急性 膵炎 原因。 膵炎について

犬が膵炎になる注意すべき原因と急性膵炎と慢性膵炎の症状

急性 膵炎 原因

膵炎という、静かで恐ろしい病気。 過度の飲酒にご注意を。 膵炎の概要~急性膵炎・慢性膵炎とも、原因の中心はアルコール過剰摂取 皆さんは最近増加傾向にある「 膵炎(すいえん)」という病気について、ご存知でしょうか? いや、それ以前に「 膵臓(すいぞう)」という臓器については、どれくらいご存知でしょうか。 膵臓は、場所としては 胃のちょうど裏側あたりにあります()。 膵臓は病気になったとしても自覚症状の出にくい、CT検査等でも異常の見つかりにくいやっかいな臓器ですが、人の生命維持活動においてその果たす役割は、極めて重要です。 膵臓無しでは、人は生きていられないのです。 膵臓は直径15cm・重さ100g程とサイズこそ小さいですが、血糖値を正常に保つためのインシュリンなどのホルモンを分泌する「 内分泌機能」、そしてアミラーゼやリパーゼなどの消化液を分泌する「 外分泌機能」という、重要な2つの機能を持っています。 膵臓が出す アルカリ性の消化液が、「 膵液(すいえき)」です。 1日に1,500mlもの膵液が、食事時を中心に大量に分泌されます。 たんぱく質・脂質・糖質を分解する酵素を含んだ「膵液」は、 胃酸の洗礼を経て酸性となった内容物を小腸で中和します。 3大栄養素のすべてを分解する消化酵素を含んだ膵液を分泌している膵臓は、まさしく消化の主役と言えるでしょう。 私たちは食べ物を、そのまま体内に取り込んでいるわけではありません。 消化酵素が活発にはたらく消化活動を通じて、 栄養素を細胞膜を通れるほどの大きさの分子レベルにまで分解し、消化管から吸収しています。 消化液のひとつである 膵液は、そのための不可欠な役割を果たしているのです。 スポンサーリンク 膵炎とは 、この膵臓に炎症が起き、痛みなどを生じる病気です。 膵炎は、膵臓が分泌した酵素によって 膵臓自らの細胞が消化され、炎症を起こしてしまうという、病気としてもちょっと変わった特徴を持っています。 一般に 膵炎の痛みは食事によって強まり、絶食することで軽くなりますが、これは 食事をしたときの消化液で自らの膵臓が消化され、ダメージを受けることによるものです。 厚生労働省の調査研究班による2011年度の調査では、1年間の推定患者数は急性膵炎が約63,000人、慢性膵炎が約67,000人。 急性膵炎・慢性膵炎ともに、患者数は年々増加傾向にあります。 男性の急性膵炎の発生頻度は女性の約2倍ですが、 膵炎の発生リスクそのものに性差は無いとされます。 膵炎の 原因は急性膵炎・慢性膵炎とも「 アルコールの過剰摂取」によるものが最も多いものの、 胆石症や 遺伝に起因するものや、原因不明とされる「 特発性膵炎(とくはつせいすいえん)」もあります。 これら以外にも、最近は自己免疫機能の異常により膵臓が慢性的炎症を起こす「 自己免疫性膵炎」が、特に60~70歳代の高齢者男性に患者が増え注目されています。 急性膵炎は比較的若い 30~40代から発症が見られますが、 慢性膵炎は 主に50~60代に多く見られます。 アルコール摂取による急性膵炎の割合は 男性で4割強、女性で1割。 同じく 慢性膵炎においては、 男性が7割強で 女性は3割弱となっています。 いずれにせよ日本では 男女とも、アルコール性膵炎の患者が増加傾向にあることは確かです。 急性膵炎・慢性膵炎とも、お酒の飲み過ぎ、すなわち「アルコールの過剰摂取」によって起きるケースが多いという点で共通しています。 一般に「 アルコール性膵炎」とは、「 アルコールの過剰摂取によって発症する急性膵炎」を指します。 ただしその定義は確立されたものではなく、 慢性膵炎もまた、アルコールを原因とするものが過半を占めています( アルコール性慢性膵炎)。 ちなみに、アルコールの過剰摂取によってなぜ慢性膵炎が起きるのかについてはまだよくわかっていませんが、アルコールだけでなく 遺伝・喫煙・食生活などアルコール以外の他の要因も関係しているものと考えられています。 しかしいずれにせよ、 大量飲酒が膵炎を招くリスクを高めることは確かです。 日本酒にして毎日3号の以上のアルコールを10年以上摂取し続けると、慢性膵炎になりやすいと言われており、「」と同様に酒飲みが用心しなくてはならない、怖い病気のひとつと言えます。 しかしその一方、 アルコール性膵炎では必ずしも「大量の」飲酒が原因ともされていないことにも注意が必要です。 比較的少量の摂取でもなる場合がありますし、逆に長期間多く飲酒している人でもならないケースもあって、 発症するかどうかは個人差が大きいと言えます。 また アルコール性の慢性膵炎の場合は、発症から膵臓機能の破壊に至るまでが速く、 非アルコール性の半分ほどの歳月で同程度に進行すると言われます。 スポンサーリンク 急性膵炎と慢性膵炎の症状~慢性膵炎は糖尿病の合併症も 急性膵炎は 腹部や背中が痛くなるのが一番の 症状で、激痛と言っていいくらいに痛みが激しくなることもあります。 該当部を手で押すと、さらに一層の痛みを感じます。 市販の鎮静剤やお酒を飲んで痛みをごまかそうとする人もいますが、すぐには効きませんし、 痛さが続くあまり高熱が出たり、あるいはショック症状を起こす場合もあります。 急性膵炎は軽く考えずに、病院できちんと治療を受ける必要がある病気なのです。 軽症の急性膵炎の場合、 治療により 通常は数日~一週間程度で症状も収まり、治癒します。 ただし万一、急性膵炎をきっかけとして、胃・肺・腎臓・腸など全身の臓器が複合的に炎症を起こす「 多臓器不全」となった場合は大変で、 重症の急性膵炎の死亡率は5割を超えるともいわれます。 この場合は集中治療室入り、 胆のうや膵臓の手術ともなりかねません。 慢性膵炎は基本的に、急性膵炎とは別のメカニズムで起こる病気と考えられています。 ただし 急性膵炎から慢性膵炎への移行(慢性化)は存在し、その 移行率は平均して10%前後とされています。 慢性膵炎では、 膵臓の消化機能が破壊されて元に戻らなくなります。 そして 「内分泌機能」が壊れることにより、「 糖尿病」を合併しやすくなります。 糖尿病の発症に関わるインシュリンは、膵臓から分泌されるホルモンで血糖値を下げる働きをしています。 このインシュリンが十分に分泌されなかったり、あるいは正常に働かなくなると血糖値が上がり、やがて糖尿病が引き起こされます。 いったん発症させてしまうと一生涯つき合わねばならず、また糖尿病網膜症・神経障害・動脈硬化などの合併症を絶えず心配しなくてはならない、 「糖尿病に至るための最短コースのひとつ」が慢性膵炎なのです。 慢性膵炎も急性膵炎ほどの激痛ではないものの、症状として 腹の上側あるいは背中辺りに、重苦しく鈍い痛みが続きます。 それ以外に、 吐き気や食欲不振・体重減少などの症状がみられることもあります。 もっとも 慢性膵炎が重度まで進行すると、膵臓の損傷が進み、痛みをあまり感じなくなるとされます。 重度の慢性膵炎は上腹部を抑えると、固くなった膵臓の感触を外から確認できるほどになります。 スポンサーリンク 急性膵炎と慢性膵炎の治療~絶食・絶飲、アルコールは厳禁 膵炎の検査は、 血液検査や腹部超音波検査、CT画像検査など幾つかの方法で行われます。 今日においても 重症の急性膵炎の死亡率は5人に1人と高いままであり、また多くの患者が 脱水によるショックや多臓器不全により、発症から2週間以内に死亡しています。 したがって 軽症か重症かの判断は、発症・入院から48~72時間以内に、専用のスコアリングシステムを用いて慎重に行われています。 とりわけ重症の急性膵炎では、 厳密な呼吸・循環管理および輸液(点滴)治療に加えて、 感染症の予防や合併症にかかわる対策も必要になるためです。 治療ですが、 急性膵炎の場合は 入院後はきちんと絶食・絶飲したうえで、 点滴で栄養分や水分を補いながら安静を保ち、必要に応じて鎮痛剤や抗酵素剤を投与するのが基本となります。 食事によって消化酵素の分泌が促進されるため、それを防ぐべく、絶食する必要があるわけです。 なお当然のことながら、 禁酒は絶対条件です。 絶飲食の期間は病状にもよりますが 10日間前後、 重症の場合は1ヶ月近く経口摂取が許されないケースもあります。 急性膵炎は治る見込みの高い病気ですが、 飲酒を続ける限り、再発のリスクも高まります。 厚生労働省の追跡調査(2004年度)によると、 アルコール性急性膵炎の再発率は32%、飲酒を続けた場合の再発率は57%と、高い数値を示しています。 また海外ではアルコール性急性膵炎の80%が、罹患から4年以内に再発しているとの研究結果もあります。 注意すべきは、 急性膵炎では痛みなどの症状が和らぐと自己判断で飲酒を再開してしまう人がとても多く、「再発」や「慢性化」が起きやすいことです。 その意味で急性膵炎はむしろ、「 回復した後の自己管理能力が問われる病気」でもあります。 治った後は、将来を考えて禁酒したほうが無難でしょう。 慢性膵炎は臓器の傷んだ部分は壊死(えし)して二度と回復しないため、 病気の進行を抑えることに主眼が置かれます。 特に 慢性膵炎の場合、飲酒の禁止が「絶対的に」要求されています。 また通常は食事においても、 脂肪の摂取制限がなされます。 鎮痛剤や抗酵素剤などの 薬物治療も併用される場合もあり、また万一 重度化した場合は、集中治療室入りないし手術の可能性もでてきます。 結論として、 急性膵炎を甘く見ないこと、また 慢性膵炎では糖尿病など合併症の発症の恐ろしさを認識し、禁酒した上で食事内容の見直しを行うなど、 生活習慣の改善にも取り組む必要があります。 膵炎は特に「 他の病気と間違われることが多い」ので、上記の症状に思い当たる場合は鎮静剤などでごまかさず、早々に 消化器科の診察を受けましょう。 スポンサーリンク 参考サイト• 当サイトの情報提供に関わるご注意 本サイトは、膵炎(急性膵炎・慢性膵炎)に関連する情報の収集・整理をお手伝いすることが目的です。 これらに関わる一般的な情報提供を行うことを主な趣旨としています。 当サイトはこれらの情報提供行為により、何らの責任を負うものではありません。 当サイトに登場する関連情報は、ご自身の責任と判断のもとでご使用いただくようお願いいたします。 当サイトの掲載内容は、予告なく変更・中断・中止することがあります。 プライバシーポリシー 本サイト内には、第三者配信(広告配信事業者としてのGoogle)による広告配信において「Webビーコン」「cookie(クッキー)」と呼ばれる技術を使用しているページがあります。 Webビーコンは特定のページに何回のアクセスがなされたかを知るための技術であり、またクッキーはサイト利用者がウェブサイトを訪れた際にサイト利用者のコンピューター内に記録される小さなファイルです。 このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に基づく商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報を使用することがあります。 但し記録される情報には、皆様の氏名やEメールアドレスや電話番号や住所などの、個人を特定する情報は含まれません。 クッキーは皆様のブラウザを識別することはできますが、皆様自身を識別することはできません。 クッキーを受け入れたくない場合は、使用しないよう拒否設定することが可能です。 このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法についてはをクリックしてください。

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急性膵炎について

急性 膵炎 原因

原因 それぞれの原因は以下の通りです。 急性膵炎 もっとも多い原因はアルコールの多飲によるもので、全体の約40%を占めます。 次に多いのはが膵管と胆管の合流部にはまりこんだもので、女性の急性膵炎に多いです。 原因不明のものも約20%あります。 そのほかには、内視鏡検査や手術などが原因となる医原性のもの、、膵臓や胆道の奇形、、感染症などが挙げられます。 慢性膵炎 もっとも多い原因は急性膵炎と同じくアルコールの多飲によるもので、男性では70%を占めています。 原因不明のものが約20%で、女性の慢性膵炎の約半数は原因不明の特発性とされています。 そのほかには、胆石などの胆道系疾患、高脂血症、腹部外傷、奇形など急性膵炎と共通した原因となります。 症状 それぞれの症状は以下の通りです 急性膵炎 急性腹症のひとつであり、症状は重症度によって大きく異なります。 みぞおちから背中にかけての断続的で強い痛みが起こり、吐き気や嘔吐、発熱などの症状が続きます。 また、重症になると、を併発し、腸管の運動が麻痺するために高頻度でが起こり、ショック状態となるため、全身状態としては、頻脈や血圧低下、出血傾向、呼吸障害などがみられ、非常に重篤な状態へ移行します。 また、膵臓の組織が 壊死 えし を起こすため、膵臓から遊離した脂肪と血中のカルシウムが結合してを呈することがあります。 また、慢性膵炎が急激に悪化すると、急性膵炎のような症状が現れることもあります。 慢性膵炎 症状は発症してからの時間によって異なります。 発症してから10年ほどは、主な症状はみぞおちから背中にかけての痛みであり、飲酒や脂肪が多い食事を食べた後にひどくなるのが特徴です。 また、発症後10年以降には腹痛は軽減しますが、膵臓の機能が低下し、消化酵素やインスリンなどのホルモンの分泌が次第に減少します。 このため、脂肪が消化されず、脂肪便や下痢、体重減少などがみられ、インスリンが正常に分泌されないことでを併発します。 慢性膵炎はしばしば急激に悪化することがあり、その場合には急性膵炎と同様の症状が現れます。 検査・診断 膵炎の診断にはCT検査が有用です。 そのほかにも補助的な診断や全身状態を評価する目的で、血液検査や他の画像検査、消化酵素やホルモンの分泌能を評価する検査などが行われます。 画像検査 造影剤を用いたCT検査がもっとも有用な検査です。 急性膵炎では、膵臓の腫れや周囲の炎症がみられ、慢性膵炎では膵管の拡張や膵石がみられます。 やMRCP検査なども膵管や膵石の状態を確認することができますが、第一に選択されるのは造影CT検査でしょう。 また、もっとも簡便に行えるレントゲン検査では、や膵石を確認することができ、急性腹症の場合には緊急的に消化管穿孔などとの鑑別が行える検査です。 血液検査 血液検査は膵臓と全身の状態を評価するために行われます。 膵酵素であるアミラーゼとリパーゼは、急性・慢性ともに上昇します。 しかし、慢性膵炎の末期ではこれらの酵素が減少するため、膵酵素の値は慢性の進行を評価する目的で定期的に検査されることがあります。 また、急性膵炎では炎症反応が上昇し、血小板や凝固因子の現象がみられます。 重症例では、膵臓組織の壊死によってカルシウムの低下とLDHの上昇が見られ、重症度を評価する指標のひとつでもあります。 膵外分泌能検査 慢性膵炎で行われる検査で、膵臓の消化酵素であるアミラーゼやリパーゼの分泌能を評価するものです。 膵キモトリプシン活性を反映するPFD試験や便中の脂肪量を評価する検査などが行われます。 膵内分泌能検査 慢性膵炎で行われる検査ですが、主にインスリンの分泌能を評価する検査です。 検査方法は一般的なの検査と同様で、やHbA1c値の測定、糖負荷試験などが行われます。 治療 それぞれの治療は以下の通りです。 急性膵炎 軽症の場合には、膵臓への刺激を抑えるために安静、絶食などの保存的な治療が行われます。 基本的には入院が必要になり、脱水予防のために点滴が行われ、症状の程度によっては蛋白分解酵素阻害薬を使用して、膵臓の組織を保護する治療が行われます。 一方、重症の場合には、全身管理が必要になり、呼吸状態や血圧低下などに対する集中的な治療が行われます。 また、膵炎に対しては蛋白質分解酵素阻害薬の大量点滴が行われ、性膵炎では胆道ドレナージ(胆汁を外へ排出する)や胆石切除が行われます。 いずれも早急に適切な治療が開始される必要があり、治療の遅れは救命率の低下につながります。 慢性膵炎 消化酵素やホルモンの分泌が保たれているときには、禁酒や低脂肪食などの食事療法が行われ、症状や進行を抑えるために消化酵素薬と蛋白質分解酵素阻害薬の内服がすすめられます。 一方、消化酵素やホルモンの分泌が減少する頃には、分泌が低下した消化酵素の補充やインスリン療法が行われます。 また、膵石が膵管に詰まることによって、保存的な治療では改善しない腹痛がある場合には、内視鏡での膵石除去や膵管拡張、手術による膵管減圧術などが行われることもあります。

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犬が膵炎になる注意すべき原因と急性膵炎と慢性膵炎の症状

急性 膵炎 原因

原因 最も多いのはアルコールの大量摂取。 次いで、胆石。 原因不明も2割を占める。 その他、脂質異常症(高脂血症)、薬剤の摂取、事故による膵臓の損傷なども、原因として挙げられる。 男性ではアルコール性、女性は胆石性の急性膵炎が多く、高齢者は男女ともに胆石性の割合が増す。 アルコール性急性膵炎では、アルコールによる膵臓への直接的な刺激のほか、膵液の分泌過剰や膵管の狭窄(狭くなること)など、さまざまな要素が考えられる。 では、なぜ胆のうでつくられる胆石が膵臓の病気に関係するのか。 それは胆管と膵管が、それぞれ十二指腸へとつながる出口部分で合流しているためである。 胆のうから総胆管を通って落ちてきた胆石がその出口に詰まることで、膵液の流れが悪化し急性膵炎を引き起こす。 症状 代表的な症状は、みぞおちから左脇腹の痛み。 膵臓は胃の裏側にあるため、背中に痛みが生じることもある。 痛みの程度や現れ方はさまざまで、軽い鈍痛が数日かけて徐々に現れたり、不快感程度で済んだりすることもあるが、多くの場合、強い痛みが突然現れる。 「のたうち回るほどの痛み」と表現されることも。 その他、嘔吐、発熱、悪寒、食欲不振、腹部膨満感などが起こりえる。 激しく吐いても腹痛が治まることはないのが特徴。 また、膵臓の消化が進んで細胞が壊死したり、周囲の臓器まで消化したり全身にまで炎症が及ぶと、ショック状態、意識低下、死に至ることも珍しくない。 なお、大量の酒や脂肪分の多い食事を摂取した数時間後に症状が出ることが多い。 検査・診断 他の疾患の可能性が低く、以下3つの項目のうち2つ以上にあてはまる場合は急性膵炎と診断される。 1.みぞおちから左脇腹にかけて急な痛みがある、あるいは押すと痛い。 2.血液検査、尿検査の結果、膵臓の消化酵素であるアミラーゼ、リパーゼの値が高い。 3.超音波、CT、MRIなどの画像検査で膵臓に炎症が見られる。 炎症が起きた結果、膵臓が腫れたり、周囲に液体がたまったりも。 重症例では、膵臓の壊死や細菌感染が見られることもある。 膵臓の状態を把握するために画像診断も行い、造影剤に対するアレルギーがなければより詳細に患部を捉えられる造影CT検査を実施。 胆石など炎症の原因特定に役立てることもできる。 治療 直ちに入院の上、重症度を診断、ステージに合った治療を行う。 基本的治療は、絶飲食と十分量の輸液投与(点滴)。 痛みに対しては鎮痛薬を投与する。 重症度別に見ると、膵臓にむくみが見られる程度の軽症・中等症であれば、基本的治療によって数日~2週間で退院できる。 ただし、発症後3日までは重症に移行する可能性があるため、全身状態が悪化しないか注意深く観察する。 一方、重症例は全身の炎症反応によって血管内の脱水が著しく、循環障害を来しているため、軽症例以上に輸液が重要。 大量の輸液を経ても十分に尿が出ない場合は、血液浄化療法によって循環障害を改善する。 同時に、膵炎を引き起こしている酵素の活性化を抑制する目的で、タンパク質分解酵素阻害薬を点滴投与。 また、急性膵炎の最大の死因とされる敗血症などの感染合併症を防ぐため、膵臓や周辺器官に壊死が見られる場合は、抗菌薬を投与するほか、壊死した部位を取り除くための外科手術を行う。 なお、胆石性の場合は、内視鏡で胆石を除去することもある。 予防/治療後の注意 脂肪分の多い食べ物や大量のアルコールは、消化酵素の過剰な分泌を招き、膵管内の圧力を上昇させ、急性膵炎を引き起こすことがある。 中性脂肪の値が高い人は、急性膵炎のリスクが高くなることもわかっている。 よって暴飲暴食はせず、脂っこい食べ物は控え、バランスの良い食事を心がけること。 日常的に飲酒量が多い人は、摂取を控えることが予防につながる。 また、普段はあまり酒を飲まなくても、急に大量の酒を飲むと発症することがあるので注意が必要。 治療後は流動食から始め、少しずつ脂質を除いた普通の食事へと移行していく。 アルコールは厳禁で、炭酸飲料、カフェイン、香辛料など刺激の強い食品も控える。 退院後も食習慣、アルコールとの向き合い方を見直すことで、再発を防ぐ。 いずれの場合も、自分の身体の状態を知るため、そして病気の早期発見のため、定期的に健康診断を受けることが推奨される。 都道府県からクリニック・病院を探す 内科に対応可能なクリニック・病院を探すことができます。 北海道• 甲信越・北陸• 中国・四国• 九州・沖縄• 消化器内科に対応可能なクリニック・病院を探すことができます。 北海道• 甲信越・北陸• 中国・四国• 九州・沖縄•

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