製造過程上、鉄製のスキレット、ダッチオーブンは普通のフライパンや鍋に比べて、 必然的に分厚い鉄板になります。 この分厚い鉄板が調理上有利に働くわけですね! 以下鉄製のスキレット、ダッチオーブンのメリット、デメリットになります! 具体的なメリット• 蓄熱性が高く、余熱調理や保温が可能• 鉄のおかげで高温調理が可能(外がカリッと、中はふわっと等の調理が可能!)• 雰囲気があること• きちんとメンテナンスすれば非常に長く使えること などが挙げられます。 分厚い鉄板なので、 熱を保持しやすい(蓄熱性が高い)といったことが一番のメリットだと思います! 時間がたっても熱々の料理を食べられること、また余熱調理ができるのはとても嬉しいですよね! また、プロの料理人は鉄のフライパンを使うことが多いと思いますが、 鉄は他の材質にくらべ高温で調理可能なため、ただお肉を焼くだけでも味に違いが出るみたいですね! 後はやっぱり 雰囲気が出ますよね! 見栄えもワイルドになりアウトドアっぽさが増します! これは個人的にキャンプにおいて一番大事なことだと思います!(笑) さらに、後述のメンテナンスをしっかりすれば 一生使える調理器具でもあるんです! 具体的なデメリット• 普通のフライパンや鍋に比べて重いこと• メンテナンスが必要• 普通のフライパンなどに比べてもろいこと などが挙げられます。 鉄という材質でできており、かつ分厚いということで、どうしても 重くなってしまいます。 キャンプでは、なるべく荷物を少なくしたいのでこれは大きなデメリットと言えるでしょう。 また、普通のフライパン等は中性洗剤で洗って、布巾で水分をふき取る、もしくは自然乾燥…と後片付けが単純ですが、 スキレット等はそうもいきません。 鉄は空気に触れていると、空気中の酸素・水によって酸化し、サビてしまいます。 そのため、空気中の酸素・水に触れないように、 常に薄くオイルを塗る等(シーズニング)をしておかなければなりません。 まあ こ れは慣れればそんなに手間でもないです!(笑) また、 鉄製のスキレットやダッチオーブンを買った最初のときは、食用ではないサビ止め油が塗ってありますので、 洗剤で丁寧に洗い流したり、加熱して油を焼ききる等をし、さらに食用油を塗って油をなじませる作業をしなければなりません。 さらに、 鉄は急な温度変化に弱いため、熱々のまま冷たい水に突っ込んだりすると割れが入ることも… 扱いには少し注意が必要になります。 中性洗剤とスポンジで徹底的に洗う• 煙が出るまでガスコンロで加熱(コンロの熱探知でしばしば弱火になりましたが構わず加熱しました。 もう一度中性洗剤とスポンジで洗う• オリーブオイルを敷き、野菜くず(主にネギなどの香味野菜)を炒める• お湯を用いてスポンジで洗う• 最後にもう一度加熱、油をなじませるため、キッチンペーパーで油を薄く塗る といったように、シーズニングを行いました。 もしかしたらこんなに徹底的にやらなくてもいいかもしれませんが、ご参考までに! 通常時の使用後は• スポンジとお湯で洗う• 加熱しスキレット、ダッチオーブンについた水分を飛ばす• キッチンペーパーでオリーブオイルを薄く塗る といった流れです。 何回か使い、油がスキレット等になじんでくると、具材がこびりつくこともなく、スポンジで軽くこするだけで汚れが取れますので気持ちいいし、お手入れも思ったよりかなり簡単です! また、管理人が作った料理(パエリア、ステーキ等)は以下のとおりです! けっこうおいしそうじゃないですか?と自慢してみたり…(笑) まとめ スキレット、ダッチオーブンまとめて買っても約2500円で済む驚異的な安さで、安定した品質…! 一時期品薄になるほど人気商品だったみたいです! ぜひ、買美味しく楽しく調理して、またできれば写真も撮って飯テロをお願いします!(笑) また、スキレット、ダッチオーブンを使ったオススメのレシピ等があったら是非おしえてください! それではー!.
次のニトリのダッチオーブンは、直径19㎝の2人~3人用の物と直系24㎝の3人~4人用の2種類がありますIH・ガス火・オーブンにも対応しているので、家で料理をする際に使用するというこもできます。 ここがかなりの特徴で、Amazonで他のメーカー品を見てもIH・ガス火・オーブン対応を明言しているのはニトリのダッチオーブンだけです。 他のメーカー品よりもニトリのダッチオーブンは汎用性が高いようです。 直径19㎝のサイズが1,490円。 直系24㎝のサイズが2,490円となっており、それぞれ重さは約3㎏と約5. 36㎏となっています。 また、保証期間が1年ついているので初期不良があったとしても安心して対応できます。 一般的には、シーズニングとはスキレットやダッチオーブンを買って最初に行う油慣らしのことです。 新品のニトリ製のダッチオーブンは、錆止め用のワックスがかかっているので、ダッチオーブンいっぱいの水をしばらく沸騰させた後、中性洗剤でよく洗います。 この時、ダッチオーブンは高温になっているので火傷に注意です。 中性洗剤で洗い終わったら次は弱火でしばらく火にかけ、ある程度温まったら強火にし、空焚きで水と残った錆止め用のワックスを飛ばします。 熱していると白い煙が発生するので、ペーパータオル等で拭き、煙が無くなるまで熱して空焚きは終了です。 煙が無くなったら火を止めて、直ぐに食用のオイルを少量垂らし、キッチンペーパーと箸で薄く塗り広げます。 この時、軍手をすると更に安全に油を塗り広げられるのでおすすめです。 油を塗り終えたら自然冷却し、手で触れられるような温度になってから再び弱火から強火に熱していきます。 熱して油の白い煙が出なくなったら再び火を止め、油を薄く塗りこの作業を3回ほど繰り返します。 一番面倒と感じる作業ではありますが、ダッチオーブンを長く使うには欠かせません。 その後、野菜の皮やクズを炒めてダッチオーブン特有の鉄臭さを取り覗きます。 蓋も、裏面をフライパンの様にして使用し、鉄臭さを取り除きましょう。 最後に炒めた野菜を取り除き、ダッチオーブンに油を薄く塗って自然冷却してシーズニング終了です。 ダッチオーブンは艶のある綺麗な黒色になり、しばらく収納していても錆びつきません。 焼き芋の作り方と言えば、皆さんもご存知でしょうがダッチオーブンで作れば普通の焚火に放り込む焼き芋より数段美味しいものができます。 まずは、水分を飛ばすことで甘みが凝縮されるので、何にも包まずにダッチオーブンに芋を入れます。 この時、密閉性の高いダッチオーブンの蓋は少し開けて芋が蒸されないよう注意です。 また、焼き芋を甘くするには、焼き芋内の酵素が働き、甘みが増すように低温でじっくりと焼き上げるのもコツです。 ダッチオーブンは、上にも炭を置いて均一に熱を与えることができるので、上に載せる炭の量などで火加減を見つつ弱火で熱します。 加熱時間は、凡そ40分~50分かけてじっくり焼き、慣れないうちはダッチオーブンの開けてある蓋の隙間から芋の様子を見ると失敗がぐっと減ります。 燻製と言えばお酒に合うことで有名です。 ダッチオーブンなら簡単に燻製ができるので、キャンプ場での夜にお酒と燻製を食べて夜景や星空を見るという贅沢な時間も過ごせます。 まず、ダッチオーブンの底にアルミホイルを敷き、スモークチップが焦げ付かないようにします。 敷いたアルミホイルの上にスモークチップを敷き、その上にアルミホイルを軽く置くことで、食材の油がスモークチップに落ちて風味が落ちる事を防ぎます。 スモークチップの上に脚付きの網を置きます。 足が無いタイプの網の場合、アルミホイルを側面に詰める等で高さを作り、直置きを避けましょう。 ダッチオーブンを火にかけてスモークチップから煙が出てきたら食材を網の上に置いて弱火で加熱します。 この際、蓋を占めてしまうとダッチオーブン内の空気が無くなり、スモークチップの火が消えてしまうので蓋と本体の間に竹串などを噛ませ、僅かに隙間を作ります。 この状態で5~10分燻し、食材に色が付いたら完成です。 下ごしらえとして、まずは常温に戻した牛ロースのブロック肉に塩コショウをよく擦り込み下味をつけます。 次に強火で温めたダッチオーブンにオリーブオイルを敷き、最初に脂身、次に反対側と側面という順番でしっかりと焼き目を付けます。 串を刺し、好みの焼け具合を確認してから焚き火から下ろし、上に載せている炭も取ります。 お好みで塩レモンや柚子胡椒等をかけて食べるのがおすすめです。
次のダッチオーブンとは ダッチオーブンとは肉厚の金属製の鍋で蓋が付いているもので、その蓋に炭火を乗せられるようになっているものも多く、鍋の下と上から加熱できるように作られたものを指します。 アメリカの開拓時代にはすでに現在の形になっていたそうで、オランダからもたらされた物だと言う事です。 ダッチとは"オランダの~"という意味がある英語なんだそうです。 言葉の意味はともかく、アウトドア料理では持っているととても便利な道具で、この鍋一つで煮る、焼く、蒸す、揚げるなどの料理をすることができます。 鋳鉄(鋳物)の物が一般的ですが、ステンレス製の物や鉄板を圧延して作られた物もあります。 何れのタイプも厚みがある為、重量もかなりのものになりますが、この重量のおかげでしっかりと鍋に蓋ができます。 このことで内部を密閉することができ、圧力を高めることにつながりますので、圧力鍋に似た機能も持っています。 また、独特な形状の蓋はひっくり返してフライパンとして使用することもできます。 肉を焼いたり、野菜などの炒め物にも使うことができます。 参考までに我が家で使っているダッチオーブンは12インチがWOOLRICH、10インチ・8インチはコールマン、もう一つキャプテンスタッグの8インチがあります。 WOOLRICHの12インチダッチオーブンです。 初めて購入したのがこれです。 を作る場合にちょうど良い大きさです。 このブランドのダッチオーブンはもう販売されていないかもしれません。 ネットで検索してもオークションの中古しか見かけなくなりました。 鋳鉄で作られたもので、価格も安くてとても良い商品です。 最近のダッチオーブンはシーズニング済の物も多いですが、これを購入した時は使う前に自分でシーズニングしました。 だから価格も安かったのだと思います。 コールマンの10インチダッチオーブン。 我が家ではメインとして使っているのがこのサイズになります。 これも鋳物タイプのダッチオーブンです。 重さは約6kgあり普通の鍋とは比べ物にならない位重いですがこれが特徴でもあります。 直径が約25センチで取り扱いやすいサイズでもあります。 足のついていないタイプなのでキッチンでも使えます。 コールマンの8インチダッチオーブン。 二人分の調理にぴったりのサイズです。 丸ごとのローストチキンなどは不可能ですが、手羽先や手羽元などのサイズの小さいローストチキンや、少量の煮物料理・揚げ物に最適です。 小さいサイズにもかかわらず蓋の上に炭火を乗せられる構造になっているのも気に入っている所です。 やはりこれも鋳物タイプのダッチです。 これも足のないタイプでIHでも使うことが出来ています。 材質別のダッチオーブンの特徴 鋳物(鋳鉄製) 鋳物と言えば南部鉄器が有名ですが、基本的に作り方は一緒で、高温で溶かした鉄を型に流し込んで作られるものです。 我が家のダッチオーブンもこのタイプのものでして、元祖と言っても良いと思われます。 メンテナンスは少し面倒なのですが、手間のかかるところに魅力があるのもこのタイプの特徴で、使い込むことで真っ黒になっていきます。 真っ黒になって黒光りしているダッチオーブンの事をブラックポットというそうで、キャンパーのステータスにもなっているとかいないとか・・・・ ステンレス製 鉄製と比べて錆びることがないのでメンテナンスが超楽なのがこのタイプ。 また、煮物を作ったとき鉄鍋の場合、いつまでも鍋に入れたままにしておくと、鉄分が食材と反応して煮物が黒くなってしまう場合がありますが、ステンレスはこれがありません。 ですので、煮物メインならステンレス製が良いかもしれません。 このタイプは一枚のステンレスの板をプレスして作っているそうです。 錆だけではなく、衝撃や温度変化にも強いとの事で、扱いやすさで選ぶならこのタイプが良いかもしれません。 黒皮鉄板製 1枚の鉄板を高温の状態で圧延して作るそうで、その工程で真っ黒な黒皮鉄板になるそうです。 1枚の鉄板から作られるので衝撃に強いのが特徴との事です。 鋳物タイプの場合熱い状態のダッチオーブンにいきなり水を入れるのは厳禁とされています(急激な温度変化で割れちゃうとか・・・)が、この黒皮鉄板の場合推奨はされていませんが、鋳物タイプより急激な温度変化にも強いそうです。 また、錆にも強い様で扱いやすさはステンレス製に次ぐと思います。
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