり悪いことをしたりしてきた人は、同じことを繰り返していく。 その世界にいた方が楽なんです。 そこから勉強するのって地獄のように大変ですから」 貧困や親の経済状況は子どもの教育機会や学力にも影響し、格差に繋がっている。 身を以て経験していたからこそ、兼近さんは、希望を簡単には口にしない。 「その道から逃れようとしてもちょっとしか変われなかったり、ズレたつもりでも、結局『繋がり』に縛られたりするんです。 非行でいうと、小学校、中学校の同級生からの繋がりがある。 その繋がりって逃れられないので、一度定まった道から抜け出すのは大変なんじゃないかと思いますね」 「誰かを変えられる人間になれたら良いなとは思うけど、逆に、無理だっていうこともその場にいたからこそわかるんですよ。 そのままでいた方が気持ちがいいし、楽だし、楽しい。 難しい問題だと思います」 「誰かに喜んでほしくてやっている」 「第7世代」には、EXITや霜降り明星、ハナコ、四千頭身、宮下草薙、かが屋などの若手芸人の名が挙げられる。 兼近さんは、 「わかりやすいパッケージになっているだけ。 今キてるグループみたいにしてもらってるんで、まぁ感謝ぶちかましですね」 と軽くかわすが、彼らの活躍は、日本のお笑い界に間違いなく新しい風を吹き込んでいる。 お笑いに対する世間の見方も変わってきた。 テレビ番組で見るEXITの漫才も、きついツッコミや「いじり」が少ない印象だ。 「俺らはチャラ男2人の喋りなので、ツッコミやいじりはあまり強くないかもしれないですね。 そういう意味では、お笑いお笑いしてないかもしれない。 飲んだ帰り、電車でつり革持って喋ってるチャラ男の会話、みたいなイメージなんです。 コンビニでたむろしながら喋ってる2人、みたいな...。 くだらないことで笑いあっているイメージ。 だから強いツッコミはしないようにしています」 「でも、激しく叩いたり罵倒するツッコミをやる人もいるし、芸人が変わってきている、というわけではないと思います。 お笑いが優しくなってきていると思う人がいるのなら、そう思ってくれている、世の中自体が『優しく』なってるのかもしれないですよね」 女性やLGBTなど、マイノリティーへの差別的な表現や、ハラスメントととらえられる言動は問題視されるようになった。 また、人と違う部分や劣っている部分、容姿などをクローズアップしたり揶揄して作られる笑いは、誹謗中傷や差別と紙一重の存在だ。 兼近さんは『優しさ』と表現したが、そんな笑いを受け入れなくなった世間の変化を、傷つくことにナイーブになり「正しさ」に敏感になっていると捉えている人もいる。 そして、「昔は何でもありで、お笑いがもっと面白かったのに」と、嘆く芸人や制作側の姿を見ることも多い。 兼近さんは、今の状況に窮屈さを感じることはないのだろうか? 兼近さんは、 「全く思わないです」 と即答した。 「時代は変わっていくものなので。 確かに僕が小さい頃は、人を『いじれる人』が面白いという時代でした。 それが主流だったし、その時は僕も人をいじったりしていたし...。 でも、それじゃもう誰も喜ばないですから。 やっぱり誰かに喜んでほしくてやっているので。 それが一番なんです。 劇場やYouTubeと、テレビは違いますよね。 『見たくない人が見てしまうかもしれない』ということを考えると、テレビは気をつけないとと思います。 そこは、考えていますね」 「人を喜ばせたい」というのが兼近さんが芸人を目指した原点。 それでも、気をつけられるかどうかとなるとまた別だ。 どうやって時代を捉えているのか?と問うと、 「なんとなく感覚なのかな…」 としばらく逡巡して、最後にこう話した。 「ニュースを見て雰囲気を感じ取ってるのかな。 ニュースは大切ですよね」 ニュース番組MCに抜擢 EXITは、4月からAbemaTVのニュース番組でMCに抜擢された。 ギャップで驚かせる「逆張り」戦略だったというが、番組を重ねていくうちに、兼近さんは新たなことに気づいたのだと語る。 「ニュースなんて見ないじゃないですか。 他にTikTokとか楽しいこといっぱいあるし。 自分も実際そうだったんで。 でも、逆張りなんです。 見た目がチャラ男なんで、変わったことをした方が絶対人の目につくんですよ」 新型コロナの感染拡大で、当初から関連のニュースが目白押しの展開となっていたが、 「最初は『コロナヤバいな』ぐらいに思っていただけ」。 それが、出演を重ねて、「嫌でも」政治家や専門家の話を聞いていくにつれて痛感するようになったのは、視聴者と社会と間にある温度の「差」だったという。 「こう動いてほしいと思っている(政治家や専門家の)熱量と、ファンの皆さん、若い子たちのコロナに対する熱量に違いがありすぎて、全く伝わっていないというか。 差が生まれすぎてるんですよ。 この差を埋める存在になりたいなというのをめちゃくちゃ思いました。 危機感もだけど、興味を持つことがすごく大事。 『これってこうだったんだ』と繋がっていく面白さもあって。 ニュースを知ること、情報を入れることは、直接自分の人生に関わっている。 まずそのことを知らせる役目になれるんじゃないか、ってここ数カ月ニュースに関わっていくうちに思うようになりました」 また、5月に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、検察庁法改正案に反対の声を挙げた芸能人へのバッシングに対する鋭いコメントも話題になった。 自分のファンや若い世代の人々に、兼近さんは何を伝えようとしているのか。 「伝えたいというよりも、『架け橋』になりたい。 俺が俺の意見を全員に『こうだよ、こうしようぜ』って言うんじゃなくて、人のためになることをしている素敵な人たちがたくさんいるから、それを伝える橋になりたいという感覚ですね。 興味を持っていない人に、新型コロナのこととか、世の中で起きているニュースのこととかを伝えられるようになりたいと。 その役目を全うしたい、できることをやりたいですね」 「人を喜ばせることをしたい」、「誰かのためになりたい」。 お笑いのことを語る言葉と、それは共通していた。 「チャラ男」は、この先、どこに向かうのか? 理想の芸人像や目標について、改めて聞いてみた。 そこで、返ってきたのはシンプルな答えだった。 「そういうことを決めないことが多分僕の生き方で...。 目標って決めるとそのための動きかたしかできなくなるんですけど、持たないことでいろんな人に言われた意見を取り入れながら、いろんな道に進めるんですよ。 僕はすぐ動ける準備、筋トレをしているというイメージで、決めない。 僕自身は楽しく生きる。 ただ楽しく生きるのが、僕の理想の芸人像だと思います。... …結構かっこいいこと言ってますか?(笑)」 【番組内容】 6月28日(日)13時〜 ハフポスト日本版のTwitter、Facebook、YouTubeアカウントにてライブ配信 番組は、国連広報センターとハフポスト日本版の共催です。 以下のURLで、時間になったら自動で配信が始まります。 視聴は無料です。 国連が創設75周年を記念して、世界中の人々の「声」を集めている以下のアンケート。 ぜひ、番組のご視聴前に回答してみてください。

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水着姿の唯花ちゃんがキュートすぎて天使! 3分で振り返る『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』第11話盛り上がったシーン

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「もともと『ヒーロー思想』があって(笑)誰かに求められたい。 世の中のためになることをしたら求められる。 でも、それに気づいたのがすごく遅かったんですよ。 二十歳を超えて、やっと『人のために何かをすること』はすごく嬉しいことで、自分の人生を豊かにしてくれるものだって気づいたんです。 生きてる意味とか、中二病の時にすごく考えるじゃないですか。 見つけたのがちょっと遅かったんですよね」 過去の自分を振り返り、兼近さんはそう話す。 お笑い芸人を目指す前の兼近さんは、一言で言うと「荒れていた」。 1991年、北海道札幌市に生まれ、母子家庭で育った兼近さん。 幼い頃から生活は貧しく、困窮していたという。 定時制高校を中退し、家計を支えるために10代で働きはじめた。 不良グループと行動をともにするようになってはいたが、自分の中の正義と噛み合わない、違和感は少しずつ溜まっていた。 「ずっと不良の中にいたんですけど、ポイ捨てが絶対に許せなくて、それで揉め事になることもあったんですよ。 ポイ捨てきっかけで喧嘩するとか、そういう、変な部分があったんです。 お酒も好きじゃないしタバコも吸わない。 先輩がタバコ吸えよって言っても絶対に吸わないので、喧嘩になる。 変な正義感というか、自分ルールみたいなものが昔からあったんですよね」 「漫画の『クローズ』でも、正義のあるワルと、正義のないワルがいるじゃないですか。 俺は正義のあるワルが好きだったはずなのに、そうあろうとしても、絶対にそうなれないんですよ。 環境も悪いし、法律的に良くないことをしていた。 『あれ、俺なりたいのこっちじゃないな』と、ちょっとずつ感じるようになっていきました」 ずっと抱いていた「違和感」や「ズレ」。 逮捕されたことで、それが確信となり、「抜け出さなくてはいけない」と思う決定打となった。 「いろんな人に迷惑をかけてしまいました。 警察の人といろいろ話すうちに、今いる場所は僕のいるべき世界じゃないのかもしれないと思い始めました」 「誰かを笑わせて生きていくなんて最高だな、かっこいいな」 芸人を目指すまで 転機となったのが、留置所で読んだ一冊の本だ。 お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんが執筆したエッセイ『第2図書係補佐』を読み、感銘を受けたという。 「それまでは活字を読むのも馬鹿らしいと思っていました。 小さい頃から全部嫌で逃げてきて、漢字を読むことも書くこともできないまま大人になっちゃったんですけど、時間があったので、頑張って読んでみて。 当時仲良かった人が又吉さんの本を差し入れてくれて、漢字を教えてもらいながら読みました。 そうしたら、めちゃくちゃおもしろかったんです」 「こういう面白い芸人さんも、自分と同じようなことを考えて生きているんだ」。 そんな共感をもったという。 「みんなとうまく話せなかったり、日常の中で『俺だけがこう考えているんじゃないか』って感じたりしていたけど、本を読んだ時にその孤独感がなくなったというか。 面白い芸人さんや、おじいちゃんの作家さんでも、今の俺と同じような感覚を持ってるんだって。 共感というか、すり合わせができて。 孤独感がなくなっていったんですよね」 そして、その共感は「憧れ」に変わる。 人を笑わせる「芸人」という職業に強く惹かれるようになった。 「この本を書いた人は芸人なんだ。 自分もその世界に行って、誰かの力になったり、誰かを変えられる人間になりたい、という感覚になりました。 あと、芸人って楽しそうだなって。 誰かを笑わせて生きていくなんて最高だな、かっこいいなと思ったんです。 誰かを笑わせることで、人に求めてもらえるかもしれない。 求められるようになりたいって、そこから強く思うようになりましたね。 誰かのために何かをすることが、自分が生きている意味になるんじゃないかって」 貧困や非行のループ、「抜け出すことは難しい」 兼近さんはその後、芸人を目指して東京に上京し、吉本興業の養成所「東京NSC」に19期生として入学する。 芸歴5年目となる2017年12月、りんたろー。 さんとのコンビ結成が決まり、「EXIT」が誕生した。 「ネオ渋谷系」と称される2人の漫才は新しく、一気に頭角を現していく。 テレビ番組『ゴッドタン』(テレビ東京系)や『ネタパレ』(フジテレビ系)で注目を集め、「チャラ男キャラ」が大ブレイクした。 「自分はラッキーでした。 迷惑をかけてしまった人たちが本当にみんな優しくて、そのおかげだと思います」。 上京する際、信頼のおける1人の友人以外の連絡先を断ち切ったという兼近さんは、そう話す。 「普通は、無理だと思います。 抜け出そうって思わないと思います。 そこにいると楽だし、人間ってみんな生まれた時にある程度の道が決まっていて、そもそも気づけないし、そこから飛び出ることってすごく難しい。 真面目な親に育てられたら真面目なまま生きていく。 喧嘩したり悪いことをしたりしてきた人は、同じことを繰り返していく。 その世界にいた方が楽なんです。 そこから勉強するのって地獄のように大変ですから」 貧困や親の経済状況は子どもの教育機会や学力にも影響し、格差に繋がっている。 身を以て経験していたからこそ、兼近さんは、希望を簡単には口にしない。 「その道から逃れようとしてもちょっとしか変われなかったり、ズレたつもりでも、結局『繋がり』に縛られたりするんです。 非行でいうと、小学校、中学校の同級生からの繋がりがある。 その繋がりって逃れられないので、一度定まった道から抜け出すのは大変なんじゃないかと思いますね」 「誰かを変えられる人間になれたら良いなとは思うけど、逆に、無理だっていうこともその場にいたからこそわかるんですよ。 そのままでいた方が気持ちがいいし、楽だし、楽しい。 難しい問題だと思います」 「誰かに喜んでほしくてやっている」 「第7世代」には、EXITや霜降り明星、ハナコ、四千頭身、宮下草薙、かが屋などの若手芸人の名が挙げられる。 兼近さんは、 「わかりやすいパッケージになっているだけ。 今キてるグループみたいにしてもらってるんで、まぁ感謝ぶちかましですね」 と軽くかわすが、彼らの活躍は、日本のお笑い界に間違いなく新しい風を吹き込んでいる。 お笑いに対する世間の見方も変わってきた。 テレビ番組で見るEXITの漫才も、きついツッコミや「いじり」が少ない印象だ。 「俺らはチャラ男2人の喋りなので、ツッコミやいじりはあまり強くないかもしれないですね。 そういう意味では、お笑いお笑いしてないかもしれない。 飲んだ帰り、電車でつり革持って喋ってるチャラ男の会話、みたいなイメージなんです。 コンビニでたむろしながら喋ってる2人、みたいな...。 くだらないことで笑いあっているイメージ。 だから強いツッコミはしないようにしています」 「でも、激しく叩いたり罵倒するツッコミをやる人もいるし、芸人が変わってきている、というわけではないと思います。 お笑いが優しくなってきていると思う人がいるのなら、そう思ってくれている、世の中自体が『優しく』なってるのかもしれないですよね」 女性やLGBTなど、マイノリティーへの差別的な表現や、ハラスメントととらえられる言動は問題視されるようになった。 また、人と違う部分や劣っている部分、容姿などをクローズアップしたり揶揄して作られる笑いは、誹謗中傷や差別と紙一重の存在だ。 兼近さんは『優しさ』と表現したが、そんな笑いを受け入れなくなった世間の変化を、傷つくことにナイーブになり「正しさ」に敏感になっていると捉えている人もいる。 そして、「昔は何でもありで、お笑いがもっと面白かったのに」と、嘆く芸人や制作側の姿を見ることも多い。 兼近さんは、今の状況に窮屈さを感じることはないのだろうか? 兼近さんは、 「全く思わないです」 と即答した。 「時代は変わっていくものなので。 確かに僕が小さい頃は、人を『いじれる人』が面白いという時代でした。 それが主流だったし、その時は僕も人をいじったりしていたし...。 でも、それじゃもう誰も喜ばないですから。 やっぱり誰かに喜んでほしくてやっているので。 それが一番なんです。 劇場やYouTubeと、テレビは違いますよね。 『見たくない人が見てしまうかもしれない』ということを考えると、テレビは気をつけないとと思います。 そこは、考えていますね」 「人を喜ばせたい」というのが兼近さんが芸人を目指した原点。 それでも、気をつけられるかどうかとなるとまた別だ。 どうやって時代を捉えているのか?と問うと、 「なんとなく感覚なのかな…」 としばらく逡巡して、最後にこう話した。 「ニュースを見て雰囲気を感じ取ってるのかな。 ニュースは大切ですよね」 ニュース番組MCに抜擢 EXITは、4月からAbemaTVのニュース番組でMCに抜擢された。 ギャップで驚かせる「逆張り」戦略だったというが、番組を重ねていくうちに、兼近さんは新たなことに気づいたのだと語る。 「ニュースなんて見ないじゃないですか。 他にTikTokとか楽しいこといっぱいあるし。 自分も実際そうだったんで。 でも、逆張りなんです。 見た目がチャラ男なんで、変わったことをした方が絶対人の目につくんですよ」 新型コロナの感染拡大で、当初から関連のニュースが目白押しの展開となっていたが、 「最初は『コロナヤバいな』ぐらいに思っていただけ」。 それが、出演を重ねて、「嫌でも」政治家や専門家の話を聞いていくにつれて痛感するようになったのは、視聴者と社会と間にある温度の「差」だったという。 「こう動いてほしいと思っている(政治家や専門家の)熱量と、ファンの皆さん、若い子たちのコロナに対する熱量に違いがありすぎて、全く伝わっていないというか。 差が生まれすぎてるんですよ。 この差を埋める存在になりたいなというのをめちゃくちゃ思いました。 危機感もだけど、興味を持つことがすごく大事。 『これってこうだったんだ』と繋がっていく面白さもあって。 ニュースを知ること、情報を入れることは、直接自分の人生に関わっている。 まずそのことを知らせる役目になれるんじゃないか、ってここ数カ月ニュースに関わっていくうちに思うようになりました」 また、5月に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、検察庁法改正案に反対の声を挙げた芸能人へのバッシングに対する鋭いコメントも話題になった。 自分のファンや若い世代の人々に、兼近さんは何を伝えようとしているのか。 「伝えたいというよりも、『架け橋』になりたい。 俺が俺の意見を全員に『こうだよ、こうしようぜ』って言うんじゃなくて、人のためになることをしている素敵な人たちがたくさんいるから、それを伝える橋になりたいという感覚ですね。 興味を持っていない人に、新型コロナのこととか、世の中で起きているニュースのこととかを伝えられるようになりたいと。 その役目を全うしたい、できることをやりたいですね」 「人を喜ばせることをしたい」、「誰かのためになりたい」。 お笑いのことを語る言葉と、それは共通していた。 「チャラ男」は、この先、どこに向かうのか? 理想の芸人像や目標について、改めて聞いてみた。 そこで、返ってきたのはシンプルな答えだった。 「そういうことを決めないことが多分僕の生き方で...。 目標って決めるとそのための動きかたしかできなくなるんですけど、持たないことでいろんな人に言われた意見を取り入れながら、いろんな道に進めるんですよ。 僕はすぐ動ける準備、筋トレをしているというイメージで、決めない。 僕自身は楽しく生きる。 ただ楽しく生きるのが、僕の理想の芸人像だと思います。... …結構かっこいいこと言ってますか?(笑)」 【番組内容】 6月28日(日)13時〜 ハフポスト日本版のTwitter、Facebook、YouTubeアカウントにてライブ配信 番組は、国連広報センターとハフポスト日本版の共催です。 以下のURLで、時間になったら自動で配信が始まります。 視聴は無料です。 国連が創設75周年を記念して、世界中の人々の「声」を集めている以下のアンケート。 ぜひ、番組のご視聴前に回答してみてください。

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