そっけ ない 楽譜。 楽譜が読める(読めない)とはどういう意味?そして楽器の演奏が出来るとは?

楽譜になっていない曲を楽譜にしてもらう方法

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表現上の音程の幅 例えば、導音は高く取っても良いのはご存じですか?この高く取る時の幅が「表現上の音程の幅」です。 この人はヴァイオリンの先生なのだそうです。 DCisDCisDCisという音形がありますが、このCisはもう少し高く取り得ます。 次にHAisHAisHAisがありますが、このAisはDCisと同じ幅で取るべきなので、Aisはもっと高いはずです。 この人は、そのことを少しだけ感じているので、低すぎたAisに合わせて、次のHを低めにして調整しようとしています。 でも元々音程が悪いので、辻褄が合いってません。 こういった「どんな音程を取りうるか?」というのが、表現上の音程の幅です。 楽譜をよく見ると、こんな事は解ります。 多くのピアノ弾きはそんなことを考えても解りませんし、ピアノは固定された鍵盤の音程なので無意味です。 解らない人には永遠に解らないから、幼少期からの訓練と、才能です。 楽譜には、解釈の幅があります。 幅を逸脱すると、「駄演」ということになってはいますが、必ずしもそうでも無いのが、クラシック音楽です。 逆説的に考えると、クラシック音楽は、どれだけ解釈の幅を追究するか、という事だとも言えます。 極端な例としては、楽譜を改変して演奏してしまう、ストコフスキーの様な人もいました。 ストコフスキーの場合は、改変があからさまなので、「編曲」と書かれている場合もあります。 上手なピアニストが音階部分を弾く時、長調で主音に対する長三度上を強く、短調の主音に対する短三度上で弱く弾いて、メロディックな雰囲気を出す場合もあります。 また、導音を強く(弱く)弾いて音の方向性を示す、こんなのが上手なのが、ホロヴィッツでした。 表現上の音程の幅、という場合は、普通は「楽譜通り」が大前提でしょう。 半音違えば、演奏のミスでしょうね。 これで、独特の「甘い」「ロマンティック」な感じが出てくるのだと思います。 そのことを弟子に教えてみたが、やたら高くなってしまってダメだった。 」と言っていたのを思い出します。 現代のフルートは音程を正確に出せるような仕掛けがしてあります。 それに対して古楽器のフルートはそれほどでもない。 現代の楽器で吹いたのと比べると、ちょっと音が外れているような感じがあります。 それが、魅力といえば魅力ですね。 そういう調子外れの笛をつかって「あしらって吹く」という表現があるそうです。 おそらく、質問者さんは、音程の不確かな楽器の演奏をしたことがないのでしょう。 小生は、そんなに耳がいいとは思いませんが、 フルートを吹いていたため、音程に敏感になったのだと思います。 しかし、リコーダーを吹くと音程はめちゃめちゃです。 小生がギターを弾いていると、調律ができていない、と怒ります。 そのくせ、リコーダーを吹かせると、でたらめです。 以上、素人の例なんですが、こういう違いがあります。 楽譜どおりかどうか、という問題ではなくて、例えばスタティックな和音の構成要素としての個々の音程と、前後へのモーメント・ベクトルをもった旋律内の要素としての音程は、同じようでいて同じでない、ということです。 そこから、測定値、みたいな意味で平均律から導き出された音程には正確に一致しないところに、楽音として適当な、または、よりよい音程が存在し得る、ということになり、この選択可能な誤差範囲みたいなものが表現上あり得る、あるいは、より表現を豊かにし得る「音程の幅」ということになります。 確かにピアノのような楽器では、調律からいじらなければ、自分ではどうにもならない部分ですが、アンサンブルでは念頭に置く必要があります。 でも、それだと弦楽器の音は物凄く気持ち悪い キーンとした響きになるのです。 つまり「駄演」です。 いくら楽譜を詳細に検証したとて それをそのまま再現するだけで終わってしまっては 検証の意味も失われますし、つまらない演奏に終始するだけです。

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楽譜がスラスラ読めない、楽譜をスラスラ読めるようにする方法って? part 1

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前回はについて書きました。 今回は「楽譜があまり読めない、なかなか弾けない」とはどのような状態か、何が原因なのか、特に「楽譜があまり読めない」についてじっくり書いていきます。 ここはアコーディオンのサイトですが、この記事や関連記事はアコーディオン以外の楽器の習得に悩んでいる方にも参考になると思います。 「読める、弾ける」に対して種類豊富な「読めない、弾けない」 「楽譜が読めて弾ける」状態がどのようなものか、おさらいしておきましょう。 楽譜が読めて弾けるとは、 ・楽譜の指示が分かる ・音を聴いて分かる ・楽器の操作が分かる この3つが揃っていること。 音の高低については 楽譜に書いてある位置 - 音の名前 - 楽器の音の鳴る場所 - 聴いて確認した音 この4つが一致しています。 リズムに関しては、 拍に合わせて音をのばしたり、刻んだり、休んだりでき、今何拍目かを常に把握しています。 リズムを楽譜から読み取ることもできます。 この状態であれば、実力相当の曲ならば多少の練習であまり苦労なく弾けます。 これらの要素のうち1つでも抜けると楽譜がなかなか読めない状態になります。 1つ抜けているか、2つ抜けているか、3つ抜けているかは人それぞれで、その組み合わせも人それぞれです。 加えて楽譜を読むことに関しては要素が多く、弾ける状態に対して弾けない状態は非常に種類豊富です。 弾けない理由は豊富、しかしそれに対して現れる行動は似てきます 以下のどれか か、複数に当てはまる場合は、「楽譜が読めて弾ける」要素の何かが抜けています。 ・知っている曲しか弾けない ・手本演奏が必要(つまり知っている曲しか弾けない) ・全ての音にドレミ…を書き込む ・音符を読むとき、鍵盤を探すとき、いつもドから数える ・全ての音に指番号を書き込む ・弾き始めの音を探すときに時間がかかる ・練習の始めは曲を思い出すために何回か弾く ・弾ける曲でも楽譜をドレミで読み上げられない ・曲の途中から弾くことは難しい、またはできない ・片手ずつ弾くとかえって分からなくなる ・新しい曲を覚えるのに時間がかかる ・弾いたものが合っているのか自信がない ・弾けていた曲も忘れてしまうともう弾けなくなり、一から覚え直しをする必要がある なかなか読めない弾けない問題を引き起こす主な原因 ある程度練習しているにも関わらず、なかなか楽譜が読めない、弾けないような場合、認識の問題であることがほとんどです。 これらは頭の中のことであるので、周りの人間が原因を見つけ出すことが難しく、これがなかなか読めない弾けない問題の解決を困難にしています。 以下は主な原因です。 原因がひとつの方もいれば複数該当する方もいます。 ・ドレミファソラシドの順序を把握していない、途中から唱えられない(英音名も含む) ・楽器の各位置を把握していない ・音名を頭の中で唱えていない(ドレミで歌っていない) ・音符、休符の種類、拍、拍子をしっかり理解していない、または抜けている ・頭の中で音が鳴らない ・何回聴いてもよく分からない(心理的な原因) 以下、これらについて詳しく書くと共に、改善方法も併せて書いていきます。 ドレミファソラシドの順序を把握していない、途中から唱えられない 「ドレミファソラシド」を知らないなんて、まさかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし「ソから順番に上がって唱えていってください」「ファから順番に下がって唱えていってください」とお願いすると途中で詰まってしまう人は案外といます。 特にドを跨いで下がるとき、繰り下がりの引き算でひっかかるようにうまく出てこない方がいます。 あと隣ではない音、2つ3つ離れている音がすぐに分からないという場合もよくあります。 そのような方によく見られる行動としては ・音符を読むとき、鍵盤を探すとき、いつもドから数える という行動が挙げられます。 楽譜を読むときに1音1音ドから上昇して数える、「ドレミファ……ソ、次の音は……ドレミ……ファ」という具合です。 この場合ですと、ソ-ファという流れが掴めていませんね。 そしていちいち数えるのは大変なので ・全ての音にドレミ…を書き込む こともします。 鍵盤を探すときもいつもドから上昇して探す、「ドレミファソラ……シあった!」とやっている場合は、楽器の操作もなかなか覚えられません。 改善方法 色々な音から上昇・下降で唱える *** アコーディオンの場合、左手コードは英音名を使うため、イタリア音名と英音名の対応は必須です。 左手側ボタンの位置がなかなか覚えられない人は、英音名をまず覚えましょう。 改善方法 英音名も覚える その他、音名(おんめい)でのつまずきをに書いています。 楽器の各位置を把握していない 鍵盤やボタンの配列をしっかり覚えておらず、指がすぐに置けない状態です。 このような方の特徴に ・弾き始めの音を探すときに時間がかかる が挙げられます。 楽譜から音名が読み取れていて、楽器の位置を把握していないだけならば位置を覚えていけばいいだけなのであまり問題はありません。 しかしこれに加えて「 音名を頭の中で唱えていない」場合は、深刻な読めない弾けない問題を引き起こすので注意が必要です。 位置を表す呼び名(音名)が無いためです。 聞いた音の高低は分かっていても、それの呼び名(音名)がないため楽譜や楽器の位置と対応できません。 頭の中でのことなので、発見が遅れたり、永久に発見されなかったりします。 外からの指摘が無いとまず気付けません。 「え!? 音の名前を?! 言うんですか!?」 と大変に驚かれることもよくあります。 音名を唱えないと、楽譜が読めて弾ける人がしている 楽譜に書いてある位置 - 音の名前 - 楽器の音の鳴る場所 - 聞いて確認した音 の一致ができません。 このような方によく見られる行動としては ・知っている曲しか弾けない ・手本演奏が必要(つまり知っている曲しか弾けない) ・全ての音に指番号を書き込む ・弾き始めの音を探すときに時間がかかる ・練習のはじめは曲を思い出すために何回か弾く ・弾ける曲でも楽譜をドレミで読み上げられない ・曲の途中から弾くことは難しい、またはできない ・新しい曲を覚えるのに時間がかかる ・弾けていた曲も忘れてしまうともう弾けなくなり、一から覚え直しをする必要がある が挙げられます。 これらの症状が複数出るのも特徴で、これは音名の代わりに指の運動で覚える為です。 音名を唱えているという方でも「始めは楽譜を読むけど、覚えてきたらあとは感覚で弾けるので音名は唱えない」という方は、「音名を唱えていない」に該当します。 音名は常に唱えるものです。 音名を唱えていない方は大抵「なんとなく弾いている」「感覚で弾いている」「勘で弾いている」とおっしゃいます。 厳しいことを言いますが、その なんとなく弾き、感覚弾き を続けている限り、きちんと楽譜が読めて弾けるようにはなりません。 これに該当しないと思っている方の中にも 左手の楽譜 - へ音記号が読めない 英名とイタリア音名を関連付けて覚えられない(正直今更そんな面倒くさいことをしたくない) という人がたぶんいると思います。 この場合もなんとなく響きを聴いて右手と合っているか確認し、指の運動で覚えようとします。 そのため ・左手の位置を探すのに時間がかかる のに加えて ・右手と一緒じゃないと弾けない ことがほとんどです。 講師に「左手だけ弾いてください」に言われたときに、初めて楽譜を読む時のように音符を数え始めることも珍しくありません。 初級のうちはそれでも弾けるでしょうが、左手に8分音符が出てきたり、対位ベースが出てくると途端に進めなくなります。 「いつまでも左手が覚えられない」「右はいいけど左は弾けない」という方は、このように左手の楽譜を読んでいないことが多いので注意です。 改善方法 常に音の名前を唱えながら弾く 練習の仕方については、さらに詳しくに書いてあります。 音符・休符の種類、拍、拍子をしっかり理解していない、または抜けている 楽譜から音の名前が分かる、楽器の操作も覚えている、けれど ・楽譜を見てもどんな曲か見当がつかない ・両手で合わせるのが難しい ・弾いた曲が合っているのか今ひとつ確信が持てない このような場合は、音符や休符の種類、拍、拍子をしっかり理解していない、または抜けている可能性が高いです。 音の高低は楽器の押さえる位置との関わりもあって覚える方が多いのですが、なぜか音符・休符の種類と拍と拍子は適当になる方が多いのです。 初級のうちに手本で聞いたとおりになんとなく弾けていた方も、拍や拍子の理解が無いと、休符やシンコペーションが出てきたときにリズムが大崩れしてしまいます。 改善方法 拍と拍子を理解する、拍を数えながら弾く 拍、拍子の問題は、そこそこ弾ける場合は原因に気付きにくいのですが、曲の完成度にも関わってくる問題なので、早めに気付いておきたいですね。 拍と拍子に対するよくある間違いをム編に詳しく書きましたので、心当たりのある方はこちらもお読みください。 頭の中で音が鳴らない 2020年5月13日追記しました。 聴覚イメージ(頭の中で音を鳴らす、歌える)ができているか、という話ですが、すでにやっている方にとっては「何を言っているのだろうか、それが無いと弾けないじゃないか」と思われると思います。 聴覚イメージが弱い(頭の中で音が鳴らない、歌えない)方は色々なことで苦労している可能性があると私はみています。 聴覚イメージは指の動かし方を指示することや曲を覚えることと繋がっています。 シューティングゲームのように見る押す、見る押す、という弾き方をしている場合はこの聴覚イメージがあるかどうか、ご自分を観察してください。 聴覚イメージが弱い場合、これを育てるには「思い描く(イメージする)」というぼんやりとした方法になりますが、聴いて、イメージすることが大事です。 ひどい音痴である場合、音の高低がどういうことかよく分からないという場合もこの聴覚イメージが弱い可能性があります。 下の「何回聴いてもよく分からない」状態を引き起こすこともあります。 何回聴いてもよく分からない 自分が弾いた音を耳で聴いても、合っているのか間違っているのかが分かりません。 どれくらい分からないかいうと、何回聴いても分かりません。 そのため、楽譜を読み間違えていても自分では気付けません。 「違っているから確認してね」と手本を聞かされても自分が弾いたことと、どこがどう違うのかが分かりません。 このような方の場合は今までに挙げた問題を併発していることがほとんどです。 音の高さもリズムも、耳で聴いて確認できないために楽譜の読み方が合っているのかどうか確信が持てませんし、楽器の音の位置も合っているのかどうか確信が持てません。 それでも楽器に挑戦されている場合は強い意志で始められていますので、努力・工夫を惜しまないのも特徴です。 全ての音にドレミを書き込む 全ての音に指番号を書き込む 確認手段が乏しいために独自の努力をされる方も多く、 自分なりの印を楽譜に書き込む 鍵盤やボタンに目印をいくつも貼る 音の数え方に独自ルールがある まれに 独自の記譜方法で別に書き起こす があります。 耳で聞くのも音名で確認するのもあやしいので、指の運動で覚えるしかなく 途中で止まると弾けなくなる のも特徴です。 聴覚イメージが育っていない可能性もありますが、心理的な問題が大きいと私はみています。 頻繁に「聴いても分からない」と訴える方に聞き取りをすると、 音楽の授業やカラオケなどで嫌な思い出がある 身内からリズム音痴、才能が無い、音感が悪い、等々 言われた 過去に何かしら嫌な思いをされています。 それに対して 才能がないから仕方ない リズム音痴だから仕方ない 音楽とか全然関係の無い家で育ったから仕方ない という自己防衛をとることが非常に多いですね。 始めは弾けないから嫌な目に遭ったのかもしれませんが、嫌な目に遭ったから余計に弾けなくなっていったのです。 酷い場合には「いくら頑張ったって駄目でしょう、こんな生徒」、「才能が無いってはっきり言ってくれませんか」と強い自己否定に陥っている場合もあります。 そのような方々にレッスンをしていて感じるのは、「聴いても分からない」というより、「もう聴きたく無い」という拒否の気持ちです。 聴いても分からないなら聴かなきゃいい、という感じでしょうか・・・ この場合は、他の学習課題よりも心理的な問題を解決する方が先です。 このことについては長くなりますのでに書きました。 お心当たりのある方はお読みください。

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楽譜が読めないと絶対に損をする理由

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楽譜はどうしてできたのか? 楽譜のようなものは紀元前2世紀頃にはすでにあったと言われています。 しかしこれは現在のような5線で表されているものではなく、音の高さが何となくわかるように文字や記号を用いて表したものでした。 これは現存する最古の楽譜で古代ギリシャのものです。 私たちが楽譜と言われて想像するのは5線譜だと思いますが、全く違う記譜の仕方だったというのがわかると思います。 これを5線譜に書き換えると下のようになるそうです。 しかし、これが本当に正しいのかどうかはよくわかりません。 このような楽譜ができる前というのはどうしていたのかというのと、口伝えをしていました。 人が演奏しているのを聴いて、真似して記憶し、また人に伝えるということを繰り返していました。 伝言ゲームを想像して頂くとわかると思いますが、聞いたことを正しく理解し、正しく次の人に伝えるというのはとても難しいですよね。 その時はちゃんと真似できていたとしても時間が経ってから演奏しようとしたときに正しくできるのかはよくわからないですよね。 初めは単純な旋律だったと思うので伝えることができたかもしれませんが、規模が大きくなっていったり、旋律が複雑になっていったりすると正しく理解し、正しく伝えるということは難しくなってきます。 正しく記憶することが難しくなってくると、書き留めておきたくなりますよね。 後から見返してもわかるように、文字や記号を使って書き記していったというのが楽譜の始まりです。 最初は5本線ではなかった 古代ギリシャの楽譜について先ほど書きましたが、現在の楽譜とは全く違いましたよね。 古代ギリシャの楽譜は現在の5線譜の記譜法とはあまり関係がありません。 しかし、古代ギリシャに似たような記譜の仕方をしているものが日本にはあるんです。 それは日本の伝統的な楽器である箏や三味線の楽譜です。 古代ギリシャと同じように文字や数字、記号を用いて表しています。 これらの日本の伝統的な楽器というのは西洋音楽のように共通の楽譜というわけではなく、それぞれ独自の楽譜で書かれています。 古代ギリシャの記譜法がルーツになっているわけではないと思いますが、音楽を残したいという気持ちは時代や国が違っていても同じなんだなと感じます。 さて、現在の5線譜はどのようにして生まれたのでしょうか? 初めから5本の線があったわけではありません。 最初は線がなく、古代ギリシャの楽譜のように記号で表していました。 現在の5線譜のルーツとなっているのは古代ローマ時代の記譜法です。 この時代に記譜法は大きく発展しました。 記譜法の他にもローマ帝国の国教として認められたキリスト教もローマ帝国の拡大に伴い、急速に広まっていき、大きな発展を遂げました。 キリスト教では典礼の際などに聖歌を歌います。 キリスト教と音楽は切り離せないもので、楽譜や音楽の発展にキリスト教は大きくかかわっています。 9世紀頃には音の上がり、下がりを線で表したネウマという記譜法ができます。 このネウマでキリスト教の聖歌は記録されました。 楽譜に記すことで記憶違いをすることなく、みんなが共通して正しく歌えるようになりました。 音の上がり下がりが線で表されたネウマ譜では音の上がり下がりは理解できますが、きちんとした音の高さやリズムを表すことはできませんでした。 この楽譜では旋律を知っている人はネウマ譜を見て歌うことは可能ですが、全く聴いたことのない人は音の高さや音の長さがはっきりとわからないため、正確に歌うことはできなかったのではないかと思います。 もっと正確に音の高さがわかるようにと横線を書くようになりました。 最初は1本でしたが次第に本数が増えていき、11世紀頃には4本線になりました。 線が書かれるようになった頃、音部記号も書かれるようになり、音の高さなどを四角で表すようになります。 この記譜法で音の高さを示すことが出来るようになりました。 その後、音の長さがわかる定量記譜法という記譜法が出来ました。 この様にリズムまでわかるように楽譜に書きこむことができるようになったのは13世紀後半になった頃でした。 多くの記譜法が試され、改良が繰りかえされて現在のような5線や音符に落ち着いていきます。 すぐに現在のような5線や音符になった訳ではなく、ここにたどり着くまでには様々な試行錯誤があったのです。 楽譜にすることができなかった頃は全て記憶するのが当たり前でしたが、覚えるのにも限界があります。 楽譜にしておくことができるようになったということは曲をたくさん作っても演奏してもらえるということです。 このことは聖歌がたくさん作られていくきっかけになったと思います。 キリスト教がもし典礼に音楽を用いていなかったり、伝えていくことに消極的だったりしたとしたら、もしかすると、現在のようなわかりやすい記譜法には行きついていなかったかもしれませんし、西洋音楽はこれほどまでに発展していなかったかもしれません。 音部記号とは音の高さを決めるもの 知っている音部記号を答えて下さいと質問したとすると、多分皆さんはト音記号、ヘ音記号と答えて下さると思います。 もちろん正解です!中にはもう1つハ音記号と答えて下さる方もいると思います。 この3種類で正解です。 先ほどネウマ譜などについて書きましたね。 音部記号もその頃に出来ました。 まず初めにファの音がわかるようにするために1本線が引かれるようになり、その次にドの音を示す線を書くようになりました。 よりわかりやすくするためにファを示す線には赤、ドを示す線には緑の色をつけていたようです。 それが次第にアルファベットでF(ヘ音記号)、C(ハ音記号)と表すようになります。 ト音記号はというと実はこの2つの記号よりも後に出来た記号で、アルファベットではGと表されていました。 このアルファベットのF、C、Gが図案化され、現在の形になりました。 この3種類の記号は音域によって使い分けされており、ト音記号は高音部、ヘ音記号は低音部、ハ音記号は中音部を表すのに適しています。 もうだいたい見当がついていると思いますが、この3種類の記号の前に「ト」とか「ヘ」とか「ハ」とついているのは、その音の位置を決める記号ですよということです。 「ト」はドレミでいうと「ソ」の音のことです。 「ヘ」は「ファ」の音で「ハ」は「ド」の音のことです。 音部記号には書き方というのがあって何番目の線から書き始めるというルールがあります。 それぞれの記号はどのように書かれているのか見ていきましょう。 ト音記号は下から2番目の線から書き始めるのですが、そこが「ト」の音、つまり「ソ」の音になりますよということです。 ヘ音記号は上から2番目の線から書き始めて、2つの点は同じく上から2番目の線を挟むようにして書きます。 この上から2番目の線のところが「ヘ」の音、つまり「ファ」の音になりますよということです。 ハ音記号は真ん中の線から書き始めます。 この真ん中のところが「ハ」の音、つまり「ド」の音ということです。 現在ではこの3つしか通常使われません。 現在ではほとんど使われることはありませんが、昔はこの3種類の記号の書き始める位置を変えて読み替えをしていました。 1番下の線から書き始める小ヴァイオリン記号と下から2番目の線から書き始める 高音部記号(ヴァイオリン記号)の2つです。 1番下の線から5番目の線まで書き始める位置をずらして書きました。 下から3番目の線から5番目の線まで書き始める位置をずらして書きました。 音部記号を書くときには書き始める場所をちゃんとしないと音の読み方が違ってしまいます。 適当に書かないように注意して下さいね! 5線譜は初めからあったわけではなく、色々と変化しながら現在の姿になりました。 この記譜法になってから何百年も経ちますが、現在でも変わることなく使われているというのはすごいことだなと思います。 現在の記譜法は完璧だと私は思いますが、これからもし変化が来るとするならばどんな記譜法が出てくるのでしょうか? これまでにない楽器が発明されたりしたときには、もしかすると新たな記譜法が出てくるのかもしれません。 そんな機会に出会うことが出来たらきっと面白いでしょうね。 音の上がり下がりを書き表せるようになる 2. 音の高さを書き表せるようなる 3. [ or ],.

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